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21/07/24(土)21:49:30 No.827119414
あなたは一流トレーナーです ティアラ路線に進んだキングとタッグを組んでますが、阪神JFではグラスワンダーに敗れました 雪辱を晴らすべくカワカミプリンセスとともに筋力トレーニングに励んだ結果…… 『随分……鍛え直しましたね、キングちゃん?』 グラスワンダーの目が丸くなるほどのナイスマッスルを手に入れました。 1,「血尿を出し尽くした……ってやつよ」不敵に笑います 2,「全てはアナタに勝つため……辛い時も筋肉痛で眠れない時もそれだけを考えてきたわ」不敵に笑います 3,「貴女に負けそうになった時、キングの口から漏れた『ひっ』って声……どうしても消えないの」不敵に笑います dice1d3=3 (3)
1 21/07/24(土)21:54:30 No.827121738
『……そうですか。またその声を聞きたくて阪神まで?』 グラスワンダーは笑顔を崩しません。そういえば書き忘れましたがここは阪神レース場です。桜花賞の舞台です。 「えぇ……どうしても貴女の声で上書きしたくて」 にこやかに歓談するキングとグラスですが、周囲の空気はやけに熱を帯びています。 かしましいウマ娘たちも二人には近寄らないように離れていきました。 『わかりました。せいぜい無様に、情けなくカッコ悪く……『鳴かせて』あげますね?』 「……えぇ、よろしく。楽しみにしてるわ」 ジャンルが変わってきてますがとりあえず桜花賞です。えぇ発走です。 キング/餓狼 ※キングはトレーニングマッスル効果で判定に+30とする dice2d100=93 34 (127)
2 21/07/24(土)21:57:53 No.827123361
これが筋肉です
3 21/07/24(土)21:59:01 No.827123894
筋肉 is 正義
4 21/07/24(土)22:00:06 No.827124392
「おぉぉぉぉ雄々ぉぉぉおおおッッッ!!!」 雄叫び高くキングがマッスルを躍動させて走ります。 『……ッッ!!』 グラスワンダーも必死の形相で追いますが、差は縮まりません。むしろ開きます。 勝利を確信したキングは一瞬後ろを振り返りますが…… 「……!!」 目を見張りました。グラスワンダーの顔には『負け』の色が一切ありません。 あるのは勝利への渇望。『この前を走るウマ娘を必ず捉え、追い抜く』という断固たる決意。 あくまで勝利のみを追い求めるグラスワンダーを見たキングは 1~4,「それでこそ……それでこそよ!グラスさん!」足に力が入りました 5,「……ひっ」心が敗れました dice1d5=5 (5)
5 21/07/24(土)22:05:08 No.827126851
「!?」自分でも意識せず、声が漏れました。 それは恐怖の声。グラスワンダーの走りに屈した声。 レースには勝利しました。スタンドの誰もがキングの名を呼び、王の戴冠を称えます。 ですが、ティアラを授かる王自身は (……私は、グラスさんのような心持ちで走っていたかしら?) 暗い顔をしていました。 さて、桜花賞を勝ったところで 1,「お寺で精神修養よ!」キングが変なことを言い出しました。 2,オークスの前に一拍休みを置きましょうか 3,「NHKマイルに出るわ!今はただ走りつづける時なの!」キングが変なことを言い出しました。 dice1d3=3 (3)
6 21/07/24(土)22:09:14 No.827128953
「結果じゃないの……気持ちの問題なの!私はあの時グラスさんに負けた!屈した!気迫に呑まれて心が折れたッ!」 「弱い自分に勝つには強い自分にならなきゃいけない…そして強さとは勝負の中にこそ存在するの!」 「だから走るの!勝つために!勝って、勝って……強いキングになるの!」 どうも気迫で負けたことがよほどショックだったようです。 キン肉は身体を鎧ってくれますが心までは鍛えてはくれませんからね。 1,それじゃNHKに向けて軽めに走りましょうか 2,わかりました休養です dice1d2=2 (2)
7 21/07/24(土)22:11:32 No.827130101
心の傷は走ることでは癒えません、まずは休んで下さい 「だめよそんなの!気持ちが切れて……またグラスさんに呑まれる!情けない悲鳴を挙げることになるわ!」 キングあなた疲れてるのよ。そもそもジュニア期から一切休みなしですしね。 無理やり休ませました。 dice1d100=21 (21)
8 21/07/24(土)22:15:29 No.827132048
休養明けの顔合わせです。 「だめよ……グラスさんのあの目が……あの射殺さんばかりの気迫が……目を閉じると浮かんでくるの……」 あまりよくないですね。というかまったく休めてませんね。 本当に出るんです、NHK?グラスワンダーはオークス直行らしいですが 1,出るわ!今はとにかく走るべきなの! 2,……グラスさんのいないところで勝っても…… 3,走りたくない……きっとみんなグラスさんの目でキングを睨むわ…… dice1d3=3 (3)
