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「コラ... のスレッド詳細

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21/06/25(金)07:17:34 No.816738789

「コラー、お寝坊さんは起きる時間やー」 「んん……あと五時間……」 「しゃーないなあと五時間ぐらいなら……って言うかいボケ! はよ来んと朝飯無しやぞ!」 「すぐに行く」 「現金なヤツ……」 レース中の凛々しい表情は何処へやら、爆発した髪型と寝ぼけ眼で寝室から起き出してくるオグリキャップに、タマモクロスは呆れた表情を向けた。 「ったく、今日はレースやろ? 天下のオグリキャップ様がだらしない姿見せちゃアカンやろ」 「んーーー……」 半分寝ているように船を漕ぐオグリの前に、タマは慣れた手付きで朝食を並べていく。 「ほれ、おあがり……っておわっ!?」 満足げに胸を張ったタマの腕をグッと引いて、己の膝の上に抱えさせたオグリは、ぼそぼそと呟いた。 「タマ……私は寝ているからご飯を食べさせる役は頼むぞ……」 「ウチが餌付けしとったら一日経っても終わらんわ!くぉらー!起きんかい!」

1 21/06/25(金)07:17:50 No.816738817

どうにか朝食を自力で食べさせた頃には、オグリの目は冴えてきていた。 「ありがとうタマ。今日の朝食も美味しかった」 「ん、お粗末さん。オグリん、こっち来ーや。髪整えたる」 こくり、と頷いてオグリがタマの前に座る。 丁寧に髪をすきながら、レース前の緊張を解かすように、タマは饒舌に話を続ける。 オグリはその話を微笑みを浮かべながら聞いていた。 「うしっ、出来たで! スーパーウマ娘オグリキャップ様いっちょあがりや!」 「ん……やっぱり、タマに整えてもらうのが一番落ち着くな」 オグリは最後に、トレードマークの髪飾りを身につけてから、タマの両手をそっと取って微笑みかけた。 「いつもありがとう。今日も勝ってくる」 「おうっ! がんばれ、オグリん!」 意気揚々とレース場に向かっていくオグリを、タマは手を振りながら満面の笑みで送り出していった。

2 <a href="mailto:s">21/06/25(金)07:18:50</a> [s] No.816738891

軽率にボロアパートでルームシェアしてるオグタマを書きたいだけの話だった タマのおかん力は全ウマ娘五本の指に入ると思う

3 21/06/25(金)07:20:32 No.816739040

オグタマいい…

4 21/06/25(金)07:21:00 No.816739074

夫婦じゃん

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