21/08/16(月)22:12:59 実家に... のスレッド詳細
削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。
画像ファイル名:1629119579521.jpg 21/08/16(月)22:12:59 No.835897362
実家に逃げ帰ったと言われればそうかもしれない。 『なんで帰って来てんねん!!東に魂売ったいうたやんけ!』 帰ってそうそう、幼なじみの彼女に言われた言葉。 『ごめん、タマ』 俺は静かに項垂れて、そう呟くしか出来なかった。
1 21/08/16(月)22:13:22 No.835897498
…初めての就職である、中央のトレーナー業は…担当のトゥインクルシリーズ最後の引退レースで起きた事故によって、文字通りの担当の引退となった。 結局、そのトラウマが引きずってしまい、俺は逃げ帰るように大阪に帰ってきた。今は県立の学校でウマ娘の特別講師をしてる身だ。 逃げたとしても、…トレーナーという仕事を辞めることは出来なかった。
2 21/08/16(月)22:13:39 No.835897624
それから、3日くらい経って… あれからタマとは上手くいってない、タマの事だから、ちょっとした怒りでしか無いはずだ。 だから謝ればすぐに終わるって思ってたのに…どうしても不思議と彼女を直視出来なかった。 はぁ、どうすればいいんだと俺はノロノロと夕暮れの街道路地を歩く。 途中、家の近くにある公園を見るとーーー 「…タマ?」 公園のベンチにタマが座っていた。 「お、○○やん!ちょっと前にキツいこと言ってゴメンな」 タマは嬉しそうに…少しだけ申し訳なさそうに話してきた。 やっぱり優しいヤツだ、俺が謝らないとならなかったのに…結局彼女に言わせてしまった。 「ううん、こっちこそ…謝る時間なくてごめん」 「ってかアンタなぁ、ウマ娘の指導やっとったん?」
3 21/08/16(月)22:13:55 No.835897710
ギクリと、俺は唾を飲む。 何故かと言うと、俺が就いた学校は、タマのいる県立学校だった。 週に1日だけ…確かにタマ含めたウマ娘に走り方や気持ち良く、怪我をしない走法などの指導をしているのだ。 ウマ娘の教官などいない県立学校にとっては喉から手が出る程の需要があったらしい、初めての授業はかなり評判になった。 当然…その授業にタマも入っていたわけで。 「えらい上手やったな、学校でとびきりの評判やったで」 「うっ…そりゃまあ、東京でちょっとしたウマ娘の塾の仕事をしていたから…」 ほーん……!とタマは嬉しそうにぽんと手を打ち… 「って!?それで東京行ったのにクビになったって事なんか!?」 「そういうことになります……厳密にはちょっと色々ゴタゴタに飲み込まれたっていうか…」 「東京エグい所やな…」 「まあタマに比べたら可愛い存在多いけどな「オゴブッ」 「ドアホー!」 タマのいつもの…よりもかなり痛い横ビンタをくらい、俺はあははと笑う。
4 21/08/16(月)22:14:16 No.835897855
「そういや、タマはなんでここで休んでたの?」 「休んでないで!走る練習してるん」 タマは小さな手で指をさす。 その公園の土はタマの足跡だらけであり、抉れるような深い足跡が何個も着いていた。 (……とんでもないパワーだ、中央でもこんな子は中々…) 何考えてるんだ、と俺はすぐに冷静になった。 「…おー、公園ぐっちゃぐちゃじゃん」 タマがベンチの下にある、小さなグラウンドレーキを取り出した。 何年も使っていたのだろうか?かなりボロボロで、いくつもの修理された部分も見受けられる。 「そらーもちろん、ちゃんと終わったら掃除してるで~?」 「意外だなぁ…」 「どこが意外や!!」 「ごめんごめん!でもどうしてそんな練習を?」 「…出稼ぎって程やないけど、やっぱ早いうちから恩の一つくらいはな」 「…………まさか」
5 21/08/16(月)22:14:28 No.835897942
