虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    21/05/16(日)22:32:20 No.803506640

    「レッド…、起きて…。起きて」 「ん…」 聞き慣れた声に従って瞼を開く。 目に飛び込んできた景色は見慣れた自室。 そして、見慣れた女の顔。 最近交際と同棲を始めた最愛の恋人、ブルーだ。 「…おはよう、ブルー」 「おはよう、レッド」 朝の挨拶を返すと、ブルーに口を奪われた。 その次は頬、額、鼻、顎。 顔中の至るところにキスをされる。 「ちょ、ちょっと!ちょっと待ってくれブルー…」 なんとかブルーの顔を引き離す。 このまま彼女の口付けに溺れていたい気持ちもあるが、 朝からこうしていたら身がもたない。

    1 21/05/16(日)22:32:50 No.803506831

    「なに?レッドもしてくれるの?」 自分の口元についた唾液を舐め取り、ブルーが聞いてくる。 その官能的な仕草に思わず唾を飲み込む。 「…それで止まってくれるなら」 ブルーが頷くのを確認し、レッドの方から唇を重ね合わせた。 唇を離すと、ブルーは幸せそうに微笑んでいた。

    2 21/05/16(日)22:33:09 No.803506946

    朝食を食べさせあい、その後の片付けをする最中、 「レッドは洗い物とか積極的にしてくれて偉いわね」 後ろからブルーに抱きつかれた。 背中に、とても柔らかいものが二つ押し付けられる。 何回も触れた箇所なのに、それだけで自分の胸が高鳴る。 後ろを振り返ると、ブルーが悪戯っ子のような笑顔を向けてくる。 頭を撫でてあげたくなるが、今は手が水や洗剤で濡れているので我慢する。 代わりになのか、ブルーの方から頭を撫でて来た。 今度は幼子を見守る母のような顔を向けられる。 ずっとその顔を見ていたくなるが、目を逸らして洗い物を優先する。 どうにかそれを終えるが、一向にブルーが離れる気配はない。

    3 21/05/16(日)22:33:27 No.803507067

    「あの、ブルー?いつまでくっついてるんだ…?」 「気の済むまで♡」 「…まぁいいけど」 ブルーが喜ぶのなら悪い気はしない。 レッド自身も好きな彼女に抱きつかれて嫌なわけかない。 そう思いつつ、ブルーがくっついたままリビングのソファに座る。 と、ブルーが抱きつく対象がレッドの胴体から腕に変わった。 二の腕が彼女の大きな乳房に、 手首が彼女の肉付きのいい太ももに挟まれる。 しっかりと彼女の両腕で抱きしめられ、腕から離れない。 上機嫌に微笑むブルーを見ると、離れようとする気も消えていく。 「ん…、ちゅ…」 などと油断していたら首筋にキスマークをつけられた。

    4 21/05/16(日)22:33:43 No.803507163

    「…そういうわけで甘えてくるブルーには困っちゃうよ」 「…そう言いつつも顔がめっちゃ緩んでるんスけど」 ブルーが出かけてる間、ゴールドとのテレビ電話で彼に半目を向けられた。 「そもそもなんでオレに言うんですか。 グリーン先輩とかいるでしょ」 「グリーンに言ったら、 同期同士の惚気を聞かせるなって怒られてさ。 マサキはお互いキス魔の彼女できると大変やな、って言われてその後ナナミさんに連れてかれて」 「で、オレ相手に惚気ですか…」 「そんなつもりなかったんだけどな。 嫌ならやめておくけど」 「いや、大丈夫っスよ。 オレもクリスと付き合い出した時レッド先輩に色々惚気聞いてもらいましたし」

    5 21/05/16(日)22:34:02 No.803507297

    ケラケラと笑いながらそう言ってくれるゴールドに感謝する。 「でも、なんか意外ですね」 「何がだ?」 「いや、ブルー先輩ってどっちかっていうと尽くすタイプっぽいと思ってたんスよ。 シル公の面倒見てたりしてたし」 「…まあ、そうかもな」 実際、レッドもブルーに助けられたことは幾度となくある。 だが、自分なりにブルーを助けたこともあったとは思う。 「あれで案外甘えたがりなのかもな。 子供の頃からシルバーの世話焼いたりはしてたけど自分は甘える人がいなかったし」 「…そういうもんですかね」

    6 21/05/16(日)22:34:23 No.803507421

    自分が子供の頃は自分のことで精一杯で、 それでも助けてくれる人たちもたくさんいた。 逆にブルーは誰かの世話を焼きながらも自分のことも進めていて、 助けてくれる人はいなかった。 今にして思うと彼女が昔レッドを利用してでも協力させていたのは、 彼女なりの助けてほしいという甘えだったのかもしれない。 「ブルーが帰ってきたら、話してみるよ」 「そっスね。それがいいかもしれませんね」 通話を切るのと、ブルーが帰って来たのはほぼ同時だった。

