21/09/28(火)20:25:33 国境の... のスレッド詳細
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21/09/28(火)20:25:33 No.850744735
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。 これは川端康成の「雪国」の書き出し 書き出しがかっこいいとそれだけで素晴らしい小説のように思えてくる 「」秘蔵の書き出しのかっこいい小説教えなさいよ
1 21/09/28(火)20:26:26 No.850745066
短く簡潔な文章なのに表現が豊かだと賢そうに見えるよね
2 21/09/28(火)20:27:04 No.850745345
なんでこの内容でそのスレ画なんだよ!?
3 21/09/28(火)20:28:03 No.850745777
山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
4 21/09/28(火)20:28:37 No.850746009
書き込みをした人によって削除されました
5 21/09/28(火)20:29:16 No.850746293
>なんでこの内容でそのスレ画なんだよ!? ランダムで選んだらこうなった 気にしないで
6 21/09/28(火)20:29:45 No.850746493
吾輩は猫である。名前はまだない。
7 21/09/28(火)20:30:35 No.850746836
エヌ氏は恐怖した。
8 21/09/28(火)20:30:39 No.850746858
春が2階から落ちてきた
9 21/09/28(火)20:30:54 No.850746951
前回までのあらすじ
10 21/09/28(火)20:31:01 No.850746984
やれやれ俺は何処にでもいる一般的な高校生だが
11 21/09/28(火)20:31:15 No.850747096
199X年、世界は核の炎に包まれた!
12 21/09/28(火)20:31:50 No.850747338
子供のころからの無鉄砲で損ばかりしてゐる。
13 21/09/28(火)20:32:00 No.850747406
しずかは激怒した。かならず、かの暴虐なるたぬきを除かねばならぬと決意した。
14 21/09/28(火)20:32:16 No.850747503
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
15 21/09/28(火)20:32:40 No.850747684
人間、失格。 最早私は完全に人間ではなくなりました。
16 21/09/28(火)20:33:01 No.850747832
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧さえつけていた。
17 21/09/28(火)20:33:10 No.850747884
姉さん、僕は貴族です。
18 21/09/28(火)20:33:12 No.850747893
隴西の李徴は博学才穎
19 21/09/28(火)20:33:28 No.850748011
高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。
20 21/09/28(火)20:33:34 No.850748063
下人の行方は、誰も知らない。
21 21/09/28(火)20:33:54 No.850748185
>下人の行方は、誰も知らない。 終わってるじゃねーか!
22 21/09/28(火)20:34:39 No.850748493
ある朝グレゴールザムザが不安な夢からふと覚めてみると、ベッドのなかで自分の姿が一匹のとてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気がついた。
23 21/09/28(火)20:35:17 No.850748753
デイリーポータルZで定期的に書き出し小説大賞やってるのを思い出した
24 21/09/28(火)20:35:17 No.850748760
メロスは激怒した。
25 21/09/28(火)20:35:27 No.850748849
わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です
26 21/09/28(火)20:36:58 No.850749462
老人はライオンの夢を見ていた。
27 21/09/28(火)20:37:34 No.850749715
どうか Kappa と発音して下さい。
28 21/09/28(火)20:37:43 No.850749782
櫻の樹の下には屍体が埋まつてゐる!
