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今日も... のスレッド詳細

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21/09/17(金)21:30:14 No.847103218

今日もゴルシに振り回されてばっかりだった。 まぁ彼女が元気な証拠だし俺の気分も晴れる……晴れるんだけどな。 『嗚呼……この世界の芦毛の子もかなり美しいですね…まさかゴールドシップもあんなことになっていたのは予想外ですが』 「……頼むからもう少し静かにしてくれないか」 『誰も居ないのに?減るものじゃないんですからもっと芦毛を見せてくださいよ、早く』 「分かったから黙ってくれよ…」 誰も居ないトレーナー室で独り言をつぶやく成人男性。傍から見れば不審者そのものだが幸い誰も居ないから何ら問題ない。 問題があるのは今自分の真後ろで鼻息荒く人語を介する四足歩行の動物が居ることだ。 こいつが見え始めたのは丁度三日前ぐらい。ゴルシのドロップキックで意識を失った後に覚醒したら突如現れた。ゴルシの真後ろに。 『酷い扱いだ。折角助けてあげたのに』 「それはそれ、これはこれだよ」

1 21/09/17(金)21:30:26 No.847103309

こいつ曰く、ドロップキックの入り所が悪くて下手すれば死ぬ一歩手前だったらしい。そこを偶々“チャンネル”なるものがシンクロして助けることが出来たとのこと。訳が分からん。 常々変な現象がよく観測されるトレセン学園だが、こんなことになったのは多分俺が初めてだと思う。 パニックに陥ってこいつに話しかけてしまったところゴルシに本気で心配されてしまったが、何とか誤魔化せた。 『ふむ……やはりセイウンスカイという方は中々…むっ、カレンチャンさんが……ウゥ、申し訳ない……』 「一体何があったのかは聞かないけどそんなに芦毛がいいのか?」 『当たり前ですよ。というかこの世界はチームを組めるそうで……芦毛オンリーでチームを組みましょうよ、ねぇ?』 「まだ無理かな……新人だし、俺」 『ならば夢かなうまで君にご一緒させて頂きます』 「いや勘弁してくれ…こんな謎生物と一緒になるのは嫌だよ」 『謎生物だなんて失敬な、僕にも立派な名前があるんだけど…あ、そういえば名乗り忘れていましたね』 『僕の名はジャスタウェイ。こう見えても、向こうでは世界一だったんですよ?』