    7 21/05/16(日)22:34:40 No.803507532

    「三分の一は正解かな」 聞いてみたところ、ブルーは素直に答えた。 「昔からあなたはアタシが色々と甘えてもわがまま言っても許してくれるし、 レッドなら思う存分甘えてもいいかなって思っちゃうの」 「うん。むしろオレ以外に甘えられてもイヤだし、 オレでよかったら甘えてくれていいよ」 そういうとブルーは嬉しそうに身を寄せてきた。 「で、残りの三分の二はなんだ?」 「次の三分の一は、レッドからも甘えてほしいなって」 「オレが?」 ブルーは頷き、手をレッドの手に重ねた。

    8 21/05/16(日)22:35:00 No.803507672

    「アタシの方も遠慮なくしてるんだし、 レッドも甘えてきていいよ。 あなたも、そういうことしたい時くらいあるよね」 「…うん」 頷くと、今度は頭を抱きしめられる。 ブルーの柔らかな胸に包まれ、高揚と同時に安心もする。 愛する女性からの抱擁。 そうされていると彼女も自分を愛してくれているという実感が湧いてくる。 「しばらく、こうしてもらっていいかな」 「…いいよ」 より深く胸の谷間に顔を埋める。

    9 21/05/16(日)22:35:15 No.803507771

    思えば、自分は気を張りすぎていたのかもしれない。 多くの人々に対しての強いポケモントレーナーとして。 たくさん増えた後輩に対しての立派な先輩として。 絶対に負けたくないライバルに対しての対等の相手として。 そしてしっかり者の彼女に対しての頼れる恋人として。 どれもできていたかどうかはわからないが、 自分なりにそうであろうとしていたつもりだ。 だけど、そうなろうと意識が強くて疲れたのも確かだ。

    10 21/05/16(日)22:35:43 No.803507942

    たまには、こういうのもいいかもしれない。 カッコつけることのないありのままの自分を、 恋人に晒して受け止めてもらう。 ブルーもそうしているのだから。 自分も思う存分甘えよう。 きっと、彼女ならどんな自分でも受け入れてくれる。 逃げ出した自分ですらも、それでいいと言ってくれたのだから。 代わりに自分もどんな彼女でも受け入れよう。 それを晒してくれるのは自分だけなのだから。

    11 21/05/16(日)22:36:08 No.803508110

    「ん…」 その日の夜。 ベッドの上でレッドとブルーは裸で抱き合い、 唇を重ねていた。 ブルーの細いウエストに腕を回すと、 彼女はこちらの首筋に腕を回してくる。 お互いの胸を押し付け合いながら口付けを交わし、舌を絡ませ合う。 間近で顔を見合わせる。 蕩けきったブルーの顔。 柔らかい唇。 肉の薄い背。 弾力のある乳房。 全部レッドだけが知っていることだ。 誰にも渡さない。 自分のことも彼女にだけ知っていてほしい。

    12 21/05/16(日)22:36:44 No.803508350

    そう思いつつ、今度はブルーの乳房に唇を寄せる。 乳肉に吸い付き、キスマークをつける。 今朝のお返しにと何個か作ると、 今度は両の手で双乳を揉みしだく。 手に収まらないボリュームのある乳房の弾力に夢中になって、 何度も何度も揉んでいく。 「あぁっ…!」 ブルーの甘い声が聞こえる。 それがレッドの劣情をさらに燃え上がらせ、 手の動きをより激しくさせる。 「ほんとにレッドはアタシの胸好きね…」 といいつつ、ブルーはレッドの男根を両の乳房で挟み込む。 柔らかさと弾力を併せ持つそれらに包まれ、 はみ出した先端を舌で舐められる。

    13 21/05/16(日)22:37:11 No.803508522

    両手で動かす乳房と舌の熱さに、 こちらの理性も砕けていく。 しばらくそうした後、ブルーがレッドの肉竿に避妊用のゴムをつけた。 「…そろそろ、お願い」 「…ああ」 ベッドにブルーを寝かせて、すでに愛液で湿った彼女の女性器に自分の男性器を挿れた。 「んっ…!」 ブルーの声を聞きつつ、腰を動かす。 奥まで挿入すると、その度に蠱惑的な胸が揺れる。 突く度に、激しく揺れ動く。 それから目が離せず、我慢出来なくなり揉み始める。

    14 21/05/16(日)22:37:33 No.803508645

    「あぁぁっ!ひゃぁぁ!」 両胸と股間。 三箇所への攻めに耐えられずブルーが艶めかしい悲鳴をあげる。 レッドも興奮から動きが激しさを増していく。 「あぁぁぁあ!」 限界を迎えて叫ぶブルーと同時に、レッドも限界となって射精した。

