21/06/27(日)23:21:36 先日ポ... のスレッド詳細
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21/06/27(日)23:21:36 No.817790809
先日ポケスペ純愛健全ゾロ目スレでレブルの話になりましたので便乗して書かせていただきました このスレ自体はダイススレではありません 思いっきり三次創作ですのでご了承下さい あらすじ 熱中症になったブルー それを介抱するレッドだったが…
1 21/06/27(日)23:21:54 No.817790942
身体がだるい。 頭がぼうっとする。 手足が思うように動かない。 熱い日差しに照らされてブルーは倒れそうな身体を必死に持ち堪えさせていた。 油断していた。 日光を吸収しやすい黒い服で出かけたのもいけなかった。 今日は暑くなるとは天気予報で知ってはいたがこれほどとは。 日陰で休みたいが、そうするともう歩けなくなりそうだ。 誰かに迎えに来てもらおうとも考えるが、 現在地を教えるだけの体力もない。
2 21/06/27(日)23:22:15 No.817791124
仲間のポケモンに頼ろうとも、 リリリではゆっくりしか飛べないし、カメちゃんで加速しようにも自分の今の身体では反動に耐えられない。 メタちゃんを日傘にしたくても持ったり抱えたりする体力もない。 やはりこのまま自力で自宅に戻るしかないのか。 マサラまであと少しなのに、その距離がいつもの何倍にも遠く感じる。 その時だった。 「ブルー、どうかしたか?」 聞き慣れた声がした。 振り向くのも億劫だが、向こうから正面に回ってくれた。 予想通り、レッドだった。 こちらを心配そうに見つめてくる表情に、 逆にブルーは安堵した。 彼ならば自分を必ず助けてくれる。 そう思うと、限界が訪れた。
3 21/06/27(日)23:22:35 No.817791256
「ブルー!?」 レッドは崩れ落ちそうなブルーを慌てて抱きとめた。 女の子の身体に触れることに少し照れが出たが、 彼女の身体の異常を感じるとそれはすぐに消えた。 熱い。 明らかに体温が高い。 汗は大量に流れて、呼吸も乱れている。 「大丈夫か!?」 声をかけるが、彼女は首を横に振る。 「多分、熱中症ね…。悪いけど、後はお願い…」 「わかった!」 モンスターボールからプテを出し、ブルーを抱え上げた自分を掴まらせる。
4 21/06/27(日)23:22:52 No.817791377
「プテ!オレの家まで頼む!」 緊急事態なのを察してか、頷くことすら省いて即座に空に飛び上がる。 彼女の家に送り届けることも考えたが、 ここからならレッドの自宅の方が近い。 「すぐ着くからな!ちょっとだけ耐えてくれ!」 呼びかけると、ブルーは弱々しくも首を縦に振った。
5 21/06/27(日)23:23:24 No.817791602
家に着くと、レッドはブルーをベッドに寝かせた。 「ピカ!ニョロ!頼む!」 ピカとニョロにうちわを渡し、ブルーをあおいでもらう。 エアコンも起動させ、キッチンへと向かう。 常備していたスポーツドリンクを出し、開封する。 「飲めるか?」 彼女は頷き、ペットボトルを受け取ると口をつけた。 喉を鳴らしてドリンクを喉に流しこんでいく。 あっという間にペットボトルを飲み干す。 少しだけだが、彼女の目に力が戻ったような気がした。 「ありがとう。楽になったわ」 先程よりは元気になったようで、レッドは安堵した。 一気に緊張が切れて脱力しかける。
6 21/06/27(日)23:23:42 No.817791734
「あと何かしてほしいことはあるか?」 「じゃあ、お願いしたいことがあるんだけど」 「なんだ?なんでも聞くぞ?」 「…服、脱がして。汗拭いてほしいの」 レッドは先程の自分の発言を後悔した。 「え、えっと…」 「お願い」 真剣な表情で言われる。 こちらをからかう意図などない。 そう思える。 彼女がお願いしてきたのなら叶えてやりたい。 だが女性の服を男の自分が脱がせていいのだろうか。 ピカとニョロを見ると、彼らは扇ぐ手を休めずに目を背けた。
7 21/06/27(日)23:24:04 No.817791939
ダメだ。彼らに頼るわけにはいかない。 自分がやるしかない。 覚悟を決めて、呼びかける。 「じゃあ、いくぞ」 「…うん」 誰かの服を脱がせるという初めての行動。 手間取りながらも腕を上げた彼女から服を抜き取る。 女性らしい起伏に富んだ肢体と、汗で透けた下着が目に映り込む。 下着が白いな、とこんな時に余計なことを気にしてしまう。 雑念を振り払い、タオルを手にして汗を拭き取る。 タオルごしでもわかる、彼女の柔らかくしなやかな肌の感触。 心を惹かれそうになるが、いまはそうしてる場合ではないと自分に言い聞かせる。
8 21/06/27(日)23:24:25 No.817792096
