21/08/23(月)00:59:02 12月下... のスレッド詳細
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21/08/23(月)00:59:02 No.838180437
12月下旬、中山競バ場。 日曜日、第11レース。G1、有マ記念。芝2500m。 天候は晴、バ場は良。 『今年も早くも年末を迎えました。師走の空気がピンと張り詰める中山競バ場、明るく照らす太陽の光が差し注ぎますが、依然としてその風は肌寒く、ひりつくような風が時折顔を撫でていきます。これはもうすぐ始まりを告げる、年末最後の大レース、有マ記念に立ち向かう14人のウマ娘たちの心境を感じ取り、天が現したものでしょうか。もうすぐ冬のグランプリのスタートです』 実況の穏やかな語り口が会場に響き、その声が冬の空に吸い込まれていった。 満員になった中山競バ場には、どこかざわつくような活気で溢れている。毎年の事ながらも、冬のグランプリ、選ばれたウマ娘だけが走れる最高の舞台、それを前にして、誰もが心を躍らせているようである。
1 21/08/23(月)00:59:18 No.838180526
中山競バ場、控室にて。 「あー、さっむ…」 マーベラスサンデーはストーブの前で手を温めていた。身にまとったのは勝負服。もうすぐレースに臨むウマ娘が着ることを許されたその服に身を包んでなお、彼女の顔色は平静そのものだった。 「本当に、有マ記念なんだね…今日って…」 そうとぼけたことを言うのは若い女性、マーベラスサンデーのトレーナーだった。 「トレーナーちゃん、今日それ何回目?」 そう笑いかけるマーベラスサンデーに 「ごめん」 と短く苦笑し謝罪の言葉を口にするトレーナー。 その日になっても彼女は信じられなかった。まさか自分の担当するウマ娘が、年末のグランプリに出ることになるなんて。
2 21/08/23(月)00:59:50 No.838180687
12月上旬に発表された有マ記念のファン投票の結果を見て、彼女は腰を抜かしそうになった。マーベラスサンデーの名前が七位にランクインしていたのだ。すぐさまマーベラスサンデーにそのことを話すと、2人の意見は至極当たり前に一致した。出場しよう、と。 そしてあれよあれよと時間は過ぎ、今日は有マ記念の当日となっていた。 トレーナーからすると、マーベラスサンデーが勝てるかどうか、それは正直判断が出来ていなかった。 仕上がりは良好。ただ今回のグランプリ、スリゼローレルもマヤノトップガンも出場する。 そしてマーベラスサンデーの悪癖。レース中に他のウマ娘を見すぎるという、物見の癖は未だに治っていない。前走の天皇賞ではスリゼローレルを見すぎるあまり、四着でレースを終えた彼女であるが、もし二着だったマヤノトップガンや、一着だったミスバブルガムを見ていれば、状況は変わっていただろう。そうトレーナーは考えている。
3 21/08/23(月)01:00:07 No.838180775
「マベちゃん」 「何?トレーナーちゃん」 「緊張してない?」 「うーん…、よくわかんない☆」 その言葉の端から伝わるのは、いつもの彼女の様子と変わらない態度。G1レースを、グランプリレースを目の前にしてもなお、マーベラスサンデーの心は特に穏やかな海原のように荒れたところなど一切ないようである。そんな彼女の顔はただ、目の前のストーブにだけ向いている。トレーナーの瞳に映るのは、赤く照らされたマーベラスサンデーの顔。そして、ストーブの光を帯びて、橙色に輝く彼女の瞳。 「マベちゃん、そろそろ時間だよ」 そうトレーナーが声を駆けると、マーベラスサンデーはゆっくり立ち上がった。 「行こっか☆」 彼女は笑顔になりトレーナーの方を向き、そして二人は地下バ道へ歩みを進める。
4 21/08/23(月)01:00:20 No.838180845
「じゃ、行ってくるね☆」 そう言って、ターフに向かう彼女に 「マベちゃん」 トレーナーは話しかけた。 振り向いたマーベラスサンデーの顔を見て 「無理せず、頑張ってね!」 とトレーナーは一言声をかけた。 それににっこりと彼女は笑い 「マーベラスなレース、期待しててね☆」 と言い、笑顔でターフに向かっていったのだった。
5 21/08/23(月)01:00:40 No.838180941
