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    21/08/01(日)09:22:27 No.829855537

    俺は一流トレーナー、一流ウマ娘であるキングヘイローのトレーナーだ。 キングヘイローは一流ウマ娘として輝かしい経歴を残してきた。 URAファイナルズに優勝後、ドリームトロフィーリーグに挑戦をし国内外問わず様々なレースに出走してきた。 黄金世代と呼ばれた同期たちとも激闘を繰り広げた。 ドリームトロフィーの三冠ではセイウンスカイやスペシャルウィークと マイルGI制覇ではグラスワンダーと、フランス遠征ではエルコンドルパサーと 様々な場面で彼女たちと巡り合い名勝負を繰り広げた。 しかし彼女たちも一人、また一人とターフを去っていた。 以前生涯現役とキングは言っていたが、ここしばらくは勝ちから遠のいていた。 トレーニングをしても走りにキレが戻らない。 原因ははっきりしていた。 ウマ娘としてのピークを超え、長い現役生活で疲労は溜まりに溜まっていた。 現役で走り続けるには限界だろうと彼女とは何度か話をしていた。

    1 21/08/01(日)09:22:44 No.829855625

    レース日程も白紙にし、トレーニングもほとんどしない日々が続く。 その日は久しぶりに顔を合わせた、出たいレースがあるという。 「久しぶりね、トレーナー」 緑が基調の私服のキングヘイロー、最後にあったのはトレーニングをつけた数か月前だ。 以前は顔に幼さが残った美少女という印象の顔立ちであったが、 今では誰もが息を呑む美女へと成長していた。 というか思わず見惚れてしまった。 数か月会っていないだけで、変わるはずがないので今まで気づかなかっただけなのだろう。 「ちょっと、会うのは久しぶりだけど今までずっと一緒だったでしょ?」 「いやすまん。見惚れてた、随分美人になったな」 「ほんと今更ね。でも悪い気はしないわ」 口の端を吊り上げてドヤ顔を決める。 以前は可愛げが勝っていたが、今では妖艶な笑みに見えた。

    2 21/08/01(日)09:23:01 No.829855705

    「ところで次のレースだけど……トゥインクルシリーズに出ようと思うの」 トゥインクルシリーズのレースに出ると聞いて覚悟が決まったのだと思った。 最初の三年間で走るGⅠレース、そこで最後に走って引退をするウマ娘は多い。 彼女の思い出のレース、高松宮記念やスプリンターズSが真っ先に浮かぶ。 後は宝塚記念や有馬記念もいいだろう……勝ち目は薄いが記念出走にはよく選ばれる。 だが彼女の宣言したレース名を聞いて驚いた。 それから時は過ぎ、控室では今日出走するウマ娘たちがこぞって挨拶に来ていた。 国内外を問わず活躍したキングヘイローは今や生きるレジェンドである。 子供の頃にターフを走っていた憧れのウマ娘と共に出走できることに素直に喜ぶ者も多かった。 「私、キングヘイローさんのレース大好きなんです!終盤からの末脚は憧れです!」 「あらありがとう。 「子供の頃からキングコールも練習してて、友達とも競い合っていたんですよ!」 何を競うのだろうか……。 「そう?なら本物を拝んでいくべきではないかしら?」 「いいんですか!?」

    3 21/08/01(日)09:23:17 No.829855781

    そうして一緒になってキングコールに付き合うことになった。 「はぁ~キングコールを生で見られるなんて感激です!ありがとうございます!!」 彼女は今日の一番人気、3年目のシニア級の中では際立って高い能力を持つウマ娘だ。 レース終盤からの追い上げに定評があり、GⅠを取るのも時間の問題と言われている。 ……そう、まだGⅠでの勝利がないのだ。 彼女の世代は黄金世代の再来と呼ばれる程の強豪がひしめいており、クラシック三冠は僅差で2着であった。 「キングさん、本当にごめんなさい。憧れのキングさんに会えて凄く嬉しいです。でも……」 彼女の顔つきが変わる。 「今日だけは私!負けられませんから!」 彼女はキングに似ていると思っていたが思い違いだった。 勝利に向けた闘志や執念。 それ彼女の同期、スペシャルウィークによく似ていた。