「アンタが3年前出稼ぎの話した時から、夢が出来たんや、…ウチも東京行ったる、東京行って…トレセン入って、アンタにギャフンと言わせたるなんてな…」 「………だから夢壊されたなんて思ってあんなキレたのか」 「せや、…でもウチも分かってるねん、金がないとまともな塾も受けれん、本も買えんし図書館で読んでも実践を指導できる人間も金が必要や」 「………」 「ウチ、地方くらいには行きたいんや…夢大分小さなったけどなっ?それでもこの足で早く親に恩返ししたいねん!」 まあだからがむしゃらにやってるんやけどな!とタマは寂しそうに笑った。 夕日が雲に隠れ、急に空は黒く染まり出す。辺りは薄暗く、闇に包まれ始めた。
6 21/08/16(月)22:14:45 No.835898024
…心音が高鳴る。ここで俺が手を差し伸べたら…彼女の運命は変わるのか。 小さなタマを見れば見るほど、俺の過去の担当が映し出される気がした。 小柄で、どこか内気だけど誰よりも優しくて、担当すら見つけれなかった俺に語りかけた言葉。 あの日の記憶が急に蘇るーーーー
7 21/08/16(月)22:16:01 No.835898564
そうか、もう3年も前の事なのか 終わりは去年だと言うのに、始まりを思い出せばその長さに気付かされた。 『…結局、だれも見つけれなかった。今年はサブトレとして1年過ごすのか…』 『担当、見つからないのですか?』 『うん、ああ…君は…久しぶり?でもないな』 ふふっ、と優しく彼女は笑う。 『…なら、余り物同士、一緒に走りませんか?』 あの子との3年、…俺は忘れる事はないだろう。 新人トレーナーである俺という存在に、幾つもの勝利を与え、ダービーの名誉を与えた存在。 ……そして最後の阪神大賞典で見た、最後まで立ち上がろうとして、そのまま倒れ、ただ許して欲しいと悲しそうに見ていた彼女の目を見た。 ……そして、全てが終わったあと…。彼女は病室で、動かない脚を隠しながら俺に語りかけた
8 21/08/16(月)22:16:16 No.835898644
『……その、下半身、…もう動かないのか』 『ごめんなさい、走ることも歩くことも出来ないようです』 俺は、項垂れて…彼女の残していたノートを見せた。 『……お前の手記を読んだよ、…最初から、ドリームリーグに行ったら俺の担当を切るつもりだったのか』 『はい、…だって、あなたに未練を残したくなかったから』 『そんな…』 彼女は優しく話した、ウマ娘とトレーナーの関係は1歩違えれば共依存の関係になる。 どこでその筋を切れるのか…己にちゃんと律する事が出来るのか、…最後まで彼女はそれをずっと決めていたという。 賢くて、誰よりも思いやりが深い彼女らしく…それを達成出来なかった罪深さが俺に重くのしかかる。
9 21/08/16(月)22:17:30 No.835899100
『…私には最後まで走ることはできませんでした。…本当、運命は残酷です、だけど…』 『全責任は俺にある、…お前の怪我をさせてしまった俺は…』 彼女は静かに首を振った 『諦めないで、貴方なら、きっと誰よりも素晴らしいトレーナーになれます』 『そんな…』 『最初の担当である私が証明しましょう。……貴方が担当で良かったと、例えこんな怪我したとしても、あなたは誰よりも素晴らしいトレーナーだったと証明してみせます』 『……そんなこと…ないから…ごめん…』 『…だから…お願いです…どうか諦めないで…あなたなら、あなたなら誰よりも誇れるトレーナーになれます。…私は少なくとも、あなたがトレーナーで良かった。あなたがトレーナーであることが誇りです。』 彼女は優しく微笑み、俺は思わず泣きついた。 大人なのにわんわんと泣く俺に、小さな彼女は最後まで優しく鼻を寄せ、頭を撫で続ける。 その日、真っ赤な落日に映された彼女を、俺はきっと忘れることなんてできない。
10 21/08/16(月)22:17:57 No.835899259
それから、彼女は俺に忘れ去られるようにすっといなくなり、同時に俺もこの仕事を心的外傷を理由に辞めてしまった。 …いや…結局辞められなかった、…彼女の願いを曖昧に終わらしてしまった。それでも、完全に終わらせることなんて俺には出来ない。 「タマ…えっと…」 「ん?」 …きっと、中央には戻れない。それは百も承知だ。 『諦めないで』 ………っ!