『ゲート開いた!スタートを切りました!』 有マ記念がついに始まりを迎えた。1周1667mの中山競バ場、内回り。外回りコースをスタートとし、ウマ娘達は、すぐに内回り第三コーナーに差し掛かる。 『先頭に抜け出したのはだフェーズクロス!フェーズクロスがペースを作りそうであります!』 逃げウマのフェーズクロスが抜け出してレースは始まった。外周りからのスタートのため、緩いカーブとなる中山競バ場の第三コーナー。コーナーの角度がきつくなるのは第四コーナーからである。 そんな最中、 『依然として先頭はフェーズクロス!そしてその後方にマヤノトップガン!』 マヤノトップガンが早くも二番手に躍り出た。 (このレースなら…このレースならいける!!!) 心に強い信念を持ち、ターフを駆けるマヤノトップガン。昨年のグランプリでは最初から先頭に立ちバ群をひっぱり、そのままペースメイクし優勝を飾った彼女である。今回は二番手に位置し、先頭の逃げウマにプレッシャーを与え、レースメイクをする様子である。
6 21/08/23(月)01:00:54 No.838181009
『さぁここからはホームストレッチ!大勢のぎっしり詰まったファンの前を、14人の選ばれた優駿たちが駆け抜けようとしています!』 第四コーナーを抜け、ホームストレッチに入るウマ娘たち。大歓声に彩られ、14人はターフを駆け抜けていく。 途端、一番手の逃げウマ、フェーズクロスが加速し始めた。マヤノトップガンのプレッシャーから逃げるため、差をっ広げようという魂胆なのだろうか。そしてバ群が離れ、マヤノトップガンが二番手で馬群を引っ張り始める。 (このまま差を広げようってこと?でも…!!) それでもマヤノトップガンは冷静だった。ここからの中山は坂がある。そしてその坂は第一コーナーの出口が頂上。よってこの局面で差を広げようとすれば、脚と体力を消費せざるをえないからだ。 (まだまだ…これからって感じだね、マベちん☆) マーベラスサンデーは外側、四番手に位置し目の前を走るマーベラスサンデーを見ていた。 (様子を伺いましょうか…) そしてスリゼローレルは内側、六番手でじっくりとペースを合わせる。レースはまだ始まったばかりだった。
7 21/08/23(月)01:01:12 No.838181075
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8 21/08/23(月)01:01:27 No.838181140
ホームストレッチの後半に入り、マヤノトップガンは自慢の脚色を繰り出し始めた。坂を目の前にして前傾姿勢となり、バランスを崩さず駆けあがっていく。『登山家』と呼んだだろう脚色である。 (さぁ、マヤについてこれる!?) バ群を引っ張るマヤノトップガン。そしてその後ろに密集し走るウマ娘たち。 そんな最中 (きっつ…) ペースが落ち始めたのは一番手・逃げウマのフェーズクロスだった。 第一コーナーに入るころには馬群の距離が縮まりはじめ、そして第一コーナーを抜けるころには、早くもマヤノトップガンを後ろに追いつかせてしまった。 (もう追いついてきたの!?) そう焦る逃げウマだが、マヤノトップガンはまだ彼女を抜こうとはしなかった。ここで抜いたらペースが乱れる。そう思い、あえてペースを合わせるように走り進めた。
9 21/08/23(月)01:01:43 No.838181217
「どうしたんだ…マヤ…」 その様子を観客席から見ていた男がいる。マヤノトップガンのトレーナーである。一見する限り、マヤノトップガンのレースは手堅く、合理的なように思えるもの。しかし、それが却って奇妙であると彼は思っていた。マヤノトップガンの強みはどんな状況にも対応できる柔軟性。そしてそれを存分に生かした変幻自在のゲームメイク。 にも拘わらず、彼女は逃げウマにペースをあえて預けている。堅実な展開は本来褒めるべきものだが、彼女にとってそれは決して必ずしもプラスになるものではない。 (いつものお前なら、自分が有利になるために走るじゃねぇか…!) 本来の彼女の個性を殺し、まるで石橋を叩くような展開。それを自分自身に強いているように、トレーナーには思えてならなかった。 その展開は変わらず、ウマ娘たちは大きな順位変動もなく、向こう正面を駆け抜けていった。
10 21/08/23(月)01:02:01 No.838181308
『早くも先頭のフェーズクロスは第三コーナーに掛ろうとしていますが、マヤノトップガンがバ体を合わせて参りました!』 (そろそろ、いっちゃうよ!) 第三コーナーに入ったころを境目とし、マヤノトップガンが逃げウマにプレッシャーをかけ始めた。 抜くか抜かないかのギリギリの位置取りをし、ペースメイクをしていく構えである。 そして、第三コーナーを抜け第四コーナーに入るころ (そろそろね…) スリゼローレルが少しポジションを変え、外側に抜け出した。 (先輩…☆) それを感じたマーベラスサンデーも1テンポ遅れて前に迫り始める。 コーナーで加速するマーベラスサンデーの動きを、マヤノトップガンも察知し、視線を鋭く前に向けた。
11 21/08/23(月)01:02:14 No.838181363
