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21/09/28(火)22:22:18 泥の期限 のスレッド詳細

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画像ファイル名:1632835338248.jpg 21/09/28(火)22:22:18 No.850796976

泥の期限

1 21/09/28(火)22:23:53 No.850797739

「ン、ペリアス卿か」 「ぴっ!?」 ペリアスは恐怖した。呼びかけられた声には例えることなど能わぬ王気が満ちていた。 こんな浮かれた格好を見られれば良くて裁判、悪くて刑死。 後ろから呼びつけられギギギと油の足りていない機械のように振り向いてホアアアアアアア。 そこにおわすはその威風凛々たる気配のみでさえ見紛うはずもなき我が王、然してその頭頂部には兎耳。そして本来人間の耳があるところには熊耳。 バニーで水着なのでバニースーツにしてはやけに露出の多い格好。白を基調に統一された嫣然たる装いに身を包んだ我が王の慎まやかで清楚な体躯は逆に唆るものがあり罪。 聖剣の代わりにステッキを突き立て仏頂面でいらっしゃる我が王はまことにお可愛らしくペリアスは雄々しく死んだ。 「ペリアス卿。何故鼻を押さえて倒れた」 「わ、わがおう…しろい、おう…」 ペリアスの指の間から鮮血が滴っていく。小首を傾げた王は似たような格好をしたパーシヴァルに問うた。 「ペリアス卿はどうしたと見える、パーシヴァル卿」 「我が王よ、ペリアス卿はある種の病気かと」 「左様か。身体を厭えよペリアス卿」 パーシヴァルは苦笑するしかなかった。

2 21/09/28(火)22:26:11 No.850798785

急に来た…

3 21/09/28(火)22:42:16 No.850806114

このままZero企画潰れるのは惜しいからなんとかしてほしい

4 <a href="mailto:謎の監督">21/09/28(火)22:42:21</a> [謎の監督] No.850806165

重ね重ねいいますがZEROっぽい企画の延長した締切が明日です 埋まらなかったらもう一度だけ延長しますがそれでもだめな場合 残念ながらこの企画には需要がないと判断し応募者には悪いですが成立失敗としてこの世から跡形もなく消滅させ過去は永遠に闇に葬り私は静かなる安寧を得ます

5 21/09/28(火)22:44:03 No.850806949

次の延長って何日程度延長されるの?

6 21/09/28(火)22:46:46 No.850808212

……1人で何人も泥投げるんは流石にダメかな…

7 21/09/28(火)22:47:06 No.850808371

苦しいならやめていいと

8 21/09/28(火)22:47:22 No.850808502

>……1人で何人も泥投げるんは流石にダメかな… 負担が増えることをよしとするならアリではあると思う でもきっと大変だぜ

9 <a href="mailto:謎の監督">21/09/28(火)22:48:30</a> [謎の監督] No.850809020

>次の延長って何日程度延長されるの? 日曜まで(+4日間)or1週間の予定です

10 21/09/28(火)22:49:18 No.850809407

そういえば南米も今日締切だ…

11 21/09/28(火)22:49:21 No.850809441

ちょっと数レスもらっていい?

12 21/09/28(火)22:49:35 No.850809553

鯖は セイバー ライダー ランサー キャスター キャスター バーサーカー か…

13 21/09/28(火)22:49:40 No.850809588

イイヨ

14 21/09/28(火)22:49:58 No.850809727

いいよ怪文書見ながら考える

15 <a href="mailto:1/3">21/09/28(火)22:50:17</a> [1/3] No.850809866

>すぐには書けないけどネタくれるなら書いてみようか >じゃあ耳 「……ほ、本当に開けちゃっていいの?」 「うん、お願いするよ」 不安そうな表情を浮かべる海深に、信頼の眼差しでピアッサーを手渡した。 事の発端は今朝。珍しくオフの日ができたから洋服を見に行こう、と海深がデートに誘ってきた。 特に断る理由もなく、むしろ海深との交友を深めるいい機会だと僕は二つ返事で了承した。 そうしてショッピングモールを訪れ、歩き回りながらあれこれ見ていた時、ふと、それが目に映った。 「体に穴を開けてまで飾るだなんて、女の子のオシャレへの情熱は物凄いね」 ピアス。生前のギリシャにもあったかもしれないけど、つける機会が無かったもの。 こういうものもあるのかと眺めていると、その様子を見た海深が、思い立ったが吉日と言わんばかりにピアッサーも合わせて有無を言わさず購入し、プレゼントしてくれたのだ。 興味があったのは事実だし、信頼する人物からの贈り物とあっては身に着けない理由はなかった。 けれど、一つだけ誤算があったとすれば。

16 <a href="mailto:2/3">21/09/28(火)22:50:30</a> [2/3] No.850809972

「こういうのって、自分でやったほうがいいと思うんだけど……」 「そこを何とか頼むよ。正直、失敗しない自信がないんだ」 ただ耳に付ければいいのではなく、きちんとした手順でまず穴を開けなければならないこと。 「誰かに傷つけられることには慣れてるけど、自傷はちょっと勝手が分からなくてさ。  僕は力が強いから、痛みで力んでこれを壊してしまう、なんてことがあったら悲しいし」 替えが利くものだとしても贈り物を台無しにしたくないんだ、と付け加えると、しょうがないなあ、と海深はピアッサーを受け取ってくれた。 「それじゃあ、ちょっとだけじっとしててね」 「うん。よろしく頼むよ」 目を閉じてその時を待つ。髪をかき分けようと海深の手が耳に触れて思わず、んっ、と声が漏れてしまったけど、それでも体は震わせずじっと待つ。 そしてピアッサーが耳に宛がわれて、少しの静寂の後。 ぱちん、と音が鳴った。

17 <a href="mailto:3/3">21/09/28(火)22:50:41</a> [3/3] No.850810066

「……綺麗だね、これ」 鏡に映る僕の、耳に付けられた翡翠のピアスを見て思わず呟く。 女性らしさというものにとんと理解のない僕でも美しいと思うほどに、それは耳元で小さく輝いていた。 現代の女の子たちがオシャレに心血を注ぐわけがちょっとだけ分かった気がする。 「……あ、言い忘れちゃってたけど。開けたばかりのピアスホールは塞がりやすいから注意だよ。  特にセイバーさんの体は普通の人より凄いから、もしかしたら10分外しただけでも危ないかも?」 「それは大丈夫かな。せっかくくれたプレゼントを外す気はないし」 それに、と付け加えながら、ピアスを付けた耳たぶを指で撫でる。 「海深がつけてくれた傷が消えるのは嫌だからね」 そう僕が言うと、海深は何とも言えない表情で、そういうところだよ!と言いながらぽすぽすと僕のお腹に軽く拳をぶつけてきた。 何か怒らせることを言ってしまったかなとも思ったが、彼女の表情や声、拳に怒りの感情は篭っていなかった。 むしろ好意にも似た暖かい気持ちを感じて、どうしてか僕はそれを嬉しいと感じて。 僕は自然と微笑んでいた。

18 21/09/28(火)22:54:00 No.850811599

性的な隠喩ですよ!これは!

19 21/09/28(火)22:58:50 No.850813594

テセ梅キャンペーンがここのところ立て続けだ これは罠だな

20 21/09/28(火)23:02:08 No.850814898

このあとベッドインですよ!!これは!!

21 21/09/28(火)23:10:16 No.850817777

ピアスはダメですよピアスは やはり梅村はいやらし署長なんですね

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