11 21/08/16(月)22:18:08 No.835899320
「……お前の指導、俺がしようか?」 「………ええんかっ!? ほんまにいってるん!?」 「ほら、これでも東京でちょっとした塾の端くれだったから…」 「ほんま…ほんまありがとな…!!」 タマは嬉しそうに俺に抱きついた。 「…幼なじみが困ってるのに、手を差し伸べない訳が無いもの」 そう、言い聞かせることにしたんだ。 タマは気づいてない、知ることも多分できない。 でも、それは俺だけの問題だ、彼女が羽ばたけるその日まで…絶対、俺はやってみせるんだ。 暗くなり始めた夕日はまた明るく顔を出す。 あの日の落日のように、…俺をもう一度動き出せ彼女がいうように、ただ真っ赤に輝いていた。
12 21/08/16(月)22:18:48 No.835899596
っていうタマちゃんが幼なじみのトレーナーと一緒に中央入りを果たすまでの怪文書が好きなんですけど 誰か代わりに結末書いてくんない?
13 21/08/16(月)22:19:17 No.835899794
始末は自分でつけろ
14 21/08/16(月)22:19:23 No.835899843
そ お
15 21/08/16(月)22:19:31 No.835899888
過去が重すぎてお前以外書けねえよ
16 21/08/16(月)22:20:54 No.835900422
俺には無理だ…
17 21/08/16(月)22:21:21 No.835900623
この前担当のウマ娘は誰だ… ダービー勝利で…トレーナーに沢山勝利をくれて… で阪神大賞典で怪我して引退したウマって誰…? 喋り方的にもナリタブライアンじゃ無いし…
18 21/08/16(月)22:21:25 No.835900656
お前が始めた物語だろ
19 21/08/16(月)22:23:19 No.835901403
タマちゃんの運命は変えられるんだろうか…
20 21/08/16(月)22:26:25 No.835902725
なんかここまでじゃなくともタマトレにお辛い過去入れる人多くない…?
21 21/08/16(月)22:28:00 No.835903370
あーもしかして騎手が調教師に転身するきっかけになったあの馬か だとしたらちゃんと史実に乗っ取って書いてるのかこれ すごいな
22 21/08/16(月)22:28:02 No.835903380
タマ自体が燃えるような女だからそれに釣り合うような男もまた燃えるような男なんだ
23 21/08/16(月)22:28:06 No.835903422
>なんかここまでじゃなくともタマトレにお辛い過去入れる人多くない…? お嫌いですか?