29 21/09/28(火)20:37:49 No.850749827
姉さん事件です
30 21/09/28(火)20:38:15 No.850749999
本当に画像はランダムなやつ初めて見た
31 21/09/28(火)20:38:17 No.850750013
すべて美しい者は強者であり、醜い者は弱者であった。
32 21/09/28(火)20:39:05 No.850750329
べっぴんでもブスでも、ムスメでもババアでも、女はみんな可愛ゆい
33 21/09/28(火)20:39:37 No.850750544
高野川と鴨川に挟まれた山郭地帯に位置する下鴨神社。京都に由緒正しき神社は山ほどあれど、中でも下鴨神社は平安以前から存在する屈指の大神社である。縁結びを始め、様々なご神徳を得るべく年間多くの参拝客が訪れるがその界隈に夜な夜なある屋台ラーメンが出没することはあまり知られていない。名を“猫ラーメン”と言い猫でダシを取っていると言う噂のラーメンであるが真偽のほどは定かでない。しかし、その味は無類である。
34 21/09/28(火)20:40:01 No.850750729
腹上死であった、と記載されている
35 21/09/28(火)20:40:05 No.850750761
クリスマス・イブは3日間くらいあるといいんだよね。
36 21/09/28(火)20:40:19 No.850750861
新選組局長近藤勇が、副長の土方歳三とふたりっきりの場所では、「トシよ」と呼んだ、という。 斬るか斬らぬかの相談ごとも二人きりのときは、「あの野郎をどうすべえ」と、つい、うまれ在所の武州多摩の地言葉が出た。
37 21/09/28(火)20:40:24 No.850750901
恋をしたのだ。そんなことは全く初めてであった。
38 21/09/28(火)20:41:07 No.850751220
>なんでこの内容でそのスレ画なんだよ!? 意外だろ
39 21/09/28(火)20:41:10 No.850751238
どっどど どどうど どどうど どどう
40 21/09/28(火)20:41:20 No.850751321
木曽路は全て山の中である
41 21/09/28(火)20:41:40 No.850751447
この小説に登場する女性は全て男性気がついている。
42 21/09/28(火)20:43:28 No.850752159
あっ、おしっこ。
43 21/09/28(火)20:43:40 No.850752255
道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい速さでふもとから私を追って来た。 川端康成なら伊豆の踊子も書き出しが素晴らしい
44 21/09/28(火)20:43:55 No.850752351
夜明けまえの暗闇に眼ざめながら、熱い「期待」の感覚をもとめて、辛い夢の気分の残っている意識を手さぐりする。
45 21/09/28(火)20:43:57 No.850752366
めちゃくちゃ気持ちいいぞ、と誰かが言っていた。腹上死であった、と記録されている。メロスは激怒した。
46 21/09/28(火)20:45:02 No.850752856
まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。 小さなといえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。
47 21/09/28(火)20:45:27 No.850753013
>「」秘蔵の書き出しのかっこいい小説教えなさいよ まずコンパスが登場する。彼は気がくるっていた。 筒井康隆『虚航船団』
48 21/09/28(火)20:45:50 No.850753178
「学園都市?」
49 21/09/28(火)20:45:52 No.850753200
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
50 21/09/28(火)20:45:59 No.850753238
おい地獄さ行くんだで
51 21/09/28(火)20:46:00 No.850753244
メロスは激怒した。かの邪智暴虐の王を除かねばならぬと決意した。
52 21/09/28(火)20:46:20 No.850753382
"Call me Ishmael."
53 21/09/28(火)20:46:24 No.850753412
責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。
54 21/09/28(火)20:46:26 No.850753427
>めちゃくちゃ気持ちいいぞ、と誰かが言っていた。腹上死であった、と記録されている。メロスは激怒した。 なんでメロスが怒ったのかすごく気になる
55 21/09/28(火)20:46:29 No.850753462
それは、乳房であった
56 21/09/28(火)20:48:08 No.850754178
何か格言とか聖書からの引用っぽく始まるやつ皆好き
57 21/09/28(火)20:48:12 No.850754210
高校の時は好きだって思ってたのに嘘でさ
58 21/09/28(火)20:48:24 No.850754294
行く河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
