ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
21/07/04(日)21:35:10 No.820132591
「やっと落ち着いて海を満喫できるねお兄ちゃん♪」 「そ、そうだな…。」 正直すごく緊張している。とうとうカレンチャンのプライベートな水着を見られるのだ。 ゴルシを連れてカブトムシを取りに行ってくれたスカイには感謝してもし切れない。 「それじゃ着替えてくるね♪」 「ああ待ってるぞ。」
1 21/07/04(日)21:35:34 No.820132790
「お待たせー♪どう?似合ってる?」 「か…か…カワイイカレンチャン!!」 カワイイ!カワイすぎる!この世にこんなカワイイものが他にあっただろうか!? 「もしもしお兄ちゃん?お兄ちゃーん?…ちょっぷ!」 「いたっ!?」 「ダメだよお兄ちゃん!カワイイに飲み込まれないで!」 危ない、危うくカワイイに飲み込まれるところだった。そうだ太陽がカレンチャンのカワイさに微笑み、鳥がカレンチャンのカワイイを讃える歌を囀るわけがない。 だがそんな光景が浮かぶようなカワイさだ。 「そんなに喜んでくれるなら嬉しいな♪」 しかし気になることがある。こんなカワイイカレンチャンを海に連れ出して大丈夫か? まだシーズンではないとはいえ海水浴客は多くいる。混乱になったりナンパされたりしたらと思うと…。 「俺が守護らなければ…。」 「?…どうしたのお兄ちゃん?」
2 21/07/04(日)21:35:55 No.820132963
「うーん潮風が気持ちいい…♪」 カレンチャンが潮風を浴びて砂浜にいる…これだけでもまるで名画のようだ。 「お兄ちゃんなにしよっか♪取り敢えず海入る?」 「そうするか!」 「冷たくて気持ちいい♪ほらお兄ちゃんも♪」 「お!やったなカレン!」 「きゃ♪お兄ちゃんもやる気マンマンだ♪」 カレンチャンと水を掛け合う…これだけの時間が尊すぎる…。 「そうだ♪お兄ちゃん水泳で競争してみない?」 「競走かぁ…でもカレンって泳ぐのも早くないか?」 いつもの練習で泳ぎを見ているのでそこそこ早いのは分かる。 「人間の男の人に簡単に勝てるほどは早くないよ♪」 「確かにそれもそうだな。よしやるか!」 たまにはカレンに強いところを見せないと男がすたる! 「それじゃあの岩のところまでレースね♪そうだ、ついでだからご褒美もつけようか♪負けた方は勝った方の言うこと1日聞くってどう♪」
3 21/07/04(日)21:36:11 No.820133098
「よーしいいぞ!」 俄然やる気が出てきた!勝てばカレンチャンとあんなことやこんなことや…。 「それじゃいくよ♪ヨーイドン!」 泳ぎ始めてみるとやはりカレンは速い。が、陸のレースに比べれば全然勝負になる! もうちょっとで追い抜けるぞ! 「お兄ちゃん凄い!でも負けないよ♪」 カレンが泳ぐスピードを上げたがそこまで速くはない。が水飛沫がすごい!水飛沫のせいでまともに息継ぎができない! 「ゴール!カレンチャンの勝ちー♪」 「はぁはぁ…負けた…けどフェアじゃなくない?」 「えーなんのことかなー?カレン分かんない♪それより罰ゲームだよ♪」 もしやこれが狙いだったんじゃ…。
4 21/07/04(日)21:36:37 No.820133300
「それじゃカレンはパラソルの下で休んでるから買い出ししてきてね♪」 「焼きそばとかき氷だな。ちょっと買ってくるよ。」 カレンが一人になるのが少し心配だが、海水浴客も少ないから大丈夫だろう。 「本当はお兄ちゃんに勝ってもらおうと思ったけどレースってなるとやっぱり血が騒いで勝ちたくなっちゃった♪嫌われてないよね?」 「お?どうしたの彼女一人でこんなところに。」 「めっちゃ可愛いじゃん!一人でいるとか勿体無いじゃん!」 あーこう言う人いるよね…。お兄ちゃん帰ってくるまでに帰ってもらわないと…。 「すいません、今買い物しに行ってるだけで恋人と来てるんです。」 「こんなところにほっぽっといていく彼氏さん達より俺と遊ばない?」 あー面倒くさいな…でも無碍に扱い過ぎるとSNSでなに言われるかわからないし…。 「本当にごめんなさい、そう言うの苦手なんで…。」 「えぇー良いじゃん!少しだけだよ!」 手を掴んできた!もしかして結構ヤバい状態かも?