顔、首筋、背中、手足とタオルを滑らせる。 正面まではさすがにと思っていた。 が、ブルーはそんなこちらの考えが予想できたのか、 「前も、お願い」 言われて、退路を断たれてしまった。 やむを得ず、正面にもタオルを当てる。 くびれた腰、豊かな乳房、足の付け根。 本人の許可があって、その上タオル越しとはいえ、女性の特に柔らかい箇所を触ってしまったことに罪悪感を覚える。 そんな状況なのに彼女に邪な感情を抱いてしまい、さらに申し訳なさが増して行く。 それでもなんとか最後まで汗を拭き取る。 「…終わったぞ」 「…うん」
9 21/06/27(日)23:25:14 No.817792517
彼女の身体に先程までの次から次へと吹き上がっていた汗はいまはすっかり収まり、 身体の熱も引いている。 息も静かなものになっていた。 容態が落ち着いたことに安心する。 が、そこで自分がブルーの下着姿を見ているとまた意識してしまった。 慌てて目を背け、 「オ、オレ!扇風機とタオルケット持ってくるから!」 逃げるように部屋を出ようとする。 「レッド」 と、ブルーの声を背中に受けた。 「…ありがとう」 「…おう」 それだけ返して、改めて部屋を出る。
10 21/06/27(日)23:25:29 No.817792638
後ろは振り向けなかった。 彼女のあられもない姿を見るのを避けただけではない。 自分の赤くなった顔を見られるのが恥ずかしいと思ってしまったからでもあった。
11 21/06/27(日)23:25:58 No.817792840
部屋に戻ると、ブルーは目を閉じていた、 呼吸も穏やかになっている。 疲れて眠ったのだろう。 タオルケットをゆっくりとかけて、 扇風機を静かに置いて微風を彼女にあてる。 「2人とも、ありがとな」 それまであおいでいたピカとニョロをボールに戻して、レッドは床に腰を下ろす。 一時はどうなるかと思ったが、落ち着いたようでなによりだ。 この分なら、病院に行かなくても大丈夫だろう。 彼女の両親に連絡をして事情を話し、一息つく。 風を受けて、彼女の髪が少し揺らめく。 穏やかな寝顔と相まって、絵画のように綺麗な光景に見える。 どきり、と胸が高鳴る。
12 21/06/27(日)23:26:36 No.817793129
昔は頼れる人もなく、シルバーの面倒を見ながらも頑張っていた彼女。 したたかなようでどこか繊細で放っておけない彼女。 つい、助けてしまう。 守ってやりたいと思ってしまう。 それは彼女に対しての庇護欲か。 それとも、別の何かか。 「レッド」 と、ブルーの声がした。 「また、アタシを助けてね」 「…うん」 返事をすると、また言葉が止んで寝息と扇風機の音だけが聞こえる。 彼女を守る。 守りたい。 でも、それよりも言いたいことができた。
13 21/06/27(日)23:26:46 No.817793205
彼女が元気になったら言おう。 それまでは胸の内に秘めておく。 レッドはそう決めると苦笑した。
14 21/06/27(日)23:27:03 No.817793328
「んっ…!」 目を覚ましたブルーは身体をのばして固まった筋肉をほぐした。 時計を見ると、すでに日付が変わっていた。 窓を見ると火は沈んでいる。 傍に目を向けると、畳まれた自分の服がある。 レッドが洗濯してくれたようで、汗に濡れた形跡もなく乾いていた。 早速それを着込む。 ほどなくして、レッドが入ってきた。 「起きたか。もう大丈夫か?」 「ええ。おかげさまでね」 笑いかけると、レッドも安心したようで笑顔になった。 「どうする?今から帰るか?」 「もう夜中だしこのまま泊まってくわ。 レッドさえよければだけど」 「もちろんいいよ」
15 21/06/27(日)23:27:22 No.817793496
「今回はありがとうね」 「いいって。困った時はお互い様だよ」 「もう、そんなに優しくされたら惚れちゃいそうよ」 冗談のつもりの言葉。 もうこのくらいは言えるくらいにまで元気になったというつもりの発言。 だが、レッドは顔を真っ赤に染め上げた。 それこそ、熱中症にでもなったのように。 「レッド…?」 明らかに様子がおかしい。 やがて、レッドは固まっていた唇を開いて、 「オレは…、もう惚れてる」 「……え?」 言葉の意味が分からず、今度はブルーの方が固まった。
16 21/06/27(日)23:27:37 No.817793607
レッドを指差して、その指を自分に向ける。 と、レッドは頷く。 つまり、レッドが惚れてる対象は、 「~~~!!?」 ブルーは顔を真っ赤に染めた。 また頭が茹ってくる。 昼間とは違う熱のせいで、またブルーはベッドに倒れた。
17 21/06/27(日)23:28:18 No.817793942
