虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    21/09/02(木)00:11:39 No.841659096

    「今日もお付き合いくださり助かりました。貴方のおかげで私も随分と見識が広がっている気がします」 URAも終えて久しく、彼女と適当な理由をつけて始めたお出かけは既に口実となり、休みを共に過ごす事は最早当たり前になりつつあった。 やはり当然のように手を繋いで歩きながら、言葉を交わしながら帰路に就く。 「ふぅ……っと、すいません。少し疲れてしまったようです」 道すがら、ふらりと小さく彼女が体を傾けたところを支えれば、僅かに細くなった瞳と小さな欠伸。 朝から随分振り回してしまったかもしれない。 「帰る前に少し休めればいいのですが……おや、丁度休憩場所があるようです」 彼女が指さす先には、所々に毳毳しく輝く建物。確かに男女で入る場所ではあるが……

    1 21/09/02(木)00:11:53 No.841659176

    「あの、誘ってますか?」 「はい?休憩と書いてあるのですからそういう施設なのでは」 むっとした様子の彼女を見るに、どうやら本当に覚えがないようでクラクラとしてくる。 「えーっと……ここ、所謂ラブホテルってやつですよ」 「なっ!?それならそうと早く言ってください!」 おかしい、どうしてこちらが怒られているのだろうか。 「取り乱しました、申し訳ありません。何分その、お恥ずかしながらそういった経験が、ない、ものでして……」 顔を真っ赤にしながら語気を尻すぼみに弱めていく彼女の姿がまるで童女のようで、ひどく可愛らしい。 「……帰りましょうか。おぶるくらいはしますよ」 肩をすくめて後ろを向き、彼女を待つ。 随分と長い沈黙の後、漸く動いた気配を感じたと思えば、彼女に袖を掴まれる。 振り向けばやはり俯いたままの姿。何事か声をかけようとしたところで、キッと彼女が顔をあげる。 「待って……ください。嫌とは、言ってません」 こちらを見据える瞳は先ほどとはうって変わり、蠱惑的な潤みを湛えていて——

    2 21/09/02(木)00:12:06 [sage] No.841659265

    こんなお出かけイベントなかったっけ

    3 21/09/02(木)00:12:45 No.841659520

    かーっ!!みんねミーク!!!

    4 21/09/02(木)00:14:32 No.841660131

    >かーっ!!みんねココン!!!

    5 21/09/02(木)00:15:19 No.841660379

    >かーっ!!みんね桐生院!!!