24 21/08/16(月)22:28:11 No.835903454
>なんかここまでじゃなくともタマトレにお辛い過去入れる人多くない…? タマ自体がお辛い身の上だからトレーナーもそれ相応に盛られてるのかもしれない
25 21/08/16(月)22:29:27 No.835903947
タマの指導を初めて早くも3ヶ月の月日がたった。 タマは走り方が荒々しい。とにかく無駄が多かったので、最初はその無駄を可能な限り削る。 あっという間に軽い走りができるようになったが…これはこれでどこか物足りない感じもした。 「あの走りの方がタマに合ってると思うんだ」 「うーん…そうなん?」 「あの、こう…強引にぶっちぎる感じなやつ…難しいな…比較対象にできるウマ娘も居ないからなぁ」 「…難しい話やなぁ」 県立の陸上系にいるウマ娘くらいなら、彼女はもう余裕の走りで抜かせれるようになった。 それはいい事だ、もちろん、それをやった後にウマ娘の陸上部の顧問から講師として無理やり参加させられることになったけど…。
26 21/08/16(月)22:29:50 No.835904099
「…タイムだと比較にできない部分なんだよ、駆け引きっていうのかな…勝負する部分においてリソースを管理することはとても大事なんだ」 「どんな風に走ればええんやろ?」 「よし、とりあえずはまずこの直線の4分の1から、昔の走りにスイッチするやり方でやってみて」 「わかったで!」 タマがやって見せた動きの後、俺は足跡を確認する。 切り替える時間が遅いな、かなりの歩数でパワーの分散が起きてる。 「うんうん…切り替えがまだ難しいようだね、しばらくはこの練習をしてみようか」 「難しいことすんなぁ、でも一人でやるよりずっとおもろいわ!」 タマはかなり嬉しそうで、ここまでの飲み込みの速さを含めて俺は彼女が高校生になる頃には中央入りは確実にできる……そう確信した。
27 21/08/16(月)22:30:30 No.835904350
……そして、1年と半月が経った。 いつもの夏のまだ明るい夕方、2人でやってきた河川敷の練習場。 いつもなら、明るく、俺にタックルをかますような速さで飛んでくるタマが、今日はとぼとぼとやってきた。 「………タマ。風邪か?」 「違うねん……あんなぁ、ウチ。そもそもトレセン行けへんの」 タマが悲しそうに一言、俺にそう言った。 「へっ……」 俺は頭が真っ白になる。 「私立を払える金がある訳無かったわ」 「………………」 ウマ娘の私立だ、人間の私立ともまた違うと言うのは何となく察せれる事だった。 …タマの夢はここで潰れる。こんな理由で、強さなんか関係なく…。
28 21/08/16(月)22:30:53 No.835904512
「…まあウチ、大丈夫やで!走るの好きやし!」 タマはただ悲しそうにただそう言い払い、すぐに自主トレを初め出した。 「……タマ……」 どうすればいい?…どうすれば… そうだ、特待生なら入れるはずだ。確か方法は…中央トレーナーまたはそれに値する存在や階級を持つ者に、指名か推薦を受ける。 …………どうしようも無い。大阪言えど、中央 のトレーナーやそれクラスの人間なんて居ないし、関係も持ってもなかった。わ 「……どうすれば…いいんだよ…」 タマの夢を壊したくない、あの子は、間違いなく…中央で勝てる、俺はそれを証明できる。 だから…だから… 「おーい、何しとんねーん、はやくやろうで」 「ごめんごめん」 真っ赤な夕日に、俺は祈り続けた。 彼女を拾える、唯一のトレーナーが現れることを……。
29 21/08/16(月)22:31:38 No.835904856
あともうちょっとだけ続きますが即興で書いてるんで待ってください
30 21/08/16(月)22:32:02 No.835905045
即興!?
