虹裏img歴史資料館

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21/07/10(土)21:12:32 「そ、... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1625919152378.jpg 21/07/10(土)21:12:32 No.822101969

「そ、その〜……。土下座するのはもう〜……」 担当に頭を上げられないまま早十数分……。ひたすらに地面に押し付けた額はおそらく赤くなっている頃合いだろう。なぜこんなことになったのか、その事を今一度思い浮かべる。戒めとして──  「着替終わったかー?」 「え……ひゃ……〜〜ん!?」 かれこれ数年の付き合いなのでドアをノックしたから大丈夫だろう、そう思ったのがいけなかったのだろうか。レース開始30分前になんの気もなく更衣室のドアを開ける。  そこには── 「……み……見ないでくださぁぃ〜〜!」 勝負服の胸元を広げてパッドをなんとか押し込もうとしている担当の姿と──  たわわに実った担当改めメイショウドトウの双丘とその先端の桃色の突起が視界に飛び込んできたのだった。 「いや、着替えが終わるまではこうしてるから……その、早く頼む」 「え、え〜っと……、もう、終わりましたよ〜?」  自信なさげな声が先程の苦闘を終わらせたらしい、ということを告げる。

1 21/07/10(土)21:13:12 No.822102235

「……本当に?」 「ほんとうです~……。……それにトレーナーさんなら──」  彼女が消えそうな声でそう言う。なら、そうだろう、と考えて顔を上げる。最後の方は聞き取れなかったが。 「その……すまない」 「い、いえ~……謝らないでください~」 私の不注意ですので~。と決してトレーナーである俺のせいにしない態度に変わらないな、と思ってしまう。  出会った時から、スカウトした時から全く変わらないその態度になんだかモヤモヤとした考えを抱えてしまう。もう少し自信を持ってもいいのにな、なんて思ってしまう。……これもオペラオーに勝てていな為なのか、とも思ってしまう。──勝てないのはトレーナーである俺のせいなのに。  だからか?こう提案してしまう。 「このレース、勝てたら何でも言う事を聞くよ」 なんて事を。勿論、本気で。  ドトウは── 「え……。何でも、ですかぁ~……?な、なら──」 そう言いかける。でも言い切らない。言えない様な内容なのだろうか?なんて考える。 「なんでも……うん。何でもいいよ」

2 21/07/10(土)21:13:41 No.822102442

ドトウが望むなら。せめて不安を紛らわして上げるために笑いかけながら。  そう言うと彼女は微笑んで向かった。更衣室の先へ、阪神競バ場のターフへ、因縁の決着をつけるために。 「……う、うぅ……。トレーナーさぁん~……。わ、私~」 感極まったドトウに抱きつかれる。……勿論レース後の控室で、だ。  ムニュン、と押し付けられる胸部につい一時間前に目撃した双丘の記憶が呼び起こされる。  ゴクリ、と生唾を飲み込む己に失望と落胆が襲う。……同時に息子が反応しているのをなんとかして隠さねば、という焦りも、だ。だが── 「トレーナーさん~……そのぉ~……お願い…なんですが~……」  ドトウがもじもじとレース前の約束の履行を求めてくる。そう、勝てたのだ、オペラオーに、世紀末覇王に、ドトウが、俺達が。

3 21/07/10(土)21:13:54 No.822102541

 その事実に感極まったのもあるが── 「ああ!なんでも言ってくれ!」 ……なんて言ってしまう。……中等部からの付き合いで高等部の彼女の事を見誤っていたご褒美は── 「な、なら~……──」 トレーナーさんと……お泊り、したいのですが~…… といった物で── 「あぁいいぞ!……あぁ……いいぞ?」 そんな勢いにまかせて答えてしまった己の浅はかさを呪うには十分なものだった。

4 <a href="mailto:s">21/07/10(土)21:14:17</a> [s] No.822102690

王。ブームに便乗したのは悪かったと思ってます

5 21/07/10(土)21:16:26 No.822103600

王。の怪文書がどんどん出てくる

6 21/07/10(土)21:17:22 No.822104021

トレーナーさんと……同衾、したいのですが~……

7 21/07/10(土)21:18:55 No.822104692

>トレーナーさんと……交尾、したいのですが~……

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