5 21/07/04(日)21:37:11 No.820133564
「辞めてもらえますか?私もあまりことを荒立てたくないので手を離して下さい。」 「おーこわ!女の子にそんなこと言われたらもっとしたくなっちゃうじゃん!」 「男二人相手に女の子がイキがっちゃって!」 うーんこの人たちウマ娘知らないのかな?もうそろそろ限界に近いんだけど穏便に穏便に…。 「良い加減にしてくれないと怒りますよ?」 「こっちだって良い加減にして欲しいんだよね、もう逃げられないと分かってるでしょ?」 お話したくもない人達…もう限界っ…! 「ウェーイそこの兄ちゃん達見てくれよこれ!」 「誰だよテメェ!ってなんだそりゃ!」 「ゴールドシップさん!その手に持ってるのは…タコ?」 「兄ちゃんに相応しいのはこのタコだオラァ!キスしろ!」 ゴルシさんがタコを顔面にぶつけてる…あれ引っ付いたら取れなさそう…。 「わぶっ!?」 「クソ!なしてるんだ!?このタコ取れねぇ!」
6 21/07/04(日)21:37:31 No.820133723
「そっちのお兄ちゃんはこっちを持ってってねー。はい外道のウミケムシ。」 「いだだだ!なんだこれ痛い!」 スカイさんもウミケムシで男の人を撃退してくれた!…それは流石にやりすぎじゃ? 「クソ!覚えてろよ!」 「むむむー!」 「おー!面白かったから明日までは覚えててやるよ!」 「あたしは今日までかなー?」 「ゴールドシップさんにセイウンスカイさんありがとうございます!今日は山にカブトムシ取りに行ったんじゃなかったんですか?」 「カブトムシ取りは早朝にやるのが鉄則だぜ!ヘラクレスオオカブトとか取れてすごかったんだぜぇ!」 「それで終わって暇だから泳ぎに来たと。ふわぁ~朝早起きしたから眠い…。」 「お二人ともありがとうございます♪助けてくれたお礼しないといけませんね♪」
7 21/07/04(日)21:37:56 No.820133915
海の家が混んでて意外と時間がかかってしまった。早く帰らないと。 「ん?あれは?」 カレンのパラソルの下に見知らぬ人影が二人。もしやナンパか!? 「おい!なにして…る?」 ゴールドシップとセイウンスカイ…?カブトムシ取りに山に行ったんじゃ…? 「あ!お帰りお兄ちゃん♪」 「おうカレンのトレーナー!邪魔するぜ!」 「おー美味しそうなかき氷。私もそれとホットドッグ食べたいな。」 「それじゃあたしは焼きそば10人前な!」 言ってる意味がわからない…なんで俺が二人に奢る流れに…? 「お兄ちゃんこの二人にも奢ってあげてね♪」 「え?でも…。」 「カレンが勝ったから何でも言うこと聞く約束だよね♪」 「そうだけど…。」
8 21/07/04(日)21:38:10 No.820134029
奢るのはまだしもカレンと二人きりのデートが…。 「安心してお兄ちゃん♪夜も色々お願いしてあげるから…❤️」 あっ、ヤバいガチガチになりそう…。
9 21/07/04(日)21:39:50 No.820134837
役に立たないお兄ちゃんだな…
10 21/07/04(日)21:42:18 No.820136029
芦毛のウマ娘は可愛いから良いですね
11 21/07/04(日)21:43:18 No.820136521
お前 芦毛のスレだと 何処にでもいるよな
12 21/07/04(日)21:45:04 No.820137442
カレンチャンとゴルシとウンスだと一番パワーあるのカレンチャンなの良いよね…
13 21/07/04(日)21:47:16 No.820138587
またバキバキになってる…
14 21/07/04(日)21:54:30 No.820142318
ゴルシとウンスが一緒に釣り行く姿を見たい