虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    21/05/24(月)01:49:28 No.805923483

    泥のまだ日曜日

    1 21/05/24(月)01:50:54 No.805923759

    げつようび❤️

    2 21/05/24(月)01:51:53 No.805923964

    色々更新が来てる カルラさん割とサバイバーズギルト入ってる

    3 21/05/24(月)02:05:10 No.805926361

    それは、銀色だった。 全体的な配色はむしろ黒だったろう。着ているスーツは黒かったし、肌だってお日様を思わせる褐色だ。 でも月光に濡れてばさりと広がった髪の毛は銀を溶かして作った糸のように美しく、だからそれは銀色だったのだ。 今まさに爪を振り上げ私を切り裂こうとした怪物が無様な悲鳴をあげながら転がっていく。 その銀色が振り抜いた拳はただの素手だったのにあんな禍々しい凶器よりも百倍頑丈そうに見えた。 「───ごめんね、遅れちゃって。もう大丈夫だから、安心してね」 銀色は女の人の声で私にそう言った。とてもとても優しい響きだった。 私が耳にした銀色の声はたったそれだけだ。だって銀色はそれだけ言って吹き飛ばされた怪物へずんずん近づき、今度は思い切り蹴り飛ばした。 ばつん、と肉と骨が細切れになる音がした。怪物の悲鳴はもう汚らしい雑音でしかなかった。 「───咎は悪しき者に向かい、その心のうちに言う。その目の前に神を恐れる恐れはない───」 銀色が呟いた途端、白い燐光が森の片隅を包みだした。 最後まで聞いていられなかった。不思議とそれは安心できて、緊張で強張った心は強制的に眠りへと向かっていたから。

    4 21/05/24(月)02:15:54 No.805927912

    邂逅いいよね

    5 21/05/24(月)02:18:50 No.805928315

    やっぱりゴリラパワーじゃないか!