    4 21/08/01(日)09:23:52 No.829855926

    その後も控室での挨拶は続いていく。 最後のウマ娘が部屋に入ってきた。 確か2番人気で、逃げが得意だが先行策を取ったこともあるようだ。 丁度セイウンスカイと似たトリッキーなタイプかもしれないと思った。 「どうもっす。他の子の挨拶で疲れてるでしょうし適当にすませた方がいっすよね?」 「あら、一流のキングは最後の最後まで手を抜かないわ。適当に済ませるのは許さないわよ」 それを聞くとこちらまで聞こえる大きなため息をついた。 「……失礼を承知で聞きたいんすけど、いいすか?」 「ええ、聞くだけ聞いてあげる」 「なんで秋天なんすか?」 不躾な質問に割って入ろうとするが手で静止される。

    5 21/08/01(日)09:24:10 No.829856025

    「どうしてあなたがそれを気にするのかしら?」 「単純に気になったからっす。キングさんなら高松宮記念が一番印象的じゃないすか。  今の時期に合わせた得意距離ならスプリンターズSがありますし、  記念出走なら少し時期をずらして有馬記念に出ればいいっすよね。  わざわざ秋天に出てきた理由がわからないんすよ。中途半端じゃないすか」 「ふぅん……よく調べてるのね」 「敵っすから」 言葉の端々に敵意を感じて警戒する。 「でもね……私が天皇賞・秋に出る理由を聞く権利を……あなたにはあげないわ!」 「……はぁ?」 苛立ちを隠さない彼女にキングはさらに続ける。 「知りたいなら私に勝ってみなさい。そうしたら聞く権利をあげるわ」 距離を詰めてきたので、見かねて割って入ると背を向けて去っていく。

    6 21/08/01(日)09:24:25 No.829856090

    「……レースが終わったらまた聞きに来るっすよ」 そう言い残していった。 「礼儀のなってない子だったな」 「仕方ないわよ。ロートルが混じってるのが嫌って気持ちはわかるわ」 「そんなこと言うもんじゃない」 「……ごめん。でも記念出走の現実はそういうものよ。  挨拶してきた子たちにも……大なり小なり同じ思いを感じたわ」 「すまなかった」 「あなたが謝ることじゃないわ」

    7 21/08/01(日)09:24:44 No.829856180

    ふっとキングと目が合う。 「……聞くだけ聞いてあげる」 「どうして天皇賞・秋なんだ?」 お互いに考えていることがわかっていた。 彼女が答えないのもわかっている。 「……あなたにはきっとわかる」 予想と少し違う答えだ。 「だから走るところを見ていて欲しい」 「勿論だ」 これからすぐにパドックへ彼女は向かう。 そしてその後はウォームアップ……そして出走する。 「天皇賞・秋、いよいよスタートです!」

    8 21/08/01(日)09:24:57 No.829856236

    「キングヘイロー最後尾!これは大丈夫か!?」 実況が聞こえる。 問題ない、むしろ都合がいい。 そう私、一流ウマ娘キングヘイローは考える。 先頭の逃げウマはかなりのハイペース……大逃げを仕掛けていた。 このペースについていけば集団は必ずバテる、ここは自分のペースを守るべきだ。 前を走るウマ娘が一瞬こちらを見る。 何を思っているのか、手に取るようにわかった。 ロートルはそこで大人しくしていろと言わんばかりの目線だ。 そうはいかない、この状況なら仕掛ける。 足を強く踏み込む、衝撃が地面を伝わるように。 さらに走行ラインをわずかに外へずらす。 反応してペースが乱れている。

    9 21/08/01(日)09:25:14 No.829856312

    (う、うわああああああ!!) 「ああっと!後続のペースも上がっていく!キングヘイロー、一人取り残された!」 「むしろ彼女以外のペースが早くないかが心配ですね」 背後のプレッシャーと前方のハイペースに焦ったウマ娘がペースを上げる。 焦りは周囲に伝播して後続集団のペースも上がっていった。 前が空いた状況で悠々と走っていく。 芝の荒れ具合を見ながらコースを変えていく。 僅かなスタミナも惜しんで足を貯める。 全てはスパートに向けて。 「いよいよ最終コーナー!ここからどう出る!  キングヘイローはまだ最後尾!ここまでか!?」

