ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
21/05/04(火)13:03:46 No.799199538
「アンタが姉貴か私のトレーナーだったら……」 らしくもない事を言った自覚はある。 彼も眉根を寄せて返答に窮している。 「……いや、何でもない。忘れてくれ」 頭を振って発言を取り消す。 ……ああ、だけど。 自分はきっと、忘れる事などできないのだろう。 もしも、彼がマヤノトップガンのトレーナーではなく、自分のトレーナーだったなら、と。
1 21/05/04(火)13:04:11 No.799199655
私の渇きは満たされた、筈だった。 ただひたすらに姉貴の背中を追い求めていた私はもういない、そう思っていた。 「ユー・コピー?」 「アイ・コピー!」 だが。 どうやら自分は、手に入らないものこそ欲しくなってしまうタチらしかった。
2 21/05/04(火)13:04:51 No.799199852
マヤノトップガンのトレーナー。 彼と話をして、彼と出かけて、彼を知って、彼に惹かれた。 自惚れでなければ、きっと彼も。 「トレーナーちゃん! 今日は何をするよー?」 「今日はのトレーニング……」 それでも、この想いは叶わない。彼は私のトレーナーではないからだ。 三年間を共にしたアイツに、私は追い付く事すら出来ない。 胸の中に燻る感情が、諦める事も許さない。 それで良いのかと囁いてくる私の影が、何よりも恐ろしく感じる。 だから、強硬手段を使った。
3 21/05/04(火)13:05:28 No.799200035
彼は揺れている。私とアイツとの間で。 故に、一歩踏み込めば、その均衡を崩すのは容易かった。 偶然を装い、トレーニングルームで二人きりになったタイミングで、彼の唇を奪う。 彼は優しい。私が強く求めたら拒めないと、醜い打算があった。 「……アイツには、黙っていてやるさ。だから──」 壁を崩せば、沈むのは直ぐだった。 それから何度も肌を重ね、互いの証を刻み付ける。
4 21/05/04(火)13:05:43 No.799200110
それでも彼は、行為の最中であるにも関わらず、私から目を逸らす事がある。 その瞳が追うヤツは、言うまでもなく。 「おい」 従って、形に残る痛みで、彼に刻み付けるが必要があった。 「今アンタの目の前にいるのは、私だろう」 彼の肩口に歯を立て、その痕を舌でなぞる。 口の中に、鉄と汗の味が広がった。
5 21/05/04(火)13:06:53 No.799200414
快晴良場
6 21/05/04(火)13:07:23 No.799200561
>快晴良場 嘘をつくんじゃない
7 21/05/04(火)13:07:55 No.799200702
ウワー!三冠ウマ娘が人のものを盗ってる!
8 21/05/04(火)13:08:36 No.799200890
い 三
9 21/05/04(火)13:08:56 No.799200981
いいだろう 三冠ウマ娘だぞ…?
10 21/05/04(火)13:09:24 No.799201111
マヤ…わかってるよ…?
11 21/05/04(火)13:10:13 No.799201338
>ウワー!三冠ウマ娘が人のものを盗ってる! 寝てから言え
12 21/05/04(火)13:10:22 No.799201383
人のものは欲しくなるからな
13 21/05/04(火)13:10:48 No.799201517
ブライアンこれはどういう事だ
14 21/05/04(火)13:11:28 No.799201726
ネトリブライアン流行ってるの…
15 21/05/04(火)13:12:00 No.799201889
前回の怪文書のネトリブライアン目線の奴か… 重い…
16 21/05/04(火)13:12:27 No.799202001
NRTブライアン NTRブライアン
17 21/05/04(火)13:13:07 No.799202186
クソボケがーっ!