59 21/09/28(火)20:48:26 No.850754302
>申し上げます。申し上げます。旦那さま。あの人は、酷い。酷い。はい。厭な奴です。悪い人です。ああ。我慢ならない。生かして置けねえ。 すらすら言えて気持ちいいから太宰って凄いなって思う
60 21/09/28(火)20:48:30 No.850754333
「ごきげんよう」 「ごきげんよう」 さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
61 21/09/28(火)20:48:39 No.850754428
どっどど どどうど どどうど どどう
62 21/09/28(火)20:48:57 No.850754562
この始末。はてさて、この先どうなることやら
63 21/09/28(火)20:49:20 No.850754758
いまでないとき。ここでない場所。 この物語は、ひとつのパラレルワールドを舞台にしている。 そのファンタジーゾーンでは、アドベンチャラーたちが、 それぞれに生き、さまざまな冒険談を生みだしている。 あるパーティは、不幸な姫君を助けるため、邪悪な竜を倒しにでかけた。 あるパーティは、海に眠った財宝をさがしに船に乗りこんだ。 あるパーティは、神の称号をえようと神の出した難問にいどんだ。 わたしはこれから、そのひとつのパーティの話をしたいと思っている。 彼らの目的は……まだ、ない。
64 21/09/28(火)20:50:45 No.850755401
痛みを伴わない教訓には意義がない 人は何かの犠牲なしに何かを得ることなどできないのだから
65 21/09/28(火)20:51:00 No.850755514
ホラホラ、これが僕の骨だ
66 21/09/28(火)20:51:05 No.850755552
胎児よ 胎児よ 何故躍る 母親の心がわかって おそろしいのか
67 21/09/28(火)20:51:08 No.850755584
アフターコロニー195年
68 21/09/28(火)20:52:33 No.850756172
<なかの海>というところに、ちいさな島じまが浮かんでいる。 その海には、なぎさというものがぐるりと取り巻いてもいないし、また、どんな船もそこを航海したことがない── 島じまに暮らすひとたちは、そう信じてうたがわない。
69 21/09/28(火)20:53:10 No.850756387
あるのは思い出そうとする意思だけだ。葬られた時間/熱に浮かされた夢──目を覚ますと、忘れるのが恐ろしくて手を伸ばす。写真の中の女は年を取らない。 LA.一九五八年秋。 写真=黒い点の連なり。名前、事件──いずれ劣らず残忍で、一つにつながろうともだえている。時は下って──話は未だにばらけたままだ。名前の主たちは死ぬか、でなければ、あまりの罪深さに口を閉ざす。 おれは年老いた。忘れるのが恐ろしい。 無実の人を殺した。 聖なる誓いを裏切った。 恐怖に乗じて儲けた。 熱──燃えていたあの時。音楽に身を任せよう──ぐるぐるまわって、落ちていくのだ。
70 21/09/28(火)20:53:34 No.850756568
えんばれるぶんべしゃ!きぺろこぴこそし!しこめそし!しこめそし!
71 21/09/28(火)20:53:36 No.850756580
申し上げます。申し上げます。旦那さま。あの人は、酷ひどい。酷い。はい。厭いやな奴です。悪い人です。ああ。我慢ならない。生かして置けねえ。
72 21/09/28(火)20:54:18 No.850756892
初めに言葉ありき
73 21/09/28(火)20:54:22 No.850756912
このとこしえの夜 とこしえのこの夜 このとこしえの夜を通して炎の艦隊と蝋燭の灯りが続く そしてキリストがなんじの魂を受け止めてくれる
74 21/09/28(火)20:54:45 No.850757084
一筋の叫びが空を裂いて飛んでくる。
75 21/09/28(火)20:54:51 No.850757121
>山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 仕事でイラレ使ってるせいで覚えてしまった文来たな…
76 21/09/28(火)20:54:54 No.850757139
神は言った。「光あれ」 こうして光があった。
77 21/09/28(火)20:55:31 No.850757384
何故か葉鍵時代のオタクってエルロイとかノワール好きだよね ・・・深夜プラスONE
78 21/09/28(火)20:55:40 No.850757438
川走、イブとアダム礼盃亭を過ぎ、く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、今も度失せぬ巡り路を媚行し、巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円。
79 21/09/28(火)20:56:06 No.850757615
寺男が用心に、墓地の外囲いの塀の上に、植えて置いた硝子が 釘を打った靴底に踏みにじられて、がりがり鳴った。
80 21/09/28(火)20:58:41 No.850758641
天地初發之時 於高天原成神名 天之御中主神
81 21/09/28(火)20:58:43 No.850758649
「あなたが――蜘蛛だったのですね」