    10 21/08/01(日)09:25:29 No.829856390

    集団がスパートの体勢に入った。 乱れた集団の中から順位を上げるルートを一瞬で判断する。 狙いは内ラチだ、今の自分に外から差して勝ち目はない。 他のウマ娘のスパートの速度、そこから最終直線に入ったときの隙間、 そして電撃のようにジグザグに内を抜けていくルートが頭に煌めく。 いける、この距離でも! 「キングヘイローだ!キングヘイローがここで上がってきた!!」

    11 21/08/01(日)09:25:45 No.829856471

    「先頭は二人!逃げ切るか?差し切るか? ガタの来ている体を誤魔化しながら、ようやくここまで来た。 「後続との差は広がっていく!二人の一騎打ちだ!」 勝つためには何でもやった。 仕上げるために食事制限もトレーニングも完璧にこなしてきた。 「どちらも一歩も譲らない!」 かつての友のように策を労し、展開を味方につけて有利な状況に持ち込んだ。 「勝負は続く!続いている!」 だがそれでも……。 「キングヘイローは失速!完全に取り残された!」 それでも届かない。

    12 21/08/01(日)09:26:06 No.829856602

    体が重い、息が苦しい、足が砕ける! (なんで秋天なんすか?) なんでって……。 (どうして天皇賞・秋なんだ?) どうしてって……。 風のように自由に駆ける青天を掴むような。 火のように闘志に満ちた流星を掴むような。 あのときのように走らなければ勝てないと思ったから。 そういえば……。 あのときはどうしたんだっけ……?

    13 21/08/01(日)09:26:21 No.829856694

    ゴール板をウマ娘たちが駆け抜けた。 雌雄が決し、観客は歓声を上げる。 誰もが目を見張った。 勝敗は誰の目にも明らかであった。 「一着はキングヘイローだ!最後のレースを見事に勝ち取った!!  伝家の宝刀、驚異的な末脚で見事に撫で切った!!!」

    14 21/08/01(日)09:26:37 No.829856767

    頭が真っ白になっていた。 視界はずっと先のゴールしか見えない。 足の感覚が消えていく。 息苦しさも消えていく。 心臓の鼓動はやかましいくらいに響く。 自分の体が鎖から解き放たれたような感覚。 何も考えられなくなる。 いつも通りのことをするだけだ。 それはスパートのフォームで足を動かし続けること。 何千何万回と矯正して無意識で出るようになったフォームだ。 それをただ繰り返していく。 思考は出来なくても奥底にはある思いがあった。 そうだ、あのときも同じことを思っていた。 「……諦めないわ、絶対に!」

    15 21/08/01(日)09:26:56 No.829856882

    体がひたすら酸素を求めていた。 何が何だかわからないままひたすら息を吸って吐く。 視界が定まらない。 観客席の方を向くと歓声が上がった。 ああ、どうやら勝ったようだ。 歓声に応えないとっと頭を上げ―。 あっと声を立てる間もなく体がバランスを失う。 「っと……無理に体起こさない方がいいっすよ、キングさん」 体を支えたのは生意気な挨拶をしてたあの子であった。 そして大逃げをしていたのも彼女だ。 確か先頭で争っていた気もするが何着かはわからなかった。 「ありがとう、少しふらついてしまったわ」 「今にも倒れそうっすよ」

    16 21/08/01(日)09:27:09 No.829856970

    それでも自分の足で立つと支えを断る。 感謝を述べて握手をすると大きな歓声が上がった。 「……何であなたがこのレースを選んだのか。少しわかった気がするっす」 「あら、理由を聞かなくてもいいの?」 「聞く権利、もらえてないっすから」 握手を解くとチラっと別の方を見た。 「また一緒に走ってくださいよ……そん時は絶対負けないっすから」 そういうと答えを聞かないまま去っていく。 彼女が見た方向を見ると蹲って涙を流す娘がいた。 (今日だけは私!負けられませんから!) 彼女の言葉と強い覚悟を思い出す。 「お疲れ様」 彼女の元へ歩み寄り声をかける。

