21/09/04(土)09:59:05 「これ... のスレッド詳細
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21/09/04(土)09:59:05 No.842394081
「これは、カフェに…こっちはスカーレット君に…やれやれ、これで完成だ」 トレーナーがトレーナー室(タキオン曰くラボ)入った時見たのは、自身の担当が何を書いている姿だった トレーナーの視線に気づいた彼女がトレーナーに向き直り言う 「やぁモルモット君、今日は遅かったねぇ、今日の実験の仕込みはもうすでにできているよ」 そう言って複数の手紙を取り出しつつ、タキオンは言葉を続ける 「最近、生徒たちの中でこんな遊びが流行っていてねぇ、私の研究テーマ「感情」というのにも役立つと思って協力しているのさ」 トレーナーは胡乱げな目で手紙を見つつ内容を確認する 『あなたの大事なもの いただきにまいります 怪盗A.T』
1 21/09/04(土)10:00:05 No.842394275
「内容は他愛ないいたずらな代物さ、担当ウマ娘はコレをトレーナーに見せていちゃつく…いやいや、守るために一緒にいるっていう遊びさ」 トレーナーは頭を思わず抱える 「さて今日の研究は、これらの手紙を担当から見せられた時のトレーナーの心理状況がどうなるかの観察さ、さぁ実験を始めようじゃないか！」 そう言いながらトレーナーを連れ立って、トレーナー室から外にでる 外にでて、歩き続ける間トレーナーは一つ疑問をぶつけることにした「もし、自分にそれが来たらどうするんだ」と？ 「ネタは割れているしね、特に何もしないさ、しかし…」 「しかし？」トレーナーは聞き返す
2 21/09/04(土)10:01:05 No.842394494
「しかし、本当にモルモット君を狙われていたとしたら、それはそれで歓迎すべきことだね」 タキオンの予想外の返答に「えっ？」と困惑するトレーナー 「いやなに、実際に奪いに来たところを捕まえたいのさ」 タキオンは満面の笑みをこぼす 「分からないのかい？モルモット君にすらできないような実験の検体が手に入るってことさ！、あははははは」 検体に対してする実験を想像して暗い笑みをこぼすタキオン 担当の倫理観のなさを改めて痛感したトレーナーはやる気が下がった しかし「…私が易々とモルモット君を渡すわけないだろう？」というタキオンのつぶやきはやる気が下がったトレーナーの耳には入らなかった
3 <a href="mailto:ｓ">21/09/04(土)10:02:21</a> [ｓ] No.842394719
少し前に怪盗に狙われる手紙を渡しあうネタをタキオンならどうするかと思い書いてみました 彼女はならほかの観察に回る方かなと思いました
4 21/09/04(土)10:06:17 No.842395558
これは独占力〇倫理観×の方のタキオン
5 21/09/04(土)10:14:58 No.842397264
しかしモルモット君にすらできない実験はどんなものになるか気になりますね
6 21/09/04(土)11:24:43 No.842410876
独占力が隠しきれないタキオンさん良いと思いますよ