そして第四コーナー。 『さぁスリゼローレルまだ動いていない!スリゼローレルまだ動いていない!前をうかがい脚を溜めている!』 マーベラスサンデーの後ろにつけ、スリップストリームで体力を温存するスリゼローレル。 『フェーズクロスまだ先頭!しかしマヤノトップガンまだ粘る!マヤノトップガンまだ粘る!』 相変わらず先頭をあえて譲り慎重な運びをするマヤノトップガン。 『外の方からマーベラスサンデー!外の方からマーベラスサンデー!』 抜け出し準備を整えるマーベラスサンデー。 『残り直線、310m!!!最後の直線にかかりました!!!』 三人の心が交錯する。三人の想いがぶつかり合う、グランプリ最後の直線が、もう目の前に迫っていた。
12 21/08/23(月)01:02:31 No.838181437
『最初に先頭に立ったのはマヤノトップガン!!!』 内側のフェーズクロスを抜き去り、遂にマヤノトップガンが先頭に立った。 (このまま一気に差を広げる!!!) 繰り出したのは早くも全身全霊の末脚。他のウマ娘を置き去りにするという強い意志を抱えてターフを駆け抜けていく。 しかし 『マーベラスサンデーも伸びてきた!!!マーベラスサンデー迫る!!!マーベラスサンデー迫る!!!』 しかしその外にマーベラスサンデー。 (もっともっと☆マーベラァァアァス☆☆☆) ターフを一文字に駆け、そしてマヤノトップガンに並び始める。 (マベちん…!!!) (マヤちん…!!!) 2人は一瞬視線を合わすと、並んで直線を駆け抜け始めた。内にマヤノトップガン。外にマーベラスサンデー。 そんな最中だった。
13 21/08/23(月)01:02:54 No.838181543
『外の方からスリゼローレル!!!スリゼローレルが伸びてきた!!!』 差し切り準備を整えて、一陣の風となり伸びてきたのはスリゼローレル。 『3人が並んだ!!!マヤノ!!!マーベラス!!!ローレル!!!』 3人が一列に並び、ターフを駆けていくそんな刹那。 (もっと…走れる…!!!) スリゼローレルが少しだけ抜け出し始めた。 そして (先輩……☆☆☆) それを見たマーベラスサンデーの脚色が輝き、彼女の方に視線が向く。 一層の直線加速を進めるマーベラスサンデー。 それに食い下がろうと、必死に足を動かすマヤノトップガン。しかし (待って…!!!) 勘のいい彼女は気づいてしまった。 (待ってよ……!!!) マーベラスサンデーの物見のクセが出ているにも拘わらず、マヤノトップガンには一切その視線が向けられていないことに。
14 21/08/23(月)01:03:11 No.838181624
それはもう、マーベラスサンデーの視界には、マヤノトップガンが入っていないことを意味していた。 脚は前へと走り進めている。ちゃんと勝つつもりでターフを駆けている。しかし彼女の心は動揺してしまい、焦りばかりが首をもたげてくる。 そして (2人とも!!!マヤを置いていかないで!!!!!) 最悪の感情が、マヤノトップガンの心に満ち溢れた。 焦燥とためらいの感情が彼女の体力を削り始め、そして中山の坂に、マヤノトップガンは沈んでいった。
15 21/08/23(月)01:03:39 No.838181758
「マーベラァァァァァアアアス☆☆☆」 マーベラスサンデーが一層の加速。末脚を炸裂させ、ついに先頭に躍り出た。 (マベちゃん!!!負けないんだから!!!) それに必死に食らいつくスリゼローレル。 『マーベラスサンデー!!!スリゼローレル!!!マーベラスサンデー!!!スリゼローレル!!!残り200を切りました!!!』 2人の脚色は中山の坂道などないかのように伸び続ける。 『スリゼローレルか!!!マーベラスサンデーか!!!スリゼローレルか!!!マーベラスサンデーか!!!』 2人は肩を並べて並走する。内にマーベラスサンデー、外にスリゼローレル。ゴール板を目指して足を延ばし続ける2人のウマ娘。お互いのスタミナと根性を絞り出すかのように、2人の心臓の鼓動が早まっていく。
16 21/08/23(月)01:03:56 No.838181847
そして残り100m。 『スリゼローレルが抜け出した!!!スリゼローレルが抜け出した!!!』 スリゼローレルが僅かに先頭に立った。 (負けない!!!負けないんだから!!!) だがマーベラスサンデーもそれに食らいつく姿勢を崩さない。 (もっともっと!!!マーベラァァァァアアアス!!!) しかし、いくら脚色を輝かせても、マーベラスサンデーはスリゼローレルに追いつけなかった。 差が徐々に広がり、目の前のピンクの勝負服を纏うウマ娘の背中が、彼女の視界にいつまでも広がる。 そんな最中だった。
17 21/08/23(月)01:04:12 No.838181928