    17 21/08/01(日)09:27:27 No.829857073

    「キングさん……」 声はしわがれ、涙がなお溢れる。 「ごめんなさい、泣いてちゃダメなのに……止まらなくて……」 自分に負けてしまったから泣いていると思うとやはり心が痛む。 それでも言わなければならない。 「そうね、泣いていてはダメよ……あなたは悔しくて泣いているの?」 彼女はしゃくり上げながらも答えを返す。 「悔しくて……勝ちたかった。今回こそはって思ってたのに……  またガッカリされると思うと涙が止まらなくて……」 「……今の貴方を認めない人ばかりじゃない」

    18 21/08/01(日)09:28:13 No.829857326

    えっ?っと言葉が零れる。 「貴方を見ている人がいる、貴方に期待している人がいる、貴方の走りが好きな人がいる。  その人たちに応えるためにも……笑えとは言わないわ。でも今は胸は張りなさい」 屈んで手を差し伸べる。 「頭を上げて、胸を張って、皆さんに応えて……次は勝ちましょう」 言葉を失いさらに涙が溢れたが、顔を乱暴に拭うと手を取って立ち上がった。 だが足がふらついてしまったので、どちらが立ち上がらせているかわからなくなっていた。 「はい!……ありがとうございました。キングさん!」 少しだけ晴れやかな顔になったと思う。 二人で観客に手を振ると一際大きな歓声が沸いた。 私を称える声に混じって、隣の彼女を応援する声も確かに聞こえていた。

    19 21/08/01(日)09:28:48 No.829857498

    インタビューを終えたら次はウイニングライブだ。 ウマ娘はレースでの疲労抜きや着替えやライブのパートの再確認などレース後も忙しい。 それらを終えて束の間の休息の時間にキングヘイローが控室に戻っていた。 レースの後には褒め称える様々な言葉が頭を過ぎっていたが、彼女の顔を見た途端に吹っ飛んだ。 「最高の走りだったな!」 「ええ当然!……と言いたいところだけど、これまでで一番の走りが出来たのは違いないわ。  それに本来はとても勝てる相手じゃなかった。運も味方につけた一流の勝利ね!」 長く険しい戦歴から来る経験、身体能力の差も覆す不屈の闘志、場の流れを引き寄せる運。 その全てがあったからこその勝利だと感じていた。 「……泣いてる子になんて言ったんだ?」 「貴方を認めない人ばかりじゃない。そう言ったわ」 「いい言葉だな」 「でしょう、貴方が言った言葉よ?」 えっと言うと、ちょっと!と怒られる。

    20 21/08/01(日)09:29:09 No.829857603

    だが本気で怒ってるわけではないのは長い付き合いなのでわかった。 「……はぁ、それにしても今日に限って鳴らないのね」 「どうしたんだ?」 「今日こそ話そうと思ったのだけれど……まぁいいわ」 レースの後はたびたび彼女の母親が電話をしてきていたので、それを待っていたのだろう。 後で聞いた話だが、このとき彼女の母親は会場で大泣きしていて電話どころでは無かったらしい。 「あなたにも話さなきゃいけないことがあるの」 ついに来たかと思った。 これまで直接引退の話は聞いていない。 しかしマスコミも観客も会場スタッフも全てが事実上の引退レースと捉えていたのだ。 だからこそ改めて引退の話が出てくると思っていた。 「私はこれからも走り続けるわ!」 だからこそその言葉には真顔しか返せなかった。

