21/06/13(日)00:13:25 たまの... のスレッド詳細
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21/06/13(日)00:13:25 No.812603792
たまの休日、散歩に出ると猫が居た。なんだかどこかで見たような猫が。どこで見たかな…?など思っていると── 『ついてこい』 とでも言わんばかりの態度でゆっくりと歩き出す。なんだかその背中に気圧されてついていってしまう。行き先なんてわからないけど、なにかあるのだろう、そんな確信は何故だか持っていたが。 『ついたぞ』 十数分ほど連れ回した後、猫がそう態度で示した場所はとある公園だった。河川敷沿いの公園、よくスカイが昼寝をしているお気に入りの場所。 休みでも担当の顔が真っ先に頭に浮かぶ辺り大分入れ込んでるな、等と苦笑しつつもそれがむしろ心地いい気分になってる自分に呆れ半分嬉しさ半分のなんとも言えない感情を抱く。そんな事を思案していると先程の猫は何処かへ消えておりこれからどうしたものかな、と頭を掻くことになるのであった。
1 21/06/13(日)00:13:53 No.812604002
「……まあ、たまにはいいかな?」 誰に言ったかわからない言い訳をしながら木陰に座る。 貴重品は鞄に入れて木と身体の間に挟めば……いいかな?気温も……まあそこまで高くないし風もあるから大丈夫だろう、多分。 そんな事を頭に浮かべては潰しつつ身体の力を抜いていく。 そう、たまには── 「こういう場所で、昼寝とかもしてみてもいいよな」 なんて呟きながら瞼を閉じる。やがて意識はゆっくりと地面へ吸い込まれていった。 そうしてどれくらいの間寝ていたのだろうか?つんつん、と頬を突く感覚で意識が身体へ舞い戻る。 「…んぁ?」 我ながら情けない声を上げながら瞼を開くと 「おぉ~……。いいお目覚めですね~。どうです?写真一枚いっときますか?いっときますね☆」 とスマホ片手に満面の笑みでこちらを見るスカイの姿が、あった。
2 21/06/13(日)00:14:18 No.812604183
まず頭に出たのは 「……なんで、ここが?」 なんて質問で── 「なんで……と言われてもねー?ここ、セイちゃんのお気に入りの場所なの、知ってるよねー?」 と返される。 普段ならばここで終わりになるだろう返答だが今日は何故だか少し続いて── 「でも今日来たのはシロに──」 なんて首を傾げるスカイに寝る前に抱いた疑問の一つの答えを得た気がした。 「あ、シロか。そうだな、あの猫の名前シロか。」 思わずスカイの発言をかき消して呟いてしまう。しかしそれへスカイは反応した。 「?トレーナーさんもなにかあったんです?」 「おう、実はここに来たのはシロに連れてこられたからな──」 「えー……?猫に連れてこられるー…?不思議な事もあるものだね~?」 「…まあ、信じてもらえるとは思わないけどそうなんだよ。今日はシロに連れてこられて──」 と返した言葉を言い終わる前に潰される。
3 21/06/13(日)00:14:42 No.812604368
「まあ、私もなんだけどね?」 「へ?」 「いや、だからセイちゃんもシロに連れて来られてこの公園に来たの☆…で、そしたらトレーナーさんが居た」 不思議だねぇ……と遠い目をするスカイに不思議だなぁ、なんて返して付け加える 「でも、たまにはこういう事もいいんじゃないか?」 と。 するとスカイはいきなり隣りに座って── 「だね~。……じゃ、セイちゃんもお昼寝するから……肩、借りるね?動かないでよ☆」 なんて言ってその宣言通り肩に頭をもたれ掛からせ── 「おやすみ、トレーナーさん」 そう言って眠り始めた。 そんな姿を見たせいか眠気が再びこみ上げて来る。 休みだから、いいよな。なんて言い訳を再び自分にしつつ── 「おやすみ、スカイ」 身体に彼女の重みを感じながら再度瞼を閉じて意識を手放すのだった。
4 <a href="mailto:s">21/06/13(日)00:15:22</a> [s] No.812604711
オフなのに偶然あってお昼寝してるセイトレの幻覚が見えたので
5 21/06/13(日)00:15:55 No.812604983
よくやったツナ缶をやろう
6 21/06/13(日)00:28:35 No.812610958
本実装後にも関わらず幻覚の勢いがひどいことになってない?今日とか片手で足りない量見たぞ?
7 21/06/13(日)00:30:41 No.812611811
>よくやったツナ缶をやろう ボイルした鳥のささみもつけよう