9 21/07/24(土)22:15:53 No.827132237
トラウマになってる…
10 21/07/24(土)22:17:38 No.827133112
あの目だ…
11 21/07/24(土)22:18:28 No.827133519
だいぶ参っているようです。マイルカップどころではありませんね。 オークスまで時間がありません。トレーナーたるものここでキングの目を覚まさせてこそ一流というものです キング! 1,俺が信じるお前を信じろ!と肩を掴んで説得します 2,歯ぁ食いしばれ!闘魂注入トレーナービンタ! 3,もういっそやめちゃいます?走るの dice1d3=1 (1)
12 21/07/24(土)22:26:01 No.827137250
キング!キングは桜花賞で何着でした!? 「1着だけど……でもグラスさんが」 勝ってます! 「勝ってないわ!キングの心はグラスさんに呑まれた!気持ちで負けたの!」 いやそういう気持ちの問題じゃなくて結果で勝ってます! 「結果は結果よ!ただの記録だわ!」 その記録のためにみんな走ってるんです! 「そうかも知れないけど!でも記録に残らない部分でキングは負け……」 てません! 「負けたわ!負けたからキングはこうしてずっと」 それは気に病んでるだけです!『あんなに必死な顔の娘に勝ってしまった』と! 「……へ?」 勝者とは!敗者の想いも受け取って君臨するものです!みんなグラスワンダーの顔をしてる?当たり前です!みんな必死なので! 「必死……なのは、そうよね。当たり前ね……」 当たり前です!ていうか長くなってきたんでいい加減レースパートに写って下さい時間押してます15行です!
13 21/07/24(土)22:29:28 No.827138897
「説得なのか急かしてるのかよくわかんないわね…ふふっ」 いやもう15行でこんな勝負の世界の根源みたいな悩み晴らせませんよ勘弁してくださいよ。 「しょーがないわねー……まぁいいわ、走ってきてあげるから貴方はそこでキングの勝利をしっかり見届けなさい!」 「そう……記録にも記憶にも残るキングの走りを!目撃する権利をあげるわ!」 なんだか立ち直ってくれたようです。よかったよかった。 はいオークス本番です。当たり前のようにグラスワンダーがいますね 1,声の一つもかけましょうか 2,言葉は無粋!背中で語るわ! dice1d2=2 (2)
14 21/07/24(土)22:34:02 No.827141106
「……」グラスワンダーと目が合いましたが、会釈だけして通り過ぎました。 『!……』グラスワンダーもそれだけで意図を察したようです。 「ぶっ潰してやるから覚悟しとけ」……キングの目はそう言っているようでした。 『……それでこそ。それでこそ……こちら(ティアラ)を選んだ甲斐がある、というものッ!』 グラスワンダーの端正な顔が喜悦に歪みます。 お互いの生き様を賭けた真剣勝負……これ以上にウマ娘の血をたぎらせるものはありません。グラスワンダーはそういうウマ娘でした。 あ、発走です。 キング/グラス ※補正?ないよ! dice2d100=60 91 (151)
15 21/07/24(土)22:35:39 No.827141982
グラス強すぎデース!
16 21/07/24(土)22:40:47 No.827144617
「諦めない……諦めないんだからッッ……!!」 カワカミと鍛えた筋肉も、説得されたんだかされてないんだかよくわからないけとなんか立ち直った心も、 キングのすべてが勝利に向けて躍動しています。 しかし。しかしそれでも。先頭を駆けるグラスワンダーには一歩及びませんでした。 『……いい勝負でした、キングちゃん』 レース後。滴る汗を拭おうともせず、身体から湯気を出しながらグラスワンダーが右手を差し出します。 明らかに身支度など二の次でこちらに向かってきたことが察せられます。 1,「貴女も。さすがの走りだったわ」笑顔で握手を交わします 2,「ふん、次は負けないんだから」笑顔で握手を交わします 3,「汗くらい拭いてきなさいよ……どれだけ急いできたの、もう」苦笑しつつ握手を交わします dice1d3=2 (2)
17 21/07/24(土)22:47:04 No.827147964
「思えば桜花賞の時はこういう会話もしなかったわね…」 『私はしたかったんですよ?でもキングちゃんライブ終わったらすぐ帰ってしましましたし、学園でも私のこと避けるみたいにして…』 「うっ。……まぁ、多少はそんなところもあったかもだけど…」 「……でも!これでキングと貴女は1勝1敗!決着は次の秋華賞でつけるわ!」 『はい、楽しみにしてますね♪』 どちらともなく握りあった手を離し、お互いの控室へ戻ろうとする中 『あ、キングちゃん』 「ん?」 『最後の直線での気迫……凄かったですよ。思わず竦み上がりそうでした』 「……そう。『ひっ』て声は出た?」 『さぁ、どうだったでしょう?私も必死でしたから……覚えてません♪』 1,「……ふふっ」なんだか憑き物が落ちたかのように穏やかな笑顔を浮かべました 2,「まーだ余裕があるわね……次こそシメるわ!」闘志が燃え上がりました dice1d2=1 (1)