虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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21/05/19(水)00:00:44 前回の... のスレッド詳細

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21/05/19(水)00:00:44 No.804179033

前回の:su4861861.txt 「ね、レース後の流すだけのトレーニングにわざわざ行くのとこのままここで一緒にサボるの、どっちがいい?」 セイウンスカイの質問にもちろんトレーニングだ、と即答できなかったのは、口を覆う彼女の左手のせいだろうか。 それとも、俺の右手に絡みつき、起き上がることをやんわり拒む、彼女の右手のせいだろうか。 うつ伏せの背中に乗る、柔らかな彼女の体のせいだろうか。 それとも、自分がそれを迷っているからだろうか。 そう葛藤しているとそれを見透かしたかのように彼女は囁く。 「あ~そんなにすぐ答えなくてもいいよ?ほら、さっきも言ったけど、トレーニングまで後20分もあるんだし」

1 21/05/19(水)00:00:55 No.804179088

口ふさいでるからそもそも答えられないもんね。 そう笑う彼女の言葉に、安堵を覚える。 まだ決断できそうになかったから。 「それまでは一緒に寝てよっか。でも気を付けてね」 何を、と思うや否や、彼女の両脚が俺の左脚にがっしりと絡みついた。 トレーニング用のハーフパンツでは防御力が足りない。 薄い布越し、あるいは素肌で感じる、歴戦を戦い抜いてきた、彼女の脚の感触。 それだけでも俺のもうほとんど残っていない理性をがりがりと削るには十分だったがだめ押しが来た。 脚と脚の触れ合っていない部分を埋めるかのように尻尾が乗せられる。ちょうど毛先が膝裏に当たるように。

2 21/05/19(水)00:01:18 No.804179205

「私、ちょっと寝相が悪いんだあ……にゃはは」 そしてゆらゆらと尻尾が揺らされた。 膝裏の毛先が膝裏の神経を直に撫でているんじゃないか、そう錯覚するようなくすぐったさが膝裏を襲う。 「~~~~!」 「どうどう。落ち着いて落ち着いて」 そういいつつもセイウンスカイは尻尾でくすぐるのをやめない。 逃げようにもくすぐられている脚は両脚で固定され、片腕は彼女の手に抑えられ、もう片方は彼女の脚が邪魔して尻尾まで届かない。 できることは足をばたつかせることくらい。それくらいでは彼女の脚がびくともしないことくらい、自分が一番よく知っているのに。 しばらく悶絶しているとようやく尻尾の揺れが止まり、俺はぐったりとベッドに体を預けて息を整えた。

3 21/05/19(水)00:02:06 No.804179441

「ん~体から固さはぬけたかな~」 気が付くと体をおこして俺の体をもんでいるセイウンスカイ。 思考がまとまらずボケーっとしていると仰向けにひっくり返された。 「じゃあ今度こそ寝よっか。ぎゅってしてあげる」 言葉通りに正面から抱きしめられる。脱力した体では抵抗もできない。 いや、これは言い訳だ。彼女は本当に俺が嫌がっていたらきっとやめる。 このままでいたいという気持ちはきっとに俺の態度に出ているのだろう。 そしてそれは彼女に伝わっているのだ。 「ん-いい抱き心地。我ながら完璧な調整ですな」 首元で彼女が目を細めて笑っているのがわかるように。

4 21/05/19(水)00:02:40 No.804179610

ぴぴぴ、と、スマホに設定していたアラームがなった。 「ねえトレーナー?もうトレーニングの時間みたいだよ。どうする?」 俺はアラームを切ってスマホを投げ捨て、そのまま彼女を抱きしめた。 「……ふふ。それじゃ、一緒にさぼっちゃおっか」 うなづく。仮眠が足りなかったせいか、それとも彼女の体が心地よいせいか。 もはや声を発する気力もないくらいに眠たかった。 瞼を閉じると意識は急激に遠のき。 「悪い事教えちゃったな~♪……それじゃ、お休み。一緒の夢見ようね……」 そんな声を最後に聞いた気がした。

5 21/05/19(水)00:03:35 No.804179898

おしまい 幻覚剤をいつの間にか打たれていたのか、なかったはずの続きの幻覚を見ました 今度こそ続きはないです

6 21/05/19(水)00:05:03 No.804180355

書き込みをした人によって削除されました

7 21/05/19(水)00:05:11 No.804180391

良い幻覚だ さあもう一本打とう

8 21/05/19(水)00:05:22 No.804180439

寝る前に前素晴らしい物が見れた お礼に聖ウンス会で配ってる注射をあげよう

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