31 21/08/16(月)22:32:04 No.835905061
いくらでも待つから書いてくれ
32 21/08/16(月)22:32:12 No.835905123
わっふるわっふる
33 21/08/16(月)22:35:13 No.835906475
その日、夜深く、家の中で俺はおもむろにスマホを取り出す。 かつての仲間の連絡先は全て消していたはずだ、それに今更頭下げてどうにもならないだろ。 「………」 その時。最後の一番奥に…『秋川理事長』とある電話番号がある。 ……… 彼女に電話してなんになる、そんな言葉をもう1人の俺が言ってるような気がした。 でも、俺はーーー 「………今更言われなくても、諦めないよ」 夜分遅くなのにその電話番号に掛けたーーー
34 21/08/16(月)22:35:49 No.835906729
「秋川理事長、お久しぶりです、そして夜分遅くに申し訳ありません。」 「むむっ!君かっ!夜分遅くにどうした!」 「…その…情けない話なのですが…」 俺はタマモクロスという少女が居て、彼女が中央で活躍できるが、お金が持ってない為トレセンに入学できない、だからこそ、理事長にどうすれば良いかという話をした。 「適任がいるではないかっ!」 「えっ?本当ですかっ…!」 「無論!君だっ!」 「………ええっ!?無理です、できるわけが無いでしょ!」
35 21/08/16(月)22:36:05 No.835906817
「笑止ッ!!!」 バチン!と扇子の閉じる音と共に、突然怒声が鳴り響く。 「!?」 「君は誰よりもウマ娘を大切にしていたでは無いか!そんな男が誰かに譲るなど言語道断!」 「………それは……っ!」 「君の担当に相応しい存在は、君以外にいるわけがないっ!…戻ってくるのだ」 ブツっ!ツー……ツー…… 「理事長………」 …かつてあるライセンスを探し出し、そして見つけ出す。 「………支度をしよう。迎え入れる準備をしないと」 待ってろよ、タマ
36 21/08/16(月)22:36:20 No.835906915
「タマモクロスさん」 どこにでもある教室。夏空青く、白い入道雲とそこそこぬるめの風が吹く教室。 「はいはいーなんでしょかー?」 タマモクロスは寄りかれる姿勢…でもなく、ぼーっと空を見ていた。 (走るにはいい天気やなぁ) 彼女にとって。走ることが趣味になったとある日の話。 「トレセン学園から推薦があったそうですよ」 「…………なんやて?」 「誰かは分かりませんが……」 「本当なんか!?嘘やないんでしょか?」 あまりにも突然、彼女の運命の転機は訪れる。 (アイツに報告したる!) 放課後、彼女は夕暮れの中。走り続けた。 自らを指導してくれた、幼なじみである彼の元にーーー!!
37 21/08/16(月)22:36:49 No.835907127
夕立ちの中、彼女は幼なじみの彼の家に着く。 ノックをする、しかし誰も出ない、…ピンポンを押す…しばらくして、彼のお母さんがやってきた。 「ごめんなぁ、タマちゃん、…息子ったら、仕事で呼び戻されたって言ってな、昨日夜に東京に行っちゃったの」 「……嘘やろ………!!」 タマモクロスは項垂れ、とぼとぼと公園のベンチに座る。 とりあえず雨宿りしていき、と手招きする。 「ごめんなっ!」
38 21/08/16(月)22:37:10 No.835907277
タマモクロスは項垂れ、とぼとぼと公園のベンチに座る。 とりあえず雨宿りしていきー!と手招きする。 「ごめんなっ!」 思わず、彼女は駆け出した。いる訳もなく、再開した公園の前に 自主トレをして、悩み続けていた己を救い、手を差し伸べてくれたあの日と違う。 …そこは誰もいない、ただ孤独に濡れたベンチに座るだけ。 「……なんで、こうすれ違うんやろなぁ」 夕立ちはあっという間に過ぎ去り、空は赤く染まっていた。ぼんやりと夕暮れを見つめて、彼女は叫んだ。 「覚悟しておきー!東京に行ったらまずウチはアンタを見つけて引っぱたいたるわ!!ホンマに許さへんからなー!!」 真っ赤な夕焼けは雲ひとつなく晴れ渡っている。
39 21/08/16(月)22:38:50 No.835908011
終わり そういえば元担当のとある小柄なウマ娘は最後に2度目の怪我をしたせいで引退することになりましたが タマモクロスは小柄な彼女は生涯1度も大きな怪我をした事は無かったそうです
40 21/08/16(月)22:39:13 No.835908174
いいぞ...もっともっと続きが見たい...
41 21/08/16(月)22:39:25 No.835908247
つづくじゃないの!?