82 21/09/28(火)20:59:17 No.850758902
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終おさえつけていた。
83 21/09/28(火)20:59:22 No.850758929
山梨県北杜市。
84 21/09/28(火)20:59:48 No.850759097
かなりのストレスを感じながら、これを書いている。今夜にはもう、生きていないだろう。金も、頼みの綱のクスリも尽きた。これ以上、苦しみには耐えられない。この屋根裏の窓から、下のうす汚い通りに、身を投げることにしよう。
85 21/09/28(火)21:00:12 No.850759278
やったぜ。 投稿者:変態糞土方
86 21/09/28(火)21:00:25 No.850759364
まずはコンパスが登場する。彼は気がくるっていた。 これは筒井康隆の「虚航船団」の書き出し 俺の秘蔵の書き出しだ これ読むと絶対続き気になるからヤバイ
87 21/09/28(火)21:00:28 No.850759385
仕事をうしない、着弾点をわざと外されたような気分になったその日、僕は二十七歳になったけれど、家族からは愛されて育ったし、自分を嫌う子供じみた幸福時代は終わっていたので、コンビニエンスストアでショートケーキとワインを買って誕生日を祝おうとしたが、蝋燭がなかった。 誕生日ご愁傷様。
88 21/09/28(火)21:01:07 No.850759637
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。 私がウスウスと眼を覚ました時、こうした蜜蜂の唸るような音は、まだ、その弾力の深い余韻を、私の耳の穴の中にハッキリと引き残していた。
89 21/09/28(火)21:01:39 No.850759837
かつて、戦争があった
90 21/09/28(火)21:02:00 No.850759962
地響きがする、と思っていただきたい
91 21/09/28(火)21:02:18 No.850760095
>申し上げます。申し上げます。旦那さま。あの人は、酷ひどい。酷い。はい。厭いやな奴です。悪い人です。ああ。我慢ならない。生かして置けねえ。 これすき
92 21/09/28(火)21:02:44 No.850760265
ドヤ顔で書き込んだあと虚航船団で被りを発生させてることに気づいて俺はもうダメだよ
93 21/09/28(火)21:02:51 No.850760307
プリベット通り四番地の住人ダーズリー夫妻は、「おかげさまで、私どもはどこからみてもまともな人間です」と言うのが自慢だった。
94 21/09/28(火)21:02:57 No.850760349
紙の民の書き出しが凄い綺麗だったんだけど思い出せない
95 21/09/28(火)21:03:03 No.850760386
作家がいちばん「俺は天才だ!」って思いながら書けてるところだよね
96 21/09/28(火)21:03:26 No.850760531
そして、二十年の永い間、慈愛深い母親として自分を育て上げてくれた、浄かな童女の死顔の上に、永いこと泪に暮れていたのであった。
97 21/09/28(火)21:03:28 No.850760542
それは、乳房であった
98 21/09/28(火)21:03:41 No.850760613
宇宙の英雄たち!星野の探検家たち! 読者よ、問題をひとつ――
99 21/09/28(火)21:03:55 No.850760732
禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。長さは五六寸あって上唇の上から顋の下まで下っている。形は元も先も同じように太い。云わば細長い腸詰のような物が、ぶらりと顔のまん中からぶら下っているのである。
100 21/09/28(火)21:04:07 No.850760804
気がつくと今日子は1個の爆弾であった
101 21/09/28(火)21:04:29 No.850760963
この子供を見よ。青白い膚に痩せこけた体、身につけているのは薄くすり切れた亜麻布のシャツ。今彼は炊事場の火をかきたてている。外には耕されて暗い色をした畑が雪のきれはしを散らして広がりその向こうにはもっと暗い色の森があってまだ少し狼が生き残っている。この子の一族は薪を切り水を汲む者として知られるが実をいうと父親はもとは学校の教師だった。酒びたりで、今は名を忘れられた詩人たちの詩をそらんじる。少年は火のそばにしゃがんで父親をじっと見ている。
102 21/09/28(火)21:04:42 No.850761052
>何か格言とか聖書からの引用っぽく始まるやつ皆好き アステカ族の神話によれば、日々の始まりに、闇を──月と星を──追いやったのは太陽の神、ウィツィロポチトリのなせる業で、彼は闇との戦いに勝つための強さを得るのに人間の血という滋養を必要としたという。 ──<アーケロジー・トゥデイ>誌 血と家族 闇と死 完全な堕落 四四口径 (サムの息子からジミー・プレスリンに宛てられた手紙の封筒の裏に書かれていた言葉) 神と悪魔。彼らと政府やマクドナルドがどれほどちがう?どちらも地元の人間が依存できるものを何かしら提供する事で金を得てる、ただのフランチャイズじゃないか。 (<ロスアンジェルス・ヘラルド・エグザミナー>紙読者投書欄より。一九八四年) 的な?
