虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    21/06/24(木)00:16:03 No.816360358

    「ふっ……く、ん……あっ……はぁ、何やってんだろうな、オレ」 広げた右手の指先には、一本の銀色の橋がかかっている。 ぱくり。うへぇ、鼻水みてぇ…… 彼女とて年頃の女子、ふとした拍子に、例えば今日のように同室のダイワスカーレットが外泊をしており一人きりの時など、自慰に耽ることもあった。 とはいえそれは機械的な快楽を得るためのものでしかなく、薄ぼんやりとした妄想ともいえぬ背景しか設定はない。 指やペンなどを奥まで挿し入れるのも中々に恐怖であり、ほんの入り口を撫で回したり秘核をその皮の上から触る程度のものであった。 無意識に内より溢れ出る性欲の発露たるその行いに、彼女はいい考えを持っておらず、こうして自己嫌悪が溜まるばかりであった。

    1 21/06/24(木)00:16:18 No.816360435

    「はぁ、こんなの全然カッコよくないよなぁ」 ぼやきながら、箪笥の奥より一冊の雑誌を取り出す。 普段はカッコ悪いとバカにしつつも、どうしてもティーン向けの少し過激な雑誌が気になる年頃というのも事実であった。 ぺらり、ぺらりと端まで目を通しつつページを捲っていく。 スカーレットがいない時に少しずつ読みはじめたそれは、遂に目を引くコーナーに突入する。 「か、彼とのSEX特集……みんなこういうことしてんのかな……」 およそ子を持つ親が見れば取り上げたくなるような、赤裸々な体験談の数々。 そもそもどれだけが本物で、どれだけが記者の書いた適当なでっち上げなのかは不明だが、そこは確かに彼女の劣情を煽っていった。

    2 21/06/24(木)00:16:33 No.816360519

    「ウワ……うわーっ、嘘だろ……ウマ娘ってあるし……これトレセンか?」 思わずごくりと溜まった唾を飲み下し、右手は再び下腹へと向かっていく。 ちゅく、ぐじゅ 先ほどより幾分か湿り気を増したそこを、ショーツの上から優しくなぞっていく。 「愛する彼……担当トレーナー、トレーナー……オレの、トレーナー……ひうっ♡」 その嬌声が誰の口から飛び出たものか、彼女は数瞬の間理解する事が出来なかった。 驚いて引き抜いた手を、思わず見つめる。 「な、なんだ……何が起きたってんだ?」 ショーツ越しだというのに、明らかに先ほどより湿り気を帯びた指、冷たい太もも。 恐る恐る脱ぐとクロッチ部分だけ明らかに変色したショーツ。

    3 21/06/24(木)00:16:48 No.816360601

    「はぁ、は……っ、ごくっ、さっきの……もう一回」 今度は直接、最近鬱陶しくなってきた茂みをかき分けて秘所に指を添える。 「もし、もしこの指が、相棒のだったら……」 目を閉じ、仮初の相棒をそこに生み出してゆく。 この指はあの自分のものよりふしくれだって太い指で、場所は、場所はそうだ、アイツの部屋で。 お、オレとアイツがこ、こここ、恋人で…… 「…………、ウオッカ」 「~~~~~~っっっっっあ゛♡♡♡」 稲妻の様な快楽が全身を駆け抜ける。 尻尾は逆立ち、耳は限界まで張り詰め、脚は伸び切り、不自然につま先だけが内側に逃げる様に丸まっていく。 「トレーナー、トレーナー!トレーナー♡」 くちゅ、ぐちゅり、ぐじゅぐじゅ、ぐちゃぐちゃぐちゃ

    4 21/06/24(木)00:17:04 No.816360702

    初めは一人の時と変わらぬ優しい愛撫だったそれは、次第に乱暴な動きに変わり内から白濁した粘液を掻き出していく。 左手はやはり相棒のものに変わり、薄い胸を責め、時に唇をなぞっていった。 「あっ♡やっ♡ぐっ♡♡いいっ♡もっと♡もっとはげしくして♡きもちいい♡あっ、やっ♡あぐッ———っはあああああ♡♡♡」 ぶしゃああ、粘性のほぼ感じられない透明な液体を勢いよく吐き出し、糸が切れた様に力が抜ける。 「もっと、もっとしてくれよ♡とれーなぁ♡」 けれど、はっきりと形を持った妄想とはいえ、既に脳は肉体からの単調な刺激に飽きを返すばかりであった。 何度仮初の相棒に虐められても、あの世界を変える快感はやってこない。 「足りない……オレのなんかじゃない、本物の……」 こっそりと動画サイトで見たりした男の肉体が、急速に現実感を持って胎内の牝を呼び起こしていく。 そのまま満たされない熱を抱えつつ、気絶するかの様に眠りへと落ちていった。

    5 21/06/24(木)00:17:22 No.816360804

    翌朝、気がつけばスカーレットが部屋に戻ってきている。 「なぁ、スカーレット。お前さ、外泊でどんなことしてんだ?」 「どうしたのよ急に。ご飯作ったり、片付けしてお風呂入れたり……それだけよ」 嘘だ。ついに開花した肉体は、臭いを通してこの友人の所業を露わにしていった。 勿論、その全てがわかるわけではない。けれども、本能が伝えていた。 男の、女の汗の入り混じった臭い。 上から、下から、自分にとっては不快なばかりだが、同時に下腹部がぐつぐつと沸き立っていく様な精の臭い。 悦びに溢れた、牝の臭い。 そうか、そうすれば、良かったのか…… 何処か夢現のまま身支度を整え、顔を洗って雑念を削ぎ落とす。 「なぁスカーレット。オレ、今日は帰らねぇわ」

    6 21/06/24(木)00:18:09 [s] No.816361093

    ありがとうウオシコスレ...軽率に快楽に溺れて妊娠まで行って欲しいですね...

    7 21/06/24(木)00:19:14 No.816361459

    ウワーッ俺!

    8 21/06/24(木)00:19:52 No.816361688

    これはウオッカで間違いないですね… どうせ帰ってくるんだろうけど

    9 21/06/24(木)00:20:33 No.816361937

    ウオッカは性の目覚めが遅い分頻度も激しさも凄そう 相棒の相棒に頬ずりしてくれ

    10 21/06/24(木)00:20:43 [???] No.816362012

    私のウオッカ様がこんな風になるわけないんですけお!!!

    11 21/06/24(木)00:23:31 No.816363010

    ディザイアステイ

    12 21/06/24(木)00:23:43 No.816363058

    男と女の関係をカッコイイと思い出したら もう止まらないだろうな… それはそれとして父親が怖い

    13 21/06/24(木)00:24:46 No.816363411

    >それはそれとして父親が怖い (破壊される柵)

    14 21/06/24(木)00:25:06 No.816363518

    ウワーッ!