虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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21/06/10(木)22:06:15 No.811857051

「んじゃ早速東館に…」 「ちょっと待って〜…外見ようよ、トレーナーさん」 「外?」 「うん、凄い綺麗な森じゃん?ちょっと散歩したいなー…なーんて」 「散歩か…いいな、それ」 「決まりねー、よーしじゃあ荷物置いて早速行きましょうかー」

1 21/06/10(木)22:07:20 No.811857514

青森屋の外…いわゆる中庭はこれまた凄いものとなっている。大きな池があり…その周りを囲む広い森林…暑い日差しと相反する冷たい風に当たりながら、俺は避暑をするように木陰を歩き、彼女は腕を組んで外郭の日が当たる部分を歩いていた。 「暑くない?」 「そう?全然気持ちいいじゃん」 「ちょーどこの池、いい感じにレース場みたいだね~、ちょっと走りたいなーなんて」 「…珍しいなぁ」 「…あはは、ま、うん、いつもサボっててすいませんね」 「ほら」 俺はポケットにしまっていた蹄鉄を見せる。 「いいのー?」 「ゆっくり走ってきな、自由に走ると気持ちいいんだろ?」 「きがきくぅ~、じゃあ走ってくるね」 彼女は道すがらで座り、ゆっくりと蹄鉄を装着する。 「…いってきまーす」 「おう、俺はゆっくり歩いてっから、そっちも楽しんでおいで」 「はーい」

2 21/06/10(木)22:07:48 No.811857705

「……浮見堂…おー…これは…いや、まあ湖みるなら悪くないんだろうけど…」 遠目に見ていた湖、意外と近くでみると澄んでないし緑色なんだな… 俺はそっとスルーして更に奥に進… 「~♪」 当然、彼女が横切ってきた 「セイ、ほどほどにしとけよー」 「分かってるって~」 …通りぬけて手を振る彼女に目を送り、俺もゆっくり進む。 …あー、気持ちいいな… ここはあまり見所は無いのかもしれない、しかし、都会の喧騒やウマ娘達のレース場によるあまりにも広く殺風景なレース場に身を置いた身からすれば、こういうごちゃごちゃした森と池と整備された道…これだけで十二分に幸せだった。

3 21/06/10(木)22:08:18 No.811857903

俺は30分くらい歩きようやく一周した。 「あー…トレーナーとしたことが、こんなんで疲れるなんてな…」 「はー…気持ち良かったー、森の景色を見ながら走るのは新鮮ですねぇー、トレーナーさん」 ん…?どこにいるんだ…? 「足湯だよ~、ほら、早くトレーナーさんも来なよ~」 「あ、ちょっと待って、飲み物買ってくるわ」 「おー気が効きますなー、じゃあ炭酸飲料一つ~」 「あいよ~」 俺は自販機で色々…お、限定自販機だと?へぇ…ふじりんご、トキ、きおう…面白いな、同じ白リンゴ二つ買って飲み比べてみようかな。 俺は隣で彼女の好きそうな…キリンレモンを購入し、別途の2種類のりんごジュースも購入した。 きおうりんご、トキりんご、…うん、白リンゴのジュースは珍しいからどっちも気になるな。 「ほら、これでいい?」 ふわふわと足湯に浸かる彼女の隣に座り、俺も足湯に浸かった。

4 21/06/10(木)22:08:40 No.811858052

「いーね、リンゴばっかだったからレモンが美味しいや~…ってトレーナーさんまたリンゴ~?飽きないの?」 「飽きないよ、…ま、どれどれ…きおうりんごジュースから…」 すっと味わうように1口 おお、これは美味い、爽やかな酸味が広がるリンゴだ、りんごジュースは総じて甘ったるいものが多いが、逆にここまでスッキリと酸味があるりんごジュースも珍しい気がする。 「お味は如何です~?」 「酸っぱいりんごジュースって感じ、これは新しくて美味いな」 「へー、私も1口」 俺のをさっと取って彼女はグビっと飲む。 「おー、本当に酸っぱい!でも渋いって感じはしなくてスッキリした甘さだねぇ~これは美味しいなぁ」 「次のりんごジュースはこれ、トキりんごジュース」 「おー、お先飲んでどーぞ」 「ああ、待ってろ…」 グイッと1口。