103 21/09/28(火)21:04:55 No.850761129
桜の花が咲くと人々は酒をぶらさげたり団子をたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です。なぜ嘘かと申しますと、桜の花の下へ人がより集って酔っ払ってゲロを吐いて喧嘩して、
104 21/09/28(火)21:05:07 No.850761213
imgを開いたらクソスレの山だった。気分が重くなった。
105 21/09/28(火)21:05:11 No.850761238
本論文では特徴点間のコピュラを利用した高速で高性能な類似画像検索アルゴリズムについて提案する 書くだけ書いて結局嫌になって出さなかった修論の書き出しが確かこんな
106 21/09/28(火)21:05:11 No.850761240
ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩目にそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。
107 21/09/28(火)21:05:22 No.850761329
http://www.cans.zaq.ne.jp/wormhole/op_index.html 文学じゃないけどここ面白いよ
108 21/09/28(火)21:05:31 No.850761396
「あなたが───蜘蛛だったのですね」
109 21/09/28(火)21:05:51 No.850761563
一七八九年七月バスティーユ牢獄の破壊にその端緒を開いたフランス大革命は、有史以来人類のなした最も大きな歩みの一つであった。その叫喊は生まれいずる者の産声であり、その恐怖は新しき太陽に対する眩惑であり、その血潮は新たに生まれいでた赤児の産湯であった。
110 21/09/28(火)21:07:36 No.850762290
夜の静寂に鳥の羽音が響いた 夜闇に漆黒の翼が羽ばたく輪郭が朧気に浮かぶ 夜目の効かないその鳥がなぜ闇を舞うのか ほんの一瞬不思議に思い、天幕の前で足を止めた 月の綺麗な夜だった
111 21/09/28(火)21:07:36 No.850762297
奥さまの名前はサマンサ。そして旦那様の名前はダーリン。 ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。 でもただ一つ違っていたのは、奥さまは魔女だったのです。
112 21/09/28(火)21:07:51 No.850762400
>春が2階から落ちてきた 書き出しはよかったけど犯罪者兄弟...親子過ぎてちょっとね
113 21/09/28(火)21:08:35 No.850762691
おい地獄さ行くんだで
114 21/09/28(火)21:08:58 No.850762856
港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。
115 21/09/28(火)21:09:12 No.850762956
>「ごきげんよう」 >「ごきげんよう」 >さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。 うわー読んだ瞬間に「乙女の園。」まで思い出せた…すげえ…
116 21/09/28(火)21:09:29 No.850763091
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか──酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。
117 21/09/28(火)21:09:50 No.850763267
>何故か葉鍵時代のオタクってエルロイとかノワール好きだよね >・・・深夜プラスONE 最後の方のキャントンであろうとするケインカッコいいよね… キャントンでいるためなら、一万二千フランのためには絶対にしないようなことだってするかもしれない…って文章好きよ?
118 21/09/28(火)21:09:58 No.850763338
海外小説って◯◯に捧ぐって多くない?