「ごめん!また倒れさせるようなこと言って…」 「気にしないで。アタシが変な冗談言ったのが悪いし」 頭を冷やして正気を取り戻すと、謝ってくるレッドを嗜めた。 結果的にだが、また眠ったことでより体力が戻った気がする。 「…その、オレの言ったことだけど。 忘れてくれて構わないから…」 申し訳無さそうに言うレッドを引き寄せる。 先程は照れから混乱してしまった。 だが冷静になれば、返答など最初から決まっている。 彼の身体を抱きとめ、耳元で囁く。 「好きでもない男に、服脱がせたり汗拭いてなんてお願いしないわ」 途端に、レッドがまた赤面した。
18 21/06/27(日)23:28:34 No.817794052
「体調が戻ったら、しましょうね」 「な、なにを…」 「えっちなことよ♡」 動揺しだしたレッドの頭を撫でる。 こういうところが彼の可愛いところだ。 先程まで頼もしい姿を見せてもらったのだ。 しばらく彼のこの顔を楽しもう。
19 21/06/27(日)23:28:51 No.817794187
それから数日後。 レッドの家の寝室。 「ん…」 下着姿になったレッドとブルーは唇を重ねていた。 密着する肌。唇。 天候や羞恥からではない、相手への情欲から湧く熱で身体が火照る。 下着を脱がして、裸になる。 露わになった乳房や秘所に指を這わす。 以前とは違い下着もない素肌を、タオルのない素手で触れる。 熱く、柔らかな乳房を揉みしだく。 逆の手で陰毛と割れ目を撫でる。 その度にブルーの顔の赤みが増していく。 彼女からも、こちらの男根を掴まれて手のひらを擦り付けられる。 初めての刺激に、こちらも顔が赤くなる。
20 21/06/27(日)23:29:09 No.817794326
しばらくそうしていると、ブルーの秘所を触る指が湿り気を感じた。 「えっと、ブルー。そろそろ…」 彼女は頷き、避妊具のゴムをとる。 慣れない作業に少し手間取りつつも、こちらの男根につけてくれた。 彼女をベッドに寝かせて、肉棒を挿入する。 きつい。 かたく締まる彼女の膣内を肉槍でかき分けて進む。 彼女の身体に覆い被さり、抱きしめる。 柔らかく、あの時のように熱い。 次第に腰の動きも激しくなる。 「あっ…、あっ…!」 ブルーの口から、声と唾液が漏れる。 結合部からも、愛液や赤い血が漏れ出す。
21 21/06/27(日)23:29:28 No.817794475
腕の中で淫らに喘ぐブルー。 それを見ることのできるのが恋人の自分だけということを思うと、 優越感と独占欲が満たされる。 腰を打ちつける音がどんどん大きくなっていく。 それと同時に自分の我慢も限界に近づいていった。 「ブルー!」 「…うん!」 避妊具越しに、欲望が白い液体とともに吐き出された。
22 21/06/27(日)23:29:43 No.817794589
「…すごい汗かいたな」 「…そうね」 2人で裸のまま、ベッドに横たわる。 倦怠感とともに、愛する人を抱いたという達成感に満たされる。 だが、身体はまだ熱いままだ。 「今度はオレが熱中症になるかも…」 「そうなったら、アタシが看病してあげるわ」 「その時は頼む…」 そう言ってぐったりすると、ブルーが愉快そうに笑った。
23 21/06/27(日)23:29:55 No.817794686
以上です 閲覧ありがとうございました
24 21/06/27(日)23:30:41 No.817795001
お疲れさまです これから暑くなるし時期的にピッタリだ…
25 21/06/27(日)23:34:51 No.817796768
熱中症はマジでヤバいです 自分も学生の頃になってめちゃくちゃ辛かったです 昼休みに栄養ドリンク飲んで爆睡したら治りましたが みなさんもご注意を
26 21/06/27(日)23:36:03 No.817797302
あんまり経験ないけどブルーは育ちの都合そんなに体丈夫そうじゃないからな…
27 21/06/27(日)23:39:10 No.817798606
やはり夏場は熱中症対策にFRLGのリーフ衣装が最適か… ちゃんと帽子あるし
28 21/06/27(日)23:44:26 No.817800789
レッドはやたらと頑丈だな… サワムラーにボコられたり三獣士戦で爆発に巻き込まれてたり
29 21/06/27(日)23:49:41 No.817803060
>レッドはやたらと頑丈だな… >サワムラーにボコられたり三獣士戦で爆発に巻き込まれてたり そもそもトレーナー自体が物理防御が高くなきゃやってられないところあるし…
30 21/06/27(日)23:50:52 No.817803569
グリーンも修行してたしポケモントレーナーは体が資本か
31 21/06/28(月)00:03:33 No.817808747
イエローのように骨折れようとも戦うガッツもトレーナーの必須事項かな
32 21/06/28(月)00:06:51 No.817810043
改めて考えるとヤバいなポケスペ世界のポケモンバトル… トレーナーへのダイレクトアタックも日常茶飯事だ