42 21/08/16(月)22:40:06 No.835908541
書き込みをした人によって削除されました
43 21/08/16(月)22:42:56 No.835909690
そうかずっとなんで夕焼けが舞台なんだろうな思ってたけど 元担当の事調べたらわかった そういう事なのね
44 21/08/16(月)22:44:06 No.835910175
>そうかずっとなんで夕焼けが舞台なんだろうな思ってたけど >元担当の事調べたらわかった >そういう事なのね そういうことだよ…気づいてくれてありがとう……
45 21/08/16(月)22:44:47 No.835910484
おい待てェ ちゃんとうまぴょいまで書いてくださいお願いします
46 21/08/16(月)22:44:51 No.835910503
終わるな ちゃんとひっぱたくまで書いてくれ…
47 21/08/16(月)22:50:25 No.835912574
>キーストンは小柄で貧弱な馬だった。走るときは常に全力だったが動きはぎこちなく、性格もおとなしかったため、まったく目立たない存在で、牧場での評価はデビューできれば上出来というものあった。 >折れた左前脚を浮かせて三本足のキーストンが歩いてきた。足は完全に折れていて、誰が見ても予後不良なのは明らかだった。 >それからキーストンは膝をついて、僕の胸のところに顔を持ってきて、鼻面を押しつけてきました。ぼくはもう、夢中でその顔を抱きましたよ。 待って待ってこれ読んでから読み返して泣いた
48 21/08/16(月)22:50:36 No.835912632
詳しくないから元ネタの子の名前が知りたい...
49 21/08/16(月)22:51:36 No.835913031
元担当バの娘ミル貝で調べて普通に泣いてしまった…
50 21/08/16(月)22:52:23 No.835913341
エピソードで思い出したあの馬か…
51 21/08/16(月)22:53:26 No.835913736
さめ くい
52 21/08/16(月)22:54:45 No.835914298
夕陽よ急ぐな
53 21/08/16(月)22:55:03 No.835914414
ああキーストンか…
54 21/08/16(月)22:55:26 No.835914570
阪神大賞典で予後不良といったらあの馬しかいないですね… 元ネタのジョッキーさんがタマちゃんを管理していたわけではないみたいですけど
55 21/08/16(月)22:55:36 No.835914633
>キーストンの死後、山本との最後の様子はファンの間で反響を呼んだ。競馬ファンであった文筆家の寺山修司はキーストンをテーマに「夕陽よ、急ぐな」というエッセイを書いた。 >これはキーストンが決してG1レースを何度も勝つような強い馬では無かったが、どんなopレースにも従順に、堅実に走り続け、騎手や牧場に勝利を与え続けてた生き様を書いたものである
56 21/08/16(月)22:57:21 No.835915330
>阪神大賞典で予後不良といったらあの馬しかいないですね… >元ネタのジョッキーさんがタマちゃんを管理していたわけではないみたいですけど たぶん同じ小柄だけと最後まで怪我しなかったタマと ずっと堅実に勝ち続けて最後の戦いで大怪我で終わったキーストンとの対比の部分なんじゃないかな…?
57 21/08/16(月)22:58:36 No.835915817
もしかしてタマの適正な距離感のSS書いてた作者さん? 違うとしても実に良いものを読ませてもらった
58 21/08/16(月)23:00:11 No.835916466
これは良いものだ…
59 21/08/16(月)23:02:41 No.835917506
目から汁が出た どうしてくれる
60 21/08/16(月)23:03:52 No.835918085
史実からして最大級の美談はズルいって…
61 21/08/16(月)23:04:25 No.835918342
>もしかしてタマの適正な距離感のSS書いてた作者さん? >違うとしても実に良いものを読ませてもらった 半P
62 21/08/16(月)23:05:46 No.835918985
しかもキーストンの乗ってた騎手は調教師になったってのが史実なんだけど 専属トレーナーがマンツーマンの騎手というなら 大多数のウマ娘を指導する教官は正に調教師なんだよな… あんな姿を見たのに最後まで辞めようにも辞められなかったってのがめちゃくちゃ史実と照らし合わせると泣ける なんて怪文書を作ったんだよ…
63 21/08/16(月)23:11:55 No.835921753
良い物を見た…
64 21/08/16(月)23:11:56 No.835921758
良い話だった… タマちゃんにはいくら試練を与えても良い