21/04/03(土)15:22:17 休日の... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1617430937996.png 21/04/03(土)15:22:17 No.789360655
休日の昼下り、テイオーが遊びにやってきた。 男の部屋に招かれるのは初めてなのか、テイオーは入るなり物珍しそうにあたりを見渡す。 しかし面白みのない景色にすぐ飽きたらしく、タンスをあけたり、クローゼットをひらいたりと物色がはじまった。 そして、どこからかゲーム機を引っ張り出してきて、対戦しようと言い出した。 ただ対戦するだけでは面白くないので、負けた方に罰ゲームを課すことにした。勝った方の命令を1つ聞くというものだ。 テイオーはゲームの腕前に自信があったようだが、それは俺もおなじだ。結果、苦戦したがなんとか勝利した。 なにを命令しようかと考えていると、ここでテイオーの負けず嫌いが発動した。どうやらもう一度やりたいらしい。 テイオーが負けた場合は、罰ゲームが更に増えることに同意させて、再び対戦する。 さきほどより楽に勝った。またテイオーが駄々をこねる。対戦する。勝つ。 3戦3勝、無敵のトレーナー伝説だ。
1 21/04/03(土)15:23:12 No.789360883
これで3つテイオーに命令ができるわけだが、なにを頼もうか。 買い物に行かせる――普通すぎて罰ゲームとはいえない。 昼ご飯を作らせる――被害が自分にも及びそうだ。 いっそのこと、メイド服でも着させて家事を押し付けてしまおうか。それに―― 「もー、はやく決めてよーっ!」 思考をさえぎるようにテイオーの声が響く。罰ゲームを決めあぐねている俺に、もどかしさを感じたようだ。 見ると耳は後ろにふせられ、尻尾は弧を描きながら激しく左右に揺れている。 相変わらず耳と尻尾は口ほどに物を言う、そんなことを考えているとあることを思いつく。 耳と尻尾――そうだ。
2 21/04/03(土)15:24:00 No.789361065
テイオーの耳と尻尾を触らせてほしい、それもしっかりと。思い切ってそう言った。 ウマ娘の耳と尻尾は、人間には備わっていないウマ娘だけの神秘だ。 構造や仕組みの浅い部分は机上で習ったが、実物を触ったことがなかったので、前から興味があった。 「え……トレーナー、ボクにそんなことしたいんだ……」 テイオーな表情は露骨なほど、しかめっ面だ。というか、若干引いているようにも見える。 「無理にやらせるつもりはない。でもやらせたいことも他にないし、嫌なら罰ゲームもなかったことにしようか」 その言葉が、自分の負けを有耶無耶にしたくない帝王のプライドをくすぐったらしく、 「しょーがないなぁ。でも、イヤだっていったら止めてよね?」 しぶしぶだが了承をもらった。
3 21/04/03(土)15:25:02 No.789361332
さっそくベッドに腰掛けると、隣にテイオーを置く。本当にいいのか、とテイオーに念押しすると、 「気がすむまでどーぞ……」 気のない返事が胸のあたりに戻ってきた、準備は万端らしい。 まずは耳からだ。 遠慮なくテイオーの頭を寄せると、ふわりとローズマリーやラベンダーに似た香りが立つ。鹿毛の、艶めいた髪のいい匂いだ。 もしかして、年相応にシャンプーなどに気をつかったりしているのだろうか。 これから行われることには関係ないが、天真爛漫な少女の隠された一面を垣間見た気がした。 テイオーの耳に指を這わせる。指の腹で耳の形をなぞると、ぴくぴくと耳が跳ねた。 「あははっ、くすぐったいよ~」 照れ隠しなのか、子供っぽく笑うテイオー。デリケートな部分を触れられることに対して、不快感はないようだ。 耳表面の毛は髪の毛よりも柔らかく、非常に短い。指を押し込むと、ぷにぷにとした弾力が返ってきた。 耳を指でつまみ、軽くひねってみる。流線型の耳はふにゃりと簡単に折れ曲がり、前に倒れた。
4 21/04/03(土)15:26:01 No.789361554
「むぅ、なんか屈辱的……」 ただ触られ続けるのは、もてあそばれているようで愉快ではないらしい。 そこで、テイオーの耳をマッサージしてみることにした。 まず、手で耳を包み込む。すっぽりと収まった耳はテイオーの体温を帯び、じんわりと温かい。 そして、親指で耳の付け根を揉みながら、手の中で本体をほぐした。 「ん、それ、ちょっと気持ちいいかも……」 恍惚とした様子でテイオーが頤を上げる。 「んっ……んぅ、ふぁ……」 綿毛のような感触が、手のひらをくすぐる。心地よい耳の感触をしばらく楽しんでいると、次第に耳から抵抗を感じなくなってきた。 おなじくしてテイオーも口数が減り、規則的な呼吸音だけが部屋に満たされていく。
5 21/04/03(土)15:26:42 No.789361727
気がつけば、テイオーの細くしなやかな四肢が力無く投げ出され、だらりと垂れ下がっている。 瞼もとろけたように下がり、いまにも閉じられそうだ。 いつもは燦然と輝く蒼い瞳も、今はうつろげに宙をさまよっていた。 ためしに耳から手を離してみると、耳はへたりと横に垂れる。 ウマ耳はリラックスした状態になると、横に倒れるという。ウマ耳を揉むようにほぐすのは、非常に気持ちのよい行為のようだ。 陶然と虚空を見つめるテイオーの姿に目を奪われていると、不意にふやけた視線が投げられた。 目があった瞬間、はっとした様子でテイオーの表情が引き締まる。 さきほどまでとろけていた耳が天井を突く勢いで伸びると、あっという間に全身に力が戻った。 「ぼ、ボク、変な顔とかしてなかったよね……?」 赤らんだ頬を指で掻きつつ、テイオーがぽつりと聞く。 正直に話せばテイオーがどこかに消えてしまいそうなので、適当にごまかす。