5 21/06/10(木)22:09:35 No.811858416

おー、…これはこれで凄いな、甘いりんごジュースなのだがとにかく香りが凄い、…シードルの時の匂いに似てる気がする。 「はい、私も~…、わー、これは今日飲んだリンゴサイダーに似てるねぇ」 彼女は取り上げてグイッと飲み干した。 「おい、俺ひとくちしか飲んでないんだけど…?」 「いーじゃんいーじゃん、ほら、キリンレモン上げるからさー」 「…仕方ないなあ」 へへーんと笑う彼女に、手渡されたキリンレモンを俺はすっと飲む。 「あー…リンゴばっか飲んでたからリンゴ以外の味がうめえ……」 「でしょ~?…じゃ、そろそろ東館行きます?」 「ん、行こうか」 俺とセイは立ち上がって、2人で軽く足を拭いて…そのまま東館へと向う。 「~~♪」 ふわふわと笑って歩く彼女に俺は着いていく 気づけばもう夕暮れ深く…もう、夜道とも言える時間になっていた。

6 21/06/10(木)22:10:28 No.811858749

っていうセイウンスカイがこの後青森屋のねぶた祭りを見る怪文書が見たいんだけど 誰か書いてくんない?

7 21/06/10(木)22:11:02 No.811858987

お前が始めた物語だぞ

8 21/06/10(木)22:11:55 No.811859375

あとセイウンスカイ120連したけど1枚もSSR出なくて発狂して ついそこにあった薬を投与したら脳に瞳ができて本当のセイウンスカイってのを見た なんだ…意外とトレーナーには丁寧語を使うのか…解釈違いだった……… あとほとんどのカラッとした愛情表現とか後から見たらすっげぇやべぇことしてるのは解釈一致だった…

9 21/06/10(木)22:12:33 No.811859611

しっかりいたせー!

10 21/06/10(木)22:12:40 No.811859654

だから関節キスもあーんもギリセーフ!ギリセーフ!解釈の延長線上!

11 21/06/10(木)22:12:43 No.811859676

誰かこいつを病院へ…

12 21/06/10(木)22:14:57 No.811860545

>あとセイウンスカイ120連したけど1枚もSSR出なくて発狂して サポカのほう引いてるじゃん…

13 21/06/10(木)22:15:27 No.811860769

>>あとセイウンスカイ120連したけど1枚もSSR出なくて発狂して >サポカのほう引いてるじゃん… キャラガチャだった…星3のこと…

14 21/06/10(木)22:21:01 No.811862946

出ないよねセイウンスカイ…カード上限乗っちゃったしちょっとDMMプリペイドカード買いに行ってくる

15 21/06/10(木)22:22:01 No.811863311

>出ないよねセイウンスカイ…カード上限乗っちゃったしちょっとDMMプリペイドカード買いに行ってくる それ以上いけない

16 21/06/10(木)22:29:09 No.811865881

東館で行われるねぶた祭りとは一体…?なんだそりゃと思ってたが、これは実際見ると凄いものだと実感できる。 エレベーターを降りて東館に入る、まず驚いたのが右手に広がる超巨大な大男の模型 「すっげぇ……」 浮世絵に出てくるような歌舞伎の男が、どでかく壁一面に立体的に置かれてる。 「おぉ~」 太鼓を叩く芸者達を横目に… 「途中からだけど見る?」 「いいねー、じゃー見よう」 近くの椅子に座り、静かに鑑賞を始めた。 笛の音や祭りを想像させるような踊り…、うーん…これは凄いな… その時、ふと閃いた!もしかしたらこの踊りは… その時セイウンスカイにボコっと腰を殴られる。

17 21/06/10(木)22:29:26 No.811865984

「前方に集中」 「…あー、わかるんだ…」 「分からないわけないじゃん、何年この関係でいると思ってんの」 「ごめんごめん」 「あーでも…人間の踊りって最近見てなかったから新鮮だなぁ」 「ウマ娘もいるじゃないか?」 「…ま、そこは野暮です、でも結構レアでしょ?」 「……確かに大半はウイニングライブの日々だったしな…」 そうして時間はあっという間にすぎて… 盛大な拍手と共に、ショーは終了する。

18 21/06/10(木)22:30:30 No.811866423

「終わったね~」 「よし、じゃあ探索続けるか」 「はいよー」 立ち上がって後ろを振り向くと…とあるものを見つけた、看板には浮湯と書いてある。 「浮湯…?」 「おー…ん~?なにそれー?」 彼女はそういって…遠目にじーっと見る。 「へぇ、…露天風呂なんだ」 「ほお、露天風呂か、じゃあ探索を終わったら」 「いーじゃん、先入っちゃおうよ」 「いいのか?探索…」 「いーんです、まずは暖かい湯船に使って体をポカポカさせてから歩くのが楽しいんだ~」 なら温泉に入るか…と俺はセイウンスカイと一緒に… 「男女別、スケベ」 「あ、…ごめんて」

19 21/06/10(木)22:31:32 No.811866821

っていうこのまま温泉に入る怪文書が読みたいんだけど 聖ウンス会の薬が尽きたから今日はここら辺で