    21 21/08/01(日)09:29:37 No.829857726

    「何よ?一体何を聞かされると思っていたのかしら?」 衝撃からどうにか立ち直って聞き返す。 「てっきり走るのをやめてデザイナーに専念するって話なのかと……」 「デザイナーは続けるわ。別に今のまま走り続けるわけじゃないのよ。  全盛期や今日以上の走りは二度とできないだろうし、  そもそも向こう数年レースは無理よ。それはわかってる」 不敵な笑みを浮かべる。 その顔つきは獲物を狙う女豹という言葉が浮かんだ。 「けれど走ることはできるでしょう?」  トゥインクルシリーズやドリームトロフィーリーグ以外にも走る場所はある。  今は無理でもいつか必ずターフの上に戻るわよ!」 すっと力の抜けた笑みが浮かぶ。 今度は昔の頃を思い出す可愛らしさのある笑みだと感じた。

    22 21/08/01(日)09:29:52 No.829857807

    「今日は最高に楽しかった。  負けたときも認めてもらえなかったときも悔しくて泣いたときも、  走るのをやめようなんて思わなかった。  だってどうしようもないくらいに走るのが楽しいもの」 俺も楽しかった、そう自然と口に出ていた。 彼女の走りに魅了され、その走りを支えていくのは何より楽しかった。 「ひとまずここでは引退を宣言するけど、私は私だけの道を走り続けるわ!生涯現役は続行よ!」 「俺に君の生涯現役をサポートさせてくれないか?」 ほとんど何も考えずにそう言っていた。 もう彼女から目が離せなかった。 「あら、当然じゃない。あなたには私の生涯現役をサポートする権利を上げるわ!」 ああっ!と答える。

    23 21/08/01(日)09:30:07 No.829857868

    二人でトゥインクルシリーズやドリームトロフィーリーグを駆け巡ったときを思い出した。 もう戻ってこないと思っていた……最高に楽しかったあの頃が戻ってきたようだった。 そう盛り上がっているときにふとキングが呟いた。 「……今更だけどとんでもないことを言っているわね。私たち」 「……そうだな」 言われてみれば生涯と共にするという宣言のようなものだった。 クスクスとキングは笑いだす。 「なんというか、このへっぽこな感じは私たちらしいわね」 「……そうだな」 二人の笑い声が控室に響いた。

    24 21/08/01(日)09:30:25 No.829857962

    「そろそろライブの時間だな」 「ええ……ちょっと目を閉じなさい」 何で?っと聞きながら目を閉じると唇に柔らかい感触がした。 驚いて目を開くと女神が目の前で顔を赤くしていた。 「行ってくるわ。一流のライブを見せてあげるわ、トレーナー!」 そのとき何と返事をしたのかは後になっても思い出せなかった。 それから時は経ち、彼女はテレビ出演やデザイナーの仕事と平行しながらトレーニングを続けている。 ……とある事情でしばらく仕事を休むこともあったが、少しづつ走れるようになっていた。 俺は今でも彼女の傍でトレーニングをつけ、復帰レースのプランを練っている。 そしてキングの走りに今日も俺たちは魅了されていた。

    25 21/08/01(日)09:30:58 No.829858116

    終わりです ルムマでも勝てるキングちゃんできて楽しくてルムマ荒してたら書きたくなったので書きました 成長してあどけなさの抜けたキングちゃん見てぇ精神的にも成長したキングちゃん見てぇとか思ってたら長くなってしまったので供養します 本当は同期との絡みとか勝負服を母親デザインのものからここだけ緑の服になってるといいねとか思ってたけど書き切らんかったです…… そしてこの二人はうまぴょいしろ!

    26 21/08/01(日)09:42:14 No.829861830

    育休とったんだ!

    27 21/08/01(日)09:44:50 No.829862728

    これは一流

    28 21/08/01(日)09:45:24 No.829862973

    朝から一流のキングを味わえて最高の日曜だぜ

    29 21/08/01(日)09:47:37 No.829863665

    うまぴょいしたんだ!

    30 21/08/01(日)09:48:44 No.829864031

    産んでるー?!

    31 21/08/01(日)10:03:19 No.829868835

    一流の意地は美しい…

    32 21/08/01(日)10:17:17 No.829872932

    流石に沈むのかと思ったら勝ってるし凄い さしずめウマ娘界の三井寿