虹裏img歴史資料館

1 21/08/20(金)04:18:18 No.837039181

「お疲れ様」 「あ…会長…」 控室に顔を出したのは学園の会長、シンボリルドルフ 「大丈夫、また次のレースで勝てばいい、あまり無敗に固執しないことも大切だ」 「うん…」 そう言って会長は手持ちのカバンから 「チョコレートだ、少し頭と体を休めるといい、では私はこれで」 そう言って会長は控室から出て行った 「ｻﾞﾝﾈﾝﾃﾞｼﾀﾈ、ｶｲﾁｮｰｻﾝﾉｲｳﾄｵﾘﾈｸｽﾄ!ﾂｷﾞｶﾞﾝﾊﾞﾘﾏｼｮｰ」 「…うん」

2 21/08/20(金)04:18:29 No.837039186

「ﾌｩｰﾂｶﾚﾏ-ｼﾀ、ｼﾊﾞﾗｸﾊｷｭｰｹｲﾆｼﾏｼｮｰ。ﾂｷﾞﾉﾚｰｽﾉﾊﾅｼﾊﾗｲｼｭｳﾃﾞｽﾖ」 ウィニングライブ終了後、いつものトレーナー室に戻ってきた 「うん…あ、そうだった、チョコレート…」 会長からもらったチョコレートを忘れていた。 「なんでチョコなんだろうね」 「…ニガッ、ｶｲﾁｮｰせっかくなら甘いチョコレートくれればいいのにね」 「…おかしいな、目の前が歪んで見えるや…苦すぎたかな…あれ…あれ…？」 「ﾃｲｵｰ…」 「どうしたのトレーナー、そんな顔しないでよ…しないで…お願い…」 「ボク…ｶｲﾁｮｰみたいに…無敗の3冠ウマ娘になりたかったのに…菊花賞出れなくて…3冠取れなくて…でも無敗のままならって思ってた…でも…でも…」 「……ﾃｲｵｰ、今日の夜、ここに来なさい」 「…え？」 いつもの半角でイラッとくる声じゃない、低い男性声が聞こえて涙まで引っ込んでしまった

3 21/08/20(金)04:18:58 No.837039208

～～～～～～⏰ ～～～～～～ 「ココバーだよね…？ボクは言っていいのかな…」 トレセン内のトレーナー専用バーがあるのは知っていたがウマ娘が入れる…なんてことは聞いたことがなかった ｶﾗﾝｶﾗﾝ「ｼﾂﾚｲｼﾏｰｽ」 「来たか、テイオー」 カウンター席にトレーナーはいた…あれ？なんでウマ娘がバーテンダーやってるの…？ 「ﾎﾞｸｷﾞｭｰﾆｭｰﾃﾞ」 すっと牛乳が出されたのでぐいっと飲み干して

4 21/08/20(金)04:19:36 No.837039249

「わざわざ外出許可まで出して何するの...？」 「ボーグバトルだ」 「……はい？」 「俺とボーグバトルをするんだ」 「…ｲﾀｲﾔｲﾔ、ﾊﾅｼｶﾞﾂﾀﾜｯﾃｺﾅｲﾖｰ！」 「イイカラヤルゾォ！！！」 「ﾋﾟｴ…はい…」 マスターが奥の部屋のボーグ施設に案内してくれた というかなんでスタジアム専用部屋なんてあるの？ 「ルールはチャージ3回、フリーエントリー、ノーオプションバトルだ」 「わかったよ…」

5 21/08/20(金)04:20:10 No.837039282

僕は自分の愛機、アブソリュート・ジーニアス・エンペラーをボーグケースから取り出す 「チャージ3回、フリーエントリー、ノーオプションバトル！」 この時僕はトレーナーの実力を侮っていた、本来ウマ娘と人間の間には圧倒的なパワーの差がある。このために世界カブトボーグ連盟はウマ娘がチャージをする際チャージ回数を半分にしなくてはならないというハンディを持っている (トレーナー、きっとボーグで僕も気を紛らわそうとしてるんだろうけど…そのルールすら知らないなら僕の相手では…) 『チャージ、イン！！！！』 「いくぞ！シーザー・カエサル・エンペラー！」 2体のボーグが様子を見るように互いを追いかける、しかし、チャージによるパワーはウマ娘の方が上、いずれシーザー・カエサル・エンペラーがアブソリュート・ジーニアス・エンペラーを後ろから叩く展開になる…なるはずだった

6 21/08/20(金)04:20:24 No.837039292

(おかしい…いつまで経ってもシーザー・カエサル・エンペラーに追いつけない…) 「気づいたかテイオー」 「！？」 「お前はパワーも、スタミナも、スピードも十分にある、何故俺のボーグに追いつけないか悩んでいるな？」 「何故か…何故かわかるかぁ！！！！！！！！！！！」 シーザー・カエサル・エンペラーが左旋回をし砂を巻き上げる 「バカだねトレーナー！正面からの勝負なら僕のアブソリュート・ジーニアス・エンペラーの方が…」 「甘い！！！お前のその甘さ、油断が勝負を揺るがすんだ！！！！！！！！！！！行くぞ！センチメンタル・アウトロー・ブルース ！」 トレーナーの後ろにハーモニカを吹く黒人が現れそして次の瞬間 「うわぁ！」

