虹裏img歴史資料館

1 21/07/31(土)21:04:30 No.829662981

ダイスってどのへんまで作ってから投稿してるんだろ 完全アドリブって訳ではないでしょ

2 <a href="mailto:s">21/07/31(土)21:08:22</a> [s] No.829664817

「遊園地、ですか？」 　練習を終え、クールダウンに入っているアルビオンは首を傾げた。純粋に疑問に思っているというより猜疑の目で見ているようだ。 『大きなレースも終わったことだし、アルビオンもここらで羽を伸ばしていいんじゃないかな？ってね』 「休息を取る、というのであれば今でも十分オフは取っていますし間に合っていると思いますが」 　間髪入れずに返事が返る。彼女はその矮躯に見合わず凛とした低めの声をしているものだから、何かと詰問されてると錯覚しそうになる。 　冷や汗を背筋に隠しつつ私も言葉を返していく。 『いやいや、単なる休みではなくてだね。同年代と肩の力を抜いて遊ぶという経験をして欲しいのさ』 　大人になると想像以上に難しくなっているからね。

3 <a href="mailto:s">21/07/31(土)21:08:32</a> [s] No.829664900

「そうでしたか。もしや桐生院や理事長秘書と逢引するにあたり人払いをしたかったのかと」 『随分な言われようじゃないかな、私？』 「前科持ちには生温いくらいです。しかし、そうなると私には私なんかと外に出る物好きな友を持った覚えはありません」 　やだこの子ったら遠回しに私を物好きと言ってるな？まあそれも否定できないのだけど。 「ですので、そのチケットとやらはトレーナーが使えばよいでしょう。それがいい」 　そう言ってクールダウンを終えた彼女が立ち上がった。このまま食堂に直行するつもりなのだろう。 『まあ無理強いはしないけれど、案外物好きは近くにいるものさ。声をかけるだけかけてみなさい。少なくとも何かしらは得られると思うよ』 「そうでしょうか？では、声はかけてみることにします。それでは」

4 <a href="mailto:s">21/07/31(土)21:08:57</a> [s] No.829665149

そして彼女は私に背を向け、山盛りの夕食を目指して歩き出した。確か今日のおかずは鯖ときのこのバターホイル焼きだったか。 　何はともあれ、これでヨシ。賢いアルビオンのことだ、遊ぶことでまた一つ成長してくるだろう。彼女には“いい王様”になってほしいものだが、それもきっと大丈夫。 『最初からずっと信じているとも、君の道行を』 　いつかハッピーエンドの話ができることを。 『さあて今月は金欠になってしまったし？桐生院ちゃんに奢ってもらおう！』

5 <a href="mailto:s">21/07/31(土)21:09:34</a> [s] No.829665416

クイーンアルビオンとそのトレーナーでした アルビオンはかっちりしていてトレーナーは胡散臭い魔法使いみたいなのだといいなって

6 21/07/31(土)21:09:54 No.829665597

「サヨナラ、極東の勇者クン」 「オイ、チュー坊…なんで、ブルートビアスがバ群に沈んでんだ…」 「バカなッ！アイツがああもあっさり磨り潰されるなんて…！」 「まさか…メリディアは更にレベルアップしているというのですか！？アルドゥインと戦ったときよりも、更に！」 「間違いない…アルドゥインに迫るパワー、スタミナに加え、ブルートビアスを超える脚力と小柄故のスピード！ 怪物だ…ヤツは既に！欧州総大将の枠を超えているッ！」 「サーロ先輩…」 「おいチビ公…お前、アイツに勝てるか…？」 「…あれは、さすがのボクでも難しいかな…パワー・スタミナだけじゃない、得意のスピードも負けているなら、トビアは…」 「……マジかよ」 もうすぐカーブに差し掛かる！メリディアが悠々と先頭を行く！！ 「けど、けどよ…どうしてもアイツが…ブルートビアスがあそこで終わるなんて到底思えねぇ！アイツは勝ち上がってきたんだ…！」 ブルートビアスはどんどん沈んでいくーっ！ 「ダメウマ娘と呼ばれ弱っちいと笑われながらも強豪たちとかち合って、そして今！このロンシャンの地に立ってんだ！」

7 21/07/31(土)21:10:09 No.829665723

「私も、セツゲッカと同じ意見です。周りには彼女以上の名バがいるのに彼女なら、或いは…とつい思ってしまう…」 ブルートビアスはバ群に埋もれて抜け出せない！ 「不思議なモノですよね…どう計算しても有り得ない筈だというのに…」 (やっぱあのデカい子みたいなのはいないか…つまらないなぁ…) えっ！？な！？あっ、外から！大外から黒い弾丸がメリディアに向かって迫る！ 「ッ！！！」 東洋の勇者だ！ブルートビアスがメリディアに迫る！勇者が息を吹き返したーッ！！！ 「まだ、終わりじゃないぞ！」 「へぇ…！」