    15 21/05/16(日)22:38:57 No.803509159

    「最後の三分の一はね。レッドとできる限り触れ合っていたいなって」 眠りに落ちる前。 ブルーはレッドに抱きつきながら語りかけてきた。 「レッドとこうしてたらそれだけで幸せなの。 アタシと繋がってるって気持ちになって」 「…オレもだよ」 レッドもブルーを抱きしめ返す。 柔らかな肌同士が触れ合って、体温や鼓動が同調していく。 「でも最初の三分の一と混ざってないか?」 「いいのよ。結局はあなたといちゃいちゃしていたいってだけなんだから」 「…オレも、そうだな」 眠りに落ちるのはそれからすぐだった。

    16 21/05/16(日)22:39:21 No.803509304

    「…というわけでさ。そういうふうに甘えてきたり甘やかしてくるオレの彼女可愛いなって思っちゃってさ」 「……そっスか」 翌日のテレビ電話で報告すると、ゴールドが疲れたようにため息をついた。 「どうした?」 「いや…、グリーン先輩たちが惚気話聞きたがらない気持ちがよくわかったって思いまして」 「そんなに惚気てるかなぁ?」 「そりゃあもう。砂糖吐きそうなくらいに」 うんざりとした顔でゴールドに言われて、レッドは首を傾げた。

    17 21/05/16(日)22:39:38 No.803509409

    「というかですね! 今まさにブルー先輩に抱きつかれながら通話してきてるでしょうが! これが惚気じゃないなら何だって話ですよ!」 「あー、そういえばそうか」 空いた手でブルーの頭を撫でながらレッドは納得した。 「…シル公が見たらどういう反応すっかな」 「まあ、大丈夫じゃない?あの子なら許してくれるわ」 「そうだな」 ブルーがそう言うのなら大丈夫。 レッドはそう確信できた。

    18 21/05/16(日)22:39:50 No.803509496

    以上です 閲覧ありがとうございました

    19 21/05/16(日)22:41:04 No.803509984

    お疲れさまです 抱き着きながらの通話は意外でした

    20 21/05/16(日)22:42:44 No.803510652

    抱きながら後輩への電話は不良のリーダーの風格あるわ…

    21 21/05/16(日)22:42:47 No.803510668

    こりゃあえらいこっちゃ

    22 21/05/16(日)22:43:14 No.803510844

    今回のは話が今日の昼飯食ってても思いつかず もういいやひたすらレブルイチャイチャさせよう! となってこうなりました あと最近は健全なのを書き続けた反動で久しぶりにエロシーン入れました

    23 21/05/16(日)22:45:58 No.803511794

    健全もいいけどエロしてるのもいいね

    24 21/05/16(日)22:48:27 No.803512749

    キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

    25 21/05/16(日)22:49:16 No.803513039

    >1621172907526.png どうしてこうもゴールドオチ要因が似合うのか

    26 21/05/16(日)22:49:26 No.803513102

    >1621172907526.png ありがとうございます! こういうポジションばかり回してごめんねゴールド

    27 21/05/16(日)22:50:05 No.803513336

    やっぱりレブルは甘え合ってるって表現がしっくりくるよね…独特な距離感に説明がつくというか

    28 21/05/16(日)22:54:41 No.803514948

    キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

    29 21/05/16(日)22:58:06 No.803516134

    >1621173281244.png こう見るとレッドのナンパな感じが残ってるように見えていい…

    30 21/05/16(日)22:59:17 No.803516528

    >今回のは話が今日の昼飯食ってても思いつかず >もういいやひたすらレブルイチャイチャさせよう! >となってこうなりました >あと最近は健全なのを書き続けた反動で久しぶりにエロシーン入れました 今日の午後からでここまで書けるのは素直に凄い… 流石古参&週刊連載怪文書作家

    31 21/05/16(日)23:03:45 No.803517968

    6月1日のブルー誕生日が今から楽しみ

    32 21/05/16(日)23:03:47 No.803517975

    >No.803514948 ありがとうございます! 一応服は着てるつもりでしたけどこれはこれでいいや!

    33 21/05/16(日)23:10:12 No.803520253

    キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

    34 21/05/16(日)23:11:06 No.803520603

    >1621174212724.png ありがとうございます! 甘やかす時と甘える時のブルーの表情のギャップがいい!

    35 21/05/16(日)23:11:16 No.803520659

    ギャップ凄い

    36 21/05/16(日)23:13:48 No.803521633

    次回は久しぶりにルサ行こうかなと思います サファイアの部屋でレブルがやってその後サファイアがサキュバスのようにルビーを搾り取った回

    37 21/05/16(日)23:14:09 No.803521765

    ルサ楽しみ