7 21/08/20(金)04:20:47 No.837039307

僕のボーグが場外へと吹き飛ばされた 「お前に足りないのは、スピードやパワー、スタミナではない。レースへの、ボーグバトルへの熱意が他の奴に負けているからだ！！！！！！！！！！！」 「！？」 「そのために更なる修行を重ねる、テイオー、覚悟はできるか？」 「…わかった…わかったよトレーナー、カブトボーグとは何か…レースとは何か…」 「ｴ､ﾜﾀｼｿｺﾏﾃﾞｶﾝｶﾞｴﾃﾏｾｰﾝ」 「ええ…」 「ﾏｱ､ｿﾚﾊｿﾚ、ｺﾚﾊｺﾚﾃﾞｰｽ。ﾒｻﾞｾｶｲｻﾞ-！皇帝ﾍﾉﾐﾁﾃﾞｰｽ」 「そうだね…それまではそれ、これからは…これからだ！」

8 21/08/20(金)04:23:48 No.837039456

「ありがとうマダムジェニファー」 「あんたも面倒なことしてるねぇ…最初から話し合いをすれば良いのに…」 「ボーガーは、ボーグで語る方が、伝わるのさ」 「…なあ、ジャスタウェイ。あれ説明してくれない？」 「あれを説明できる人間はいないぞマジカルステージ…」 「男ってのは…みんなああなのさ…」 『私たちみんなウマ娘ですよマダムジェニファー！！』

9 21/08/20(金)04:25:23 No.837039546

夢でロイドさんとテイオーの半角コンビがボーグバトルしてたので… マジでマダムジェニファーがいたからもしかしたらウマ娘世界にもボーガーがいるのかも…

10 21/08/20(金)04:32:47 No.837039988

「」イドさん！見せてもらっておいてこんな事言うのもなんですけど意味わからないですね！

11 21/08/20(金)04:37:52 No.837040282

こう言う時は意味分からないものを書くモンなの 意味分かるモン書いてどうすんだよ

12 21/08/20(金)05:08:20 No.837042175

>「…わかった…わかったよトレーナー、カブトボーグとは何か…レースとは何か…」 >「ｴ､ﾜﾀｼｿｺﾏﾃﾞｶﾝｶﾞｴﾃﾏｾｰﾝ」 >「ええ…」 ダメだった

13 21/08/20(金)06:26:40 No.837045982

>こう言う時は意味分からないものを書くモンなの >意味分かるモン書いてどうすんだよ >「ええ…」

14 21/08/20(金)07:08:16 No.837049166

カブトボーグが絡むとマジモンの怪文書になるな…

15 21/08/20(金)07:29:45 No.837051463

ちょっと待って！？前回までのあらすじっていうから馴染みの人にはもう当然のクロスオーバーなのかと思ってたのに違うの！？

16 21/08/20(金)07:31:59 No.837051739

ええーっ!テイオーとロイドさんがいない！？ 部屋にﾀﾋﾞﾆﾃﾞﾏｰｽ、ﾂｷﾞﾉﾚｰｽﾏﾃﾞﾆﾊｶｴﾘﾏｰｽって置き手紙されてたけどそんな急すぎるぞロイドさん… かくして！事情を知った俺、ケン、カツジはマウント富士へと登り、ロイドさんとトウカイテイオーは地獄の特訓を始めた 次回カブトボーグ 地獄の山　アルティチュード・シネックス・ハイリスク 熱きボーグ魂に、チャージイン！

17 21/08/20(金)07:33:26 No.837051934

ﾗｲﾗｲﾗｲｼﾞﾝﾊﾟﾜｰ

18 21/08/20(金)07:36:31 No.837052326

>ちょっと待って！？前回までのあらすじっていうから馴染みの人にはもう当然のクロスオーバーなのかと思ってたのに違うの！？ いいだろ？ カブトボーグだぞ

19 21/08/20(金)08:04:47 No.837056274

>ええーっ!テイオーとロイドさんがいない！？ >部屋にﾀﾋﾞﾆﾃﾞﾏｰｽ、ﾂｷﾞﾉﾚｰｽﾏﾃﾞﾆﾊｶｴﾘﾏｰｽって置き手紙されてたけどそんな急すぎるぞロイドさん… >かくして！事情を知った俺、ケン、カツジはマウント富士へと登り、ロイドさんとトウカイテイオーは地獄の特訓を始めた >次回カブトボーグ >地獄の山　アルティチュード・シネックス・ハイリスク >熱きボーグ魂に、チャージイン！ 次回全然関係ないウマ娘が主役なのはわかる