21/08/26(木)23:59:59 「あ゛... のスレッド詳細
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21/08/26(木)23:59:59 No.839516662
「あ゛ー……パーマーさぁん？」 とある温泉宿でマッサージチェアに身体を解されながら隣の同行者に声をかける。 「はぁい？」 返事は完全に力の抜けきったそれで相手の状況がなんとなく理解できた。 「なんで俺達こんなところに来てるんだ？」 それはそれとして聞くことは聞く訳だが……返答は── 「ん゛ー……あ゛あ゛ー……」 「おーい？……う゛ぁ……」 「あと少じぃ……」 「……ぁあ゛ー……」 ──後回しにした方が……良さそうだ。
1 21/08/27(金)00:00:42 No.839516950
「で、なんでここに来てるわけだ？」 結構有名なとこだよな？ コーヒー牛乳を渡しながら再度尋ねると 「んー……根詰めてそう、だったからかな？」 そんな理由。 「そうか？」 そういうつもりはないんだけどな、なんて答えると 「最近、仮眠してる回数増えてるよね？」 「……そうなのか？」 「……気づいてなかったか～。」 あちゃー……、大げさな動きで天を仰がれるとそこまでされる程か？という気持ちと担当に心配されるのは不味いし反省しなければ、といった思いも湧いて出てくる。そんな二つの感情はせめぎ合った末に 「なら、お言葉に甘えようかな。」 身体を休める、という案が主導権を握ったのだった。そしてそれを伝えると──
2 21/08/27(金)00:00:55 No.839517056
「お、やっとその気になってくれた～？」 やけに嬉しそうに返事をしてくれる。 それが少し可笑しくてつい芝居がかった言葉で返してしまうのだ。 「遅ればせながら、な。」 とね。 それを合図としたのかパーマーはこちらに振り向いて宣言する。 俺に、否、俺達に。 「じゃ、今日と明日は思いっきり……！逃げるとしますか！」 何からか、とは聞くまでもなかった。 「なら……俺だけじゃなくてパーマーも、な？」 「うん♪そのつもり！」 ──日常から、逃げだそう！ ──明日から、また頑張るために、ね。
3 <a href="mailto:s">21/08/27(金)00:02:05</a> [s] No.839517452
バカと笑えの連続イベ2段目と被る内容だけどこういう流れが好きなのは分かって欲しい
4 21/08/27(金)00:02:48 No.839517702
よい…
5 21/08/27(金)00:03:52 No.839518058
これもまた…
6 21/08/27(金)00:05:42 No.839518721
たすかる パーマーは健康に良い