虹裏img歴史資料館

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。新しいログはこちらにあります

21/05/28(金)18:57:12 僕の担... のスレッド詳細

削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。

画像ファイル名:1622195832717.png 21/05/28(金)18:57:12 No.807355180

僕の担当、エアグルーヴがコースを駆け抜ける、純白のウェディングドレスを模した勝負服を纏う姿は美しい。 「うん、ラップタイムも好調。僕から見て万全だったけど、走った感想はどうだった?」 そしてもちろん、走りも同様に素晴らしいものだった。もう一度トリプルティアラを取ってこいと言われても自信を持って送り出せる。 「問題ない、見た目に反して走り心地はむしろ体操服より良好だ。流石は一流デザイナーの一品だな。」 自身の体を見下ろし、勝負服の様子を今一度確認するエアグルーヴ。大きく開いた背中からウエスト、ヒップにかけてぴったりとフィットしボディラインを際立たせながら、走りを邪魔しない、匠の技が光る。 普段から彼女の美貌に見慣れている自分でも、見惚れてしまうほど。

1 21/05/28(金)18:57:24 No.807355244

「おい、貴様何を考え込んでいる。」 「ああ、いや、なんでもないよ。ええと、次はダートコース……なんだけど……。」 「何か問題があるのか?」 「……君を汚したくない。」 不意に口をついて出てしまった。こんなにも美しく、気高い姿にダートの砂を浴びせるなんて許されない行為に感じた。 言ってしまってから失言だと気付く、そんな理由で練習メニューを変えるなんて女帝に仕える者として相応しくない。 「たわけ。」 ああやはり、お叱りの言葉が飛んでくる。僕はいつもこうだ、気弱で、軟弱で、いつも彼女から叱られている。 トレーナーとしての腕も十分とは言えない、実績はあれど、彼女の実力に僕が従っただけのこと。 「……練習着に着替えてくる、少し待っていろ。」 続く痛罵の言葉はなく、彼女は一度ロッカー室へと歩いていった。 ……⏰……

2 21/05/28(金)18:57:44 No.807355339

「待たせたな、では続きと行くぞ。」 「うん、でも…どうして?」 いつもの彼女なら、勝負服は汚れて当然とでも言いそうなものなのに。 「ふん、既にテストは済んだ。クリーニングの手間をわざわざ増やす必要もないと考えたまでのことだ。」 「ありがとう、エアグルーヴ。」 「礼を言われる筋合いなどない、ロスを取り戻すぞ。」 女帝のあまりに不器用な言い訳が愛おしい。素直に同意してくれればいいのに。 その腕を抱きしめ、互いの尻尾で二重の螺旋を描く。 「おい、急に何を…!貴様!やめろ、人前だろうが…!!」 僕はトレーナーとしては二流三流かもしれない、けれどエアグルーヴへの愛と信頼は本物だ。 エアグルーヴもそれを分かってくれているから、押し返す手の力は弱々しく、ついには全く無抵抗となった。

3 21/05/28(金)18:58:07 No.807355458

「やだよ、ドレスを脱いでも僕の花嫁で居て欲しいからね。」 「……調子に乗るな、たわけ。」 目をそらして小さくつぶやくエアグルーヴ。 「そういうのは……後で、二人きりでな……。」 更に小さく、僕の耳にギリギリ届くかどうかの声。 女帝エアグルーヴ。皆の理想として君臨するウマ娘。そして私の最愛の人。

4 <a href="mailto:sage">21/05/28(金)18:58:21</a> [sage] No.807355521

ウェディング女帝を引いた記念にこういう文章をしたためたが大人っぽいしっとりした恋愛が脚質に合わず書けないので失礼する。

5 21/05/28(金)19:06:34 No.807357943

甘々女帝はいくらあっても良い

6 21/05/28(金)19:12:35 No.807359783

即堕ち2コマみたいな展開

7 21/05/28(金)19:18:13 No.807361606

おい待てェ失礼するんじゃねぇ

8 21/05/28(金)19:22:45 No.807363100

いいよね…

9 21/05/28(金)19:52:23 No.807372288

にんじん貯めるため我慢してるのに欲しくなるような話をお出しするのはやめないか

↑Top