21/05/28(金)02:36:24 「あ゛... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1622136984688.png 21/05/28(金)02:36:24 No.807196804
「あ゛っつー……」 エアコンの壊れた自室の床にひっくり返って潰れたカエルみたいになっているオレ。 咥えたアイスの棒はとっくに木の味しかしなくなっていた。新しく買いに行く気力も湧かない。 「今のでそれ何回目?」 対してオレのベッドに腰かけながらバニラアイスをしゃぶる幼馴染みのセイは、首筋に汗をかいてはいるがどこか涼しげですらある。 「なんでお前そんな余裕あんの?」 「日頃のトレーニングのおかげかな? にゃはは」 シャツの襟をつまんでバフバフするセイの首筋と鎖骨をこっそり見ておく。 「どうせ向こうでもしょっちゅうサボってんだろ……」 「シツレイな……。これでもセイちゃん二冠ウマ娘ぞ?」 まあ、その通りなんだけどと続けるセイ。 「つーかアイスも溶けてないのは流石に納得いかんぞ……どうなってんだ」 「話さなきゃならない時が来たようだね……。そう、私は気温を操作する能力を持ったミュータントウマ娘、セイウンスカイだったのさ……」 「ほざいてろ」 セイはおもむろにベッドから立ち上がり、オレの腰に跨がる。
1 21/05/28(金)02:37:28 No.807196926
「……」 「……」 無言で見つめ合う。 そのままずいっと上半身を倒して顔を近づけてくるセイ。セイの汗の匂いがした。 「なになになになに――」 「いや、スカイさんの周りの涼しさを体感してもらおうかと」 「ふっつーにあちい」 「あれえ?」 額から汗をたらしながら楽しそうに笑いやがる。 「つか胸に手乗せるなあちーし重いから……」 「ちょうどいい大きさのクッションだし」 「僻みか?」 「いや、自分には別にいらないかな。走るのに邪魔そうだし」 「そうかよ」 セイの咥えたアイスの雫がオレの唇に垂れた。
2 21/05/28(金)02:37:56 No.807196984
「あ、ごめん」 舌で舐めとる。 「んまい」 セイの唾液が混ざってると思うと格別に甘く感じた。 オレの言葉のニュアンスが伝わってしまったようで、セイは半目でこちらを睨んでくる。 「ヘンタイ」 そう言うと中途半端に残ったアイスを全て口に入れてしまった。抜き取った棒は綺麗に舐めとられていて「あたり」の文字が読めた。 セイの唾液でてらてらと光るそれに一瞬目を奪われていると、唇が塞がった。 「んぶっ」 口内に舌が差し込まれて、それに乗った生暖かいクリームが流し込まれる。 セイは事が済むとさっさと唇を離し、わざわざ両手をオレの胸において上半身を起こした。 「おいしい?」 素面で聞いてきやがる。 しばらくオレは何も言えず、セイから視線を逸らすことしかできなかった。 遅れて猛烈に顔が火照って、大げさに手で自分の顔を仰ぐ。
3 21/05/28(金)02:38:10 No.807197005
「すっげー暑くなった……」 ケツの下で二人分の体重に潰された尻尾が、バタつくこともできない窮屈さを訴えていた。
4 21/05/28(金)02:39:18 No.807197123
スカイに頭をやられてアイスを口移しする幻覚を見た
5 21/05/28(金)02:42:20 No.807197465
この先の幻覚もキメろ
6 21/05/28(金)02:49:04 No.807198219
相手もウマ娘なのか…
7 21/05/28(金)03:39:29 No.807202611
幼馴染ウンス良い...... ウマ娘同士だからこその距離感か
8 21/05/28(金)03:48:24 No.807203288
あっま…
9 21/05/28(金)04:23:29 No.807205346
聖ウンス会に入信できるかな……
10 21/05/28(金)06:46:47 No.807212710
簡単だよ書けばいいんだ
11 21/05/28(金)06:52:58 No.807213140
幻覚を出力するだけで入れますよ!
12 21/05/28(金)07:03:30 No.807213924
なんだか最近おつらい話が流行ってる中で聖ウンス会の活動がスーッと効いて…ありがたい…
13 21/05/28(金)07:05:08 No.807214046
聖ウンス会と特徴的な流星のところは頼れるな…
14 21/05/28(金)07:12:02 No.807214576
朝から助かる…