119 21/09/28(火)21:09:59 No.850763344
大戦のさなか、わずか数十名の部隊で帝国軍を壊滅寸前にまで追いつめた集団があった。
120 21/09/28(火)21:10:16 No.850763451
人の人生は小説に似ている。時に主題がある。
121 21/09/28(火)21:10:30 No.850763569
もはやお忘れであろう。
122 21/09/28(火)21:10:37 No.850763629
ネオサイタマで緊急事態が発生した。ブッダを逮捕したと主張する男がコケシモールに立てこもり、日本政府に対して3億円の身代金とオキナワ高飛び用のジャンボジェット機を要求したのだ。 1
123 21/09/28(火)21:10:56 No.850763779
平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,平成4年12月25日,筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis)にて急逝された榊原景一博士の御冥福を心からお祈りいたします.両氏御遺族の御厚意により,実験日誌と日記の借用を快諾され,活字にする御許可をいただいたことを何よりもまず初めに記させていただきます.
124 21/09/28(火)21:11:41 No.850764124
それは、乳房であった。
125 21/09/28(火)21:12:18 No.850764407
なんか純文学多くない? ジュブナイル好きだけど恥ずかしくて書きづらいわ
126 21/09/28(火)21:12:21 No.850764433
蟹です
127 21/09/28(火)21:12:41 No.850764584
なんでもおまんこなんだよ
128 21/09/28(火)21:12:46 No.850764620
乳房はもうわかったよ!
129 21/09/28(火)21:12:50 No.850764649
この世界には七十二億を超える数の人が生きていて、しかもその数は一秒ごとに二人ないし三人ずつ増えていて、私がその膨大な数の人の中のただの一人に過ぎないという事実を、私は誰よりもはっきりと認識していると自負している。それはもう、絶望的なほどにはっきりと。
130 21/09/28(火)21:13:00 No.850764737
>なんか純文学多くない? 秘蔵ってぐらいだから深く心に残ってるものになるわな
131 21/09/28(火)21:13:04 No.850764767
初めに宇宙がつくられた。これにはたくさんの人が腹を立てた。これはよくない行為として広く認められている。
132 21/09/28(火)21:13:11 No.850764825
あっしの洋行の土産話ですか。 イヤハヤどうも……あんまり古い事なんで忘れちゃいましたよ。何なら御勘弁願いたいもんで……ただもうビックリして面喰って、生命からがら逃げて帰って来たダケのお話でゲスから……。
133 21/09/28(火)21:13:50 No.850765111
>平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,平成4年12月25日,筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis)にて急逝された榊原景一博士の御冥福を心からお祈りいたします.両氏御遺族の御厚意により,実験日誌と日記の借用を快諾され,活字にする御許可をいただいたことを何よりもまず初めに記させていただきます. 忌録買ったときになぜか勧められたやつだ ホラーじゃなさそうだけど面白いのかな?
134 21/09/28(火)21:13:55 No.850765148
>なんか純文学多くない? タイトルがわかるからかもしれないけどエンタメがそれなりに多い気がする
135 21/09/28(火)21:14:31 No.850765390
夕方になると、夕風の吹いている街路へ、姉は唇と頬とを真赤に染めて、草花の空籠を風呂敷に包んで、病み衰えた身を引きずって出かけた。 私は窓から、甃石道を遠ざかって行く姉の幽霊のように哀れな後姿を、角を曲ってしまう迄見送った。 たそがれの空は、古びた絵のように重々しく静かに、並木の上に横っていた。
136 21/09/28(火)21:14:47 No.850765494
ひと思いに出かけてしまって、ほんとによかったと思っている。人間の心なんて、変なものだね、君。ぼくがこれほどにも愛していて離れがたく思っていた君とわかれて、しかも朗らかにしていられるんだから。
137 21/09/28(火)21:15:26 No.850765764
それは、立派なおもちゃの兵隊になることを夢見た小さな孤独だった。 ここであえて秘蔵の最後の一行出す
138 21/09/28(火)21:15:39 No.850765861
Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes. five hundred twenty-five thousand moments so dear.
