ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
21/04/25(日)22:33:00 No.796424324
疲れた、非常につかりぇた。なんだか頭がぽーっとする。 日々の練習に加えて問題児のゴールデンシップやアグネスデジオンなどの処理には毎度毎度、頭がいたいいたいになる。何が木魚養殖計画だ馬鹿馬鹿しい、でも目でも付けたら可愛いかもしれないな。 二人を反省室に放り込み、反省文を二百枚ほど書かせて、疲れた体を引きずってトレーナー室に来るけど、肝心の彼がいない。どうやら外出しているようなので椅子でぶらーんとしていると、机の上に何やら開かれたままのチョコが置いてあったので、一つ摘まんで放り込んだんだった。 このチョコがちょっとほろ苦さと甘さが良いバランスで美味しかったのでもう二つぶぐらい口に放り込んだのだがそこで頭がぼーっとしてきたのだ。 箱を見て見るとなんとかかんとかボンボンとかいてある、恐らくミホノブルボンの親戚と私は推測した。そうしているとトレーナーが帰ってきて私を見ると、はて、という顔をする。なんだその顔はー。
1 21/04/25(日)22:33:29 No.796424551
「おい! 貴様、私を待たせるなど、それでも私のトレーナーか!」 私がそういって両手を上げると、トレーナーは視線を私と机にあるチョコで往復させて困ったように笑いながら人差し指でこめかみをトントンと叩き始めた。私は知っているぞ、それは本気で困っているときのしぐさだな! 「私のことがきらいになったのか…?」 そう聞いてみると、トレーナーは顔を横に振るので私は笑顔で彼を持ち上げると、驚きの声と共にソファへと沈ませてその上に乗っかる。勘違いしてもらっては困るが、これは頭の中にこう、なんか砂糖が詰まっている感じのアレではなく、こう…甘えるためである。勘違いしないでもらいたい。 「まぁそんなことはありえんだろうがな! はっはっはー…今日は家に行っていいか? 前々から勉強していたパスタを振舞ってやる、いいだろう?」 彼の胸板に顔を擦りつけながら聞いてみると、YES代わりに頭を撫でてくる。ふふん、仕方のない奴だ、そこまで来てほしいなら来てやろうじゃないか。いやはや全く寂しがり屋さんめ。
2 21/04/25(日)22:33:46 No.796424644
「ひっく、じゃあ約束のアレをしてくれ? ほらはーやーくー、はーやーくー」 ふとどこかでアグネスタキオンのキャラを奪われた気がするぞという声が聞こえた気がするが気にしない。目をつぶってそれを待っていると「これは将来が大変そうだ」と彼の顔が近づいてくる。確かに将来は大変だろう、こういう旦那さんを支える身にも
3 21/04/25(日)22:34:18 No.796424898
「ごめんくださーい、さっきボクのトレーナーが渡し忘れた書類があったってもってきた…んだけど…」 その時バーンとドアを開けて誰かが入ってくる、よく見なくてもやはりトウカイテイオーである。おにょれ、こういう時にも…! ばさりと書類が地面に落ちた、なぜだか笑えてくる。 「えっと、なんか目がとろーんとしてないエアグルーヴ…? えっちょっとその感じで追ってくるの危なくない!? 走ってないよ千鳥ステップだよー!! ちょっとストップストップ」 「待てっ! うーん? 足が進まないな…?」 次に目覚めた時には彼の部屋のベットであった。一体何があった?