虹裏img歴史資料館

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21/06/08(火)00:29:02 「トレ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1623079742019.png 21/06/08(火)00:29:02 No.810934648

「トレーナー!あれ、いない……」 補習が終わっていつもより遅い時間、部屋に残ってるのは夕日のだいだい色だけだった。 今日の授業もさっぱり集中できなかったな。一つ分かんないとその後も全部分かんなくなっちゃう。 トレーナーに教えてもらおうと思ってよってみたけど、空振りだったみたい。 いると思って来たから、何だか余計に部屋が空っぽのように感じる。 ふと椅子の方を見ると、トレーナーがいつも着てる上着がかかっていた。 てことは、また戻ってくるのかな。じゃあもうちょっとだけ待ってみよう。 せっかく来たのにすぐ寮に戻るのも何かもったいないし。

1 21/06/08(火)00:29:17 No.810934712

なんとなく、トレーナーの椅子に座ってみる。 普段は座らない場所。腰が深く沈む。大きさが合わなくて変な感じだ。 大げさに手すりに腕を乗っけてしばらくくつろいでると、ターボの好きな空気を、後ろから感じた。 かけてあった上着を取って、目の前で広げてみる。 大きい。そう、トレーナーと立ってたらだいたいこの辺りに顔がくるんだ。 そのまま勢いよく抱きしめてみる。大きな服はすぐにしぼんでターボの胸におさまる。 さみしい。トレーナーの匂いは伝わってくるけど、包んではくれない。撫でてもくれない。 急に、おなかの下の辺りが沁みるような感覚がした。 最近、トレーナーのことを考えてるとこうなることがある。 そして、こういうときにどうすればいいのかも、ターボは覚えた。

2 21/06/08(火)00:29:28 No.810934771

部屋を見渡す。もちろん誰もいない。それどころか、外のみんなも帰っちゃったかのような静かさ。 そっとスカートを持ち上げて、太ももに腕をはさむ。 パンツの上から、手のひらで押さえつけるみたいにして、上下させる。 これがいけないことなのは、何となく分かってる。 でもこうしないと、トレーナーのことをおもう気持ちがどんどん大きくなって、はち切れちゃう。 どうしよう、戻ってくるかも、でも最後まで、したい。 少しずつ、しびれるような感覚が大きくなってくる。 これじゃもう足りない。パンツをずり降ろして、直接、さわる。 声が出そうになって、持ってたトレーナーの上着で、口をおさえる。 くらくらする。トレーナーの匂い。今、ターボは、トレーナーの近くで、してるんだ。 手の動きがはやくなる。トレーナーにさわられたら、どうなるのかな、いや、そんなのはダメ。 もうやめなきゃ、でも、こんな風に、できることなんて……あと、もうちょっと、トレーナー、トレーナぁ……

3 21/06/08(火)00:29:40 No.810934828

扉を開けてまず目に入ったのは、驚いて顔を強張らせるツインターボの顔。 すこし上気しているようで、乱れた髪がいくらか顔にかかっている。 股の辺りを隠すように両手で押さえつけているのは、自分の置いていった上着のようだ。 「や……ちっ、違う、違うっ!!」 できることなら信じたいその必死な弁明が、より自身の察するところを確信させ、 視線を下げた先に見える、足首にかかった下着がこの上ない答え合わせになってしまった。 かける言葉が思い当たらない。 トレーニングの問題であればいくらでも対処を思いつくが、こんな状況などどの教科書にもない。 彼女がこのような行為を覚えていることに対するショックを抑えるのにも、一苦労していた。 見なかったことにできないか。今更踵を回らしても却って心証を悪くするのでは。どうすれば傷つけずに済むか。 思案を巡らせているうちに、耐えかねたのかターボは遂に泣き出してしまった。

4 21/06/08(火)00:29:51 No.810934880

「ぅえ……ごめんなさい、ごめんなさい……」 「だ、大丈夫だ、謝ることじゃない……急に入ってきた俺が悪かった」 急いでターボのもとにかけ寄り、宥める。胸元に預けてきた頭を、抱き寄せる。 まだ壁を作られたわけではないことに、一先ずは安心した。 「ターボのこと、嫌いに、ならないで……」 「嫌いになるわけないだろう……悪いことしたわけじゃないんだから、な……?」 少しでも彼女の心の傷にならないよう、言葉を選ぶ。 ぐしぐしと顔をこすりつけ、涙を拭いている。少し、落ち着いてくれただろうか。 「ホント…?悪いことじゃ、ないの……?」 「ああ、こういうのは、誰もが通る道なんだから……」 「だったら……トレーナーに、手伝ってほしい……」

5 21/06/08(火)00:30:03 No.810934946

「えっ」 「だって、悪いことじゃないんだよね……?」 早速言葉選びを間違えてしまったらしい。一転してこっちが追い詰められている風だ。 「最近ね、トレーナーのこと考えだすと、いつも、こうなっちゃって……」 そう、努めて意識から外していたが、ターボは自分の服を持って行為に及んでいた。 良好な関係を築いていると思っていたが、知らず知らずの内に繊細な領域にまで踏み込んでしまったのか。 「最初は大丈夫だったんだけど、だんだんこれだけじゃ、もやもやが、消えなくなって……」 顔を押し付けていたのは、涙を拭くためではなかった。その奥に、何かを求めていた。 身体にしがみついたまま、顔をのぞかせる。切なく光る瞳は、振り解くことを許さない。 「今も……だから……」

6 21/06/08(火)00:30:13 No.810935004

「……わかった。続き、しようか」 少し、憂色が晴れたように見えた。ターボのそれ以外の表情は見たくなかった。 彼女は胸元を離れ、もじもじとして俯きながら、小さく頷いた。 「ほら、こっちにおいで」 膝元を叩いて、彼女を上に座らせる。高くなった体温を全身に受ける。 軽く腕を前に回すと、そこに小さな手が添えられた。 彼女の信頼を欠くことを恐れ、明らかに間違った道へ進む自分のエゴを恥じた。 その代わり、これから降りかかるであろう報いを全て受け入れることを、決意した。 それに大した時間が掛からないくらいには、自分の中の彼女の存在も、大きくなっていたのだ。 そして、ふたりだけの補習を、はじめた。

7 21/06/08(火)00:30:24 No.810935061

ターボには自慰を覚えてほしいという悪魔のレスを見かけて書いたものです 本当にすみません

8 21/06/08(火)00:33:00 No.810935858

いいものだった…けどトレーナー捕まらないといいな…

9 21/06/08(火)00:34:10 No.810936225

あんな園児に手を出すやつはトレーナーなんてできんだろ

10 21/06/08(火)00:37:20 No.810937249

ターボはトレーナーにちゃんとしたオナニーを指導されて欲しいですねえ

11 21/06/08(火)00:47:38 No.810940241

理事長はどう思う?

12 21/06/08(火)00:56:26 No.810942665

指導ッ!娶るべし!

13 21/06/08(火)00:56:32 No.810942687

不問ッ!

14 21/06/08(火)00:58:14 No.810943148

手を出しちゃうかトレーナー…

15 21/06/08(火)00:59:47 No.810943556

トレシコされちゃう… ネイチャさんイクノさん助けて…

16 21/06/08(火)01:00:29 No.810943753

あの補習のシーンを読みたいのですが

17 21/06/08(火)01:06:35 No.810945225

しれっと見なかったことにすればよかったのに覚悟決めちゃったかー 不器用なやつだな!

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