8 21/07/31(土)21:10:33 No.829665923

「上手い！バ群が僅かに膨らんだ瞬間を見計らって抜け出したのか！それにしても凄い、今までの2倍！いや、それ以上の速さはある！」 「いいえ先輩、スピードだけではありません！動きも、立ち上がりの時より数段いい…！」 「あれは…春の天皇賞で見せたワープ走法じゃねぇか！あの野郎この土壇場でなんて洒落た真似しやがってよォ！」 「レベルアップしてたのはメリディアだけじゃなかった…！トビアも、同じくレベルアップしていたんだ！！」 「…いいね、キミ…！」 「勝負だッ！欧州総大将ッ！！」 偽りの直線(フォルスストレート)を抜け、ブルートビアスがメリディアに追いついた！東西勇者対決再びだーッ！！！

9 21/07/31(土)21:11:02 No.829666176

メリディアの秘密 ダンシングブレーヴの親戚。 でも育ちはイタリア。 以上がブルートビアスの凱旋門賞の映像に竜の騎士をあわせた動画を見た結果生まれた幻覚です ブルートビアスの固有でナイフに稲妻を纏わせて逆手持ちで突っこむんだけどそのナイフがライスと同じだといいよねと私の性癖を開示いたします

10 21/07/31(土)21:21:48 No.829671443

いいものを見せてもらった

11 21/07/31(土)21:25:01 No.829672968

fu208919.txt テキストで失礼スイポタ書いた奴のまとめ

12 21/07/31(土)21:41:22 No.829680202

やばいまだ書いてる途中なのに寝落ちしてた！ 今日は上げられないかもしれん

13 21/07/31(土)21:46:05 No.829682383

>ダイスってどのへんまで作ってから投稿してるんだろ >完全アドリブって訳ではないでしょ 私は通りすがりの三冠ウマ娘なんだがダイススレする時の話だと思うので回答させてもらおう 新しいダイススレするときは9割アドリブだ　テンプレは数こなすうちに完成していく 最近だとセイちゃんダイスは本当に1レス目以降何も考えてない

14 21/07/31(土)21:47:13 No.829682913

無限に枝分かれするからな

15 21/07/31(土)21:48:58 No.829683763

eraベースとか99割決まってて多分話を組み立てるやつより楽だからやろう ちょっと口上っぽいの書くだけ

16 21/07/31(土)21:49:03 No.829683805

テンプレというかシステムが最初と最近で全然違うスレとか面白い

17 21/07/31(土)21:51:03 No.829684747

これ振ってみたいなーってなったらとりあえず立てる これ振りたいけどわざわざスレ作ってまで振るものじゃないなってなると既存ダイスの選択肢として生える こうしてブライアンの0レスのダイス目は初期の3面から12面になった

18 21/07/31(土)21:53:22 No.829685874

『さあ来たぞ来たぞアルドゥインとブルートビアス！やはりこの二人の一騎打ちだ！』 「来た！そのまま上がれ！」 「最後の呼吸ポイントですわよ！しっかり！」 「ライスと一緒に走った頑張りはちゃんと実るから...！」 「最後の直線が勝負だよー！」 チームシリウスの面々がブルートビアスに聞こえているかはわからないアドバイスを送る アルドゥインに勝ちたいという一心でシリウスに入ったブルートビアスは春天での決着を視野にマックイーンとの併走やゴールドシップとのパワートレーニングやライスシャワーとのスパートタイミングの研究等努力を積み重ねた それを出し切ることが出来ればアルドゥインにも勝てるはずだ 『ブルートビアスが内にねじ込んだ！内を取った！』

19 21/07/31(土)21:54:32 No.829686457

「ああダメだダメだ！それはまずいぞ！」 突然ゴールドシップが狼狽える 僅かに第4コーナーへの侵入スピードが速い そう感じた 無論内を突いたのでアルドゥインよりも前に出る しかし 『あーっとブルートビアスが膨らんでいく！外へ膨らんでいくぞ！』 スピードが乗りすぎたブルートビアスは外へ膨らむ 突然内が空いてしまう 「しかしアルドゥインさんの体格ではまだここには入れませんわ！なんとか持ち堪えられれば」 その瞬間アルドゥインががくんと内に倒れ込んだ

20 21/07/31(土)21:55:36 No.829686959

否 内に無理矢理入るような態勢を取った 倒れ込み 手をターフへ食い込ませ それを手繰り寄せて無理矢理2m以上の巨躯を内へ強引に引っ張る そして足りないスペースは 「オイオイまじかよ...」 「アルドゥインさん...」 「ライス怖い...アルドゥインさんが怖い...」 面喰らったのも無理はない なんとアルドゥインは柵に思い切り身体を押しつけて強引にスペースを作ったのだ

21 21/07/31(土)21:56:36 No.829687457

無論人間では到底追いつけない高速域で身体を擦り付けるような真似をすれば ガリガリガリガリ 当然身体が摩擦で削れ出血する 柵を血に染めてまでして走るアルドゥインの執念にはライスシャワーのように恐怖を抱くものまでいた

22 21/07/31(土)21:56:54 No.829687635

取り急ぎここまで アルドゥインとブルートビアスの春天です

23 21/07/31(土)21:57:54 No.829688102

アルトビは相変わらずの人気だな いいと思います