(あれ…) マーベラスサンデーは感じた。風を切り、大地を踏みしめ、ターフを駆けるスリゼローレルから光が輝いているように見えた。 (この光って…) それはどこか懐かしい光。そして冬には似つかない暖かい光。うららかな日差しの中で輝くそれは (マーベラスだよ…マーベラスだよ先輩!!!!!先輩の後ろから、桜の花びらが!!!!!) 春に咲き誇った、満開の桜の花びら。 そして 『スリゼローレルだ!!!スリゼローレルです!!!』 ゴール版を一着で駆け抜けたウマ娘の名前が叫ばれた。 マーベラスサンデーは季節外れの桜の後ろを走り抜け、グランプリを二着で終えたのだった。
18 21/08/23(月)01:04:33 No.838182021
一着をとったスリゼローレルはそのまま勢いよくターフを駆け抜け、坂道を使いゆっくりと減速する。そして第一コーナー付近でようやく止まると、息を整え電光掲示板に目を移した。 「あ…」 そこにあったのは一着は6番という表示。 「あぁ…!!!」 間違いなく自分がグランプリウマ娘であるという証。 そして 『グランプリの栄冠の歴史に!!!フランスの桜の名前が刻まれます!!!御見事!!!不撓不屈の不死鳥ウマ娘!!!グリーンのターフに、ピンクの勝負服!!!鮮やかな冬桜です!!!スリゼローレルです!!!』 自分のことを称える興奮した実況の声。割れんばかりの大観衆の喝采。 「やったぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」 その瞬間、彼女は満面の笑みで喜びを爆発させた。脚は震え、体からは汗が吹き出し、心臓の鼓動はまだまだおさまりが付いていない。しかし 「やった!!!やった!!!やったんだぁあああああ!!!!」 そんなこと一切関係なしに、彼女は勝者の美酒を浴びるように、満面の笑顔で飛び跳ねる。
19 21/08/23(月)01:05:42 No.838182327
大興奮のスリゼローレルに 「せんぱぁぁぁーーーーーーい☆☆☆」 一人のウマ娘が叫んで彼女に抱きついてきた。 「優勝おめでとぉぉぉぉおおおお!!!すっごいすっごいマーベラァァーーァス☆☆☆」 それは彼女のライバルであり、大親友でもあるマーベラスサンデーだった。 「マベちゃん!!!」 彼女を抱き留めたスリゼローレルは、そのままぐるぐると彼女を振り回しながらその場で回転し、そのままターフに崩れ落ちた。 荒れた息を整えながら、大の字になり、2人は芝の上で天を仰ぐ。 「やったんだ、私…やったんだ…!!!」 そういうスリゼローレルの瞳には大粒の涙が零れ落ち始めていた。 「すごかったよ、先輩☆☆☆すっごいマーベラスだった☆☆☆」 マーベラスサンデーは上体を起こし、彼女にそう話しかける。 「ふぇぇぇぇぇ……やったよぉ…やったんだよぉ……」 そのまま嬉し涙で顔を覆い、スリゼローレルはその場から立てずにいた。 歓喜に覆われ泣き続けるスリゼローレルの顔を、満面の笑顔でマーベラスサンデーはずっと眺めていたのだった。
20 21/08/23(月)01:06:33 No.838182541
有マ記念が終わった、中山競バ場、控室にて。 一人のウマ娘が、涙で目を腫らし、いつまでもその場から動こうとしなかった。 部屋にこもるのは重い重い沈鬱な雰囲気。冬の雪空でもこうも灰色にはならないだろう、そんな空気。 「マヤ……」 彼女のトレーナーは、ただ目の前のウマ娘に、声をかけることしかできなかった。 有マ記念を七着で終えたマヤノトップガンは、何も言葉を発することができず、ただ目の前に突き付けられた絶望に耐えるようにすすり泣くより他にないようだった。 こんな話を私は読みたい 文章の距離適性があってないのでこれにて失礼する fu272248.txt
21 21/08/23(月)01:09:50 No.838183450
別サイトでやった方がいいよ
22 21/08/23(月)01:15:54 No.838185016
>文章の距離適性があってないのでこれにて失礼する オイ待てェ完全にステイヤーじゃねぇか
23 21/08/23(月)01:16:25 No.838185139
ローレルが「やらかしました!」って言えるくらい楽しく走れるようにまで回復したのが見てて嬉しかった
24 21/08/23(月)01:17:29 No.838185419
文章の距離がカドラン賞すぎる…
25 21/08/23(月)01:18:17 No.838185604
ちょっと泣く
26 21/08/23(月)01:18:36 No.838185675
おい待てェ マヤノも立ち直ってくれェ
27 21/08/23(月)01:18:39 No.838185696
>カドラン賞 4000…4000!?
28 21/08/23(月)02:23:20 No.838199597
http://img.2chan.net/b/res/838195589.htm