21/05/04(火)00:10:13 『ダー... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1620054613264.png 21/05/04(火)00:10:13 No.799076535
『ダービーウマ娘』ウイニングチケットの朝は早い。 日が昇る前に鳴る目覚まし時計により眠りから叩き起こされ、気だるい身体を引きずりながら、気合いで布団を剥がし、眼をこすり朝練に出かける。 出かける先は練習場のターフでなく、まずは彼女のいるトレーナー室へと向かう。普段から世話になっているトレーナーに挨拶してからでないと、彼女の朝練は始まらない。 トレーナーに挨拶するのが6時半、練習を始めるのが7時頃。チームの他のウマ娘が練習に来るのが8時30分頃。それまではトレーナーとチケゾーだけの朝練である。 普段の練習では、他のウマ娘達への指導もあり、トレーナーの指導は全体に向けたものになりがちだ。チケゾーもその事は分かっており、朝練を見てもらえれば特に不満はなかった。ただ一つの誤算を除いて。
1 21/05/04(火)00:10:54 No.799076790
時計が正午に回る。熱心なウマ娘達は授業がないゴールデンウィークにも拘わらず、トレセン学園内でトレーニングに打ち込んでいる。ただ、そういうウマ娘ばかりではない。彼女もその一人。 トーセンジョーダン。 練習嫌いを公言するギャル調のウマ娘。 既に天に太陽が登って久しいにも拘わらず、彼女は布団で惰眠を貪っていた。 そんな彼女の部屋のドアが開く。くたくたになって眠そうな顔のウマ娘が現れた。ウイニングチケットである。 「起きて～～～、ジョーダン～～～……」 そうチケゾーに揺さぶられるトーセンジョーダン。 気だるそうに目を覚ましたと思いきや 「あと5分…」 っと布団の中に潜ろうとする。 その様子を見て、布団をむりやりひっぺがえし 「起きてよーーーーッッ！！！！！ジョーダンッッッ！！！！！」 と拡声器を使ったかの大音量で彼女の名を呼んだ。 「…あーもぅ…うっさぃなぁ…。ゎーったょ…」 そう言い、トーセンジョーダンは諦めた様子で気だるそうに身体を起こした。
2 21/05/04(火)00:11:10 No.799076892
「なに、チケゾー。30分経ったら起こせばいいんでしょ…」 「うん、頼むね…おやすみ」 そう言ってチケゾーはルームメートたるトーセンジョーダンにお願いし床に入る。 流石に朝が早すぎる上、張り切ってトレーニングに打ち込む彼女である。スタミナはウマ娘だからあるにしろ、昼頃には小休止を取らないと身体が重たくて仕方がないのだ。 だから昼休憩は大急ぎで昼食を済ませ、部屋に戻って少し寝るのがゴールデンウィーク中の彼女の日課だった。 そして、そんな彼女が寝過ぎないよう、時間となったら起こすのがトーセンジョーダンに課せられた使命である。
3 21/05/04(火)00:12:04 No.799077254
「ねぇ、チケゾー。アンタなんでそこまでやるの？」 とトーセンジョーダンは聞いたことがある。 その時は練習するのが楽しいから、皆と早くなるのが楽しいからとなど言われたが、チケゾーは真実を言ってないなと彼女は思う。確かにそれは一理あるが、それだけでは朝早くから一人で練習場に向かう理由にはならない。 そして素直なチケゾーのことだ、自分に嘘をつく気持ちなど無いとも思っている。 布団に入ってすぐに寝息をつくチケゾーの顔を見てトーセンジョーダンは思うのだ。 「早く自分の気持ちに気づけよ、鈍感ダービーウマ娘」 と。 トーセンジョーダンが鼻を小突かれたウイニングチケットは、窓からさされた太陽に貰った光に抱かれ、一時の幸せな夢心地につつまれていた。 こんな話を私は読みたい 文章の距離適正が合ってないのでこれにて失礼する
4 21/05/04(火)00:14:13 No.799078073
どんどん距離適性上がってきてんじゃねぇか！
5 21/05/04(火)00:14:13 No.799078074
おい待てェ 失礼するんじゃねェ最後まで書けェ
6 21/05/04(火)00:18:02 No.799079425
「彼女のいるトレーナー室」とあるのでチケトレは女なのかな？ 私の解釈的には合ってますよ
7 21/05/04(火)00:20:07 No.799080130
そろそろ4800いってないか？
8 <a href="mailto:s">21/05/04(火)00:22:53</a> [s] No.799081034
ごめん ○彼女のトレーナーのいるトレーナー室へと向かう が正しくてトレーナーは男なの ほら距離適正の限界が出た 明日も要望書書くので誰か頼んだよ