139 21/09/28(火)21:15:44 No.850765889
虎よ!虎よ! ぬばたまの夜の森に燦爛と燃え。 そもいかなる不死の手 はたは眼の作りしや、汝がゆゆしき均斉を。
140 21/09/28(火)21:16:00 No.850766024
様々なものを愛し、ほとんどに裏切られ、多くを憎んだ。愛しの女にも去られ、彼は孤独だった。いまや心の支えはただそれのみ、物言わぬ、決して裏切ることのない精緻な機械、天翔る妖精、シルフィード、雪風。
141 21/09/28(火)21:16:42 No.850766331
「主よ、わたしの魂を助け出してください 偽って語る唇から、欺いて語る舌から。」
142 21/09/28(火)21:16:59 No.850766466
たまには字だけの本でも読むかって気分になるスレだ
143 21/09/28(火)21:17:11 No.850766565
このスレ読んで好きな小説の書き出しをろくに思い出せないことに絶望してる
144 21/09/28(火)21:17:30 No.850766710
飛行機の音ではなかった。耳の後ろ側を飛んでいた虫の羽音だった。蠅よりも小さな虫は、目の前をしばらく旋回して暗い部屋の隅へと見えなくなった。
145 21/09/28(火)21:17:41 No.850766789
寺生まれのTさん
146 21/09/28(火)21:17:47 No.850766835
>なんでもおまんこなんだよ 本当のことを言おうか 詩人のふりはしているが 私は詩人ではない
147 21/09/28(火)21:18:53 No.850767372
町の上に高く柱がそびえ、その上に幸福の王子の像が立っていました。
148 21/09/28(火)21:18:57 No.850767396
>このスレ読んで好きな小説の書き出しをろくに思い出せないことに絶望してる 好きな小説と書き出しが印象的なのは別の話だから…
149 21/09/28(火)21:19:09 No.850767503
漆黒の闇、だった。
150 21/09/28(火)21:19:34 No.850767686
<配達人(デリヴァレイター)>は、一種の特権階級(エリート)だ。神聖なサブ・カテゴリーに属すると言ってもよく、彼はこの仕事が気に入っていた。
151 21/09/28(火)21:19:49 No.850767786
隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自から恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。
152 21/09/28(火)21:19:51 No.850767802
折木 奉太郎殿 前略 わたしはいまベナレスにいます。日本ではベナレスって書かれることが多いけど、バラーナシーとでも書いた方がこちらの発音に近いかな。
153 21/09/28(火)21:19:54 No.850767829
カムチャッカの若者がきりんの夢を見ているとき メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている
154 21/09/28(火)21:20:10 No.850767931
彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。そして博士は息子を、ルートと呼んだ。息子の頭のてっぺんが、ルート記号のように平らだったからだ。
155 21/09/28(火)21:21:07 No.850768399
The sky above the port was the color of television, tuned to a dead channel.
156 21/09/28(火)21:21:14 No.850768455
マーテルは怒っていた。血液を調節して怒りを引かせようともしなかった。
157 21/09/28(火)21:21:36 No.850768637
これが太陽の見納めかな。
158 21/09/28(火)21:21:51 No.850768760
今とここで表す現在地点がどこでもない場所になる英語の国で生まれた俺はディスコ水曜日。 とか 愛は祈りだ。僕は祈る。 とか 舞城王太郎作品の書き出しはカッコいいよね
159 21/09/28(火)21:22:05 No.850768856
これは、他でもないあなたに向けられた文章だ。
160 21/09/28(火)21:22:30 No.850769034
エレベーターを出ると床がなかった。
161 21/09/28(火)21:22:36 No.850769081
ああ…………この離れ島に、救いの船がとうとう来ました。
162 21/09/28(火)21:23:50 No.850769596
宇宙 それは遥かなフロンティア
163 21/09/28(火)21:23:55 No.850769654
拙僧が殺めたのだ
164 21/09/28(火)21:24:04 No.850769719
やったぜ。
165 21/09/28(火)21:24:13 No.850769782
何年かのち、メキシコ湾に浮かぶダグボートの上でジョー・コグリンの両足はセメントの桶に浸かっていた、
166 21/09/28(火)21:24:36 No.850769951
これは間違いなく陰謀です。僕は確実に何者かに嵌められております。それが神か悪魔か秘密結社か宇宙意志かは知りませんが、その何者かはリアルな悪意を持って僕こと乱崎凰火を陥れているのです。