6 21/04/03(土)15:27:24 No.789361889
耳のマッサージを成功させたところで、次は尻尾だ。 まずはよく見たい、と言ったらテイオーは着ていたシャツの裾をめくって、わずかにあげてくれた。 ひかえめに覗かせた、透き通った背中が視界に飛び込む。健康そのものな素肌は汗がにじみ、照明の光を反射してぬらぬらとあやしい光沢をはなっている。 白磁に一斤染を差したような、美しい肌だ。その姿に見とれていると、腕を尻尾で軽く引っ張られた。 「ん……どこ見てるの……?」 肝心のテイオーは、うなじから鼻先まで真っ赤になっていた。今にもここから逃げ出したいといった表情だ。 その視線からのがれるように、目を本来の目的へずらす。 引き締まった臀部よりやや上から伸びた赤褐色の毛束が、ベッドに投げ出されている。 腕の付け根から手の先ほどまで伸びた長い尾は、その毛一本一本が絡まることなく美しく流れている。
7 21/04/03(土)15:28:09 No.789362059
綺麗だ。心と口が同時に動く。 その言葉に返事はなかったが、かわりに尾がふわりと舞う。持ち上げられた毛が目の前で艶めいて揺れ、俺の手を誘った。 尾の付け根から毛先まで、手櫛で梳いてみせる。手触りは髪の毛よりもやや硬めで、しっかりとした手応えだ。 毛の流れに沿って、髪をとかすような動作をくりかえす。 尻尾は汗で蒸れたのか湿っていた。おかげで、手に吸い付いて離さない感触が心地よい。 「ん、ぁんっ……んんっ……」 手の動きに呼応するかのごとく、テイオーの唇から声が溢れた。内から湧き上がる衝動に抵抗しようとしている、そんな声だ。 最初は透明だったテイオーの吐息に、色が灯ってゆくのがわかる。 尻尾を梳いているあいだ、ずっとテイオーは身体をこわばらせていた。気持ちがよいのを我慢しているのだろうか。
8 21/04/03(土)15:29:00 No.789362268
気持ちよいといえば、ウマ娘の尻尾の付け根には神経が集中していて、非常に敏感な場所があるらしい。 ウマ娘との雰囲気づくりに、よく責められる箇所だそうだ。 脳内で悪魔がささやく。 ――特別なテイオーが見たい。 凛々しくカッコいいテイオー、愛くるしくかわいいテイオー。そんな不特定多数の目に映る姿ではない。 俺に、俺だけに見せるテイオーの表情を独占したい。そう思うと、自然と手は尾の根本へ伸びていた。 「ひうっ……!」 "そこ"は簡単に見つかった。 肌と尻尾の境目にある、人間の尾てい骨に似たコリコリとした弾力のある場所。指で円を描きながらなぞると、テイオーの息づかいが早まった。 「そ、そこはぁ……ぁ……んうっ……!? とれーなぁっ、やめっ……!」 たしか、指で軽く叩くとよい刺激になると、本には書いてあったような。 とんとん。 「ひゃんっ!」 聞いたことのない艶めいた声。あっけに取られた様子で、テイオーの身体がのけぞった。
9 21/04/03(土)15:29:55 No.789362502
またたく間に尻尾の付け根が釣り上がり、毛が腕に巻きつく。 まるで恋人同士が指と指を交互にからめていくような――腕に巻かれた尻尾に思わず、そのような光景が重なる。 鹿毛の尻尾は小刻みな痙攣を起こすと、不規則なリズムで腕の締め付けをくりかえした。 尻尾のお返しといわんばかりに、テイオーの弱点をなんども叩く。 「~~ッ!? ッ……ッ……!」 声にならない悲鳴があがる。芯を叩くたびテイオーの身体が跳ね、ベッドがきしんだ。 とつぜん訪れた刺激に対する困惑。嬌声を我慢できなかったことに対する羞恥。そして無視することのできない快感。 多くの感情が、隊をなして襲いかかってきたであろうテイオー。その表情が、複雑な模様を描く。
10 21/04/03(土)15:30:34 No.789362633
はっきりと感じる。テイオーから沸き立つ、大人の色香に呑まれそうだ。 小刻みに震える身体、汗ばみ赤らんだ顔。乱れた息は桃色で。 酸素を取り込もうとひらいた口からは、唾液の線が伸びている。しかし本人にそれを気にする余裕はない。 やがて汗と混じった雫がとろりと落ち、ベッドに染みを浮かべた。 そのすべてが淫らだ――最強で無敵のテイオーは影も見あたらない。秘めたる情欲が、ひとりの少女に一心に注がれているのがわかった。 「……っ……とれっ、なぁっ……もうおしまいにしようよ……っ、ね……? これ以上されたらっ、ボクっ……!」 大粒の涙を目に貯めたテイオーが、こちらを見上げてくる。 内からこみ上げるなにかの発散方法がみつからないのか、なんども太ももを擦り合わせ身体をよじっていた。 そのしぐさに、思わず太ももに手が伸びる――
11 21/04/03(土)15:31:25 No.789362851
不意に、部屋にインターホンの音が響く。俺は伸ばしかけた手を、慌てて引っ込める。 時計を見ると、針は午後2時を指していた。この時間に宅配を頼んでいたことを忘れていた。 空間に満たされた熱が、急にどこかへ抜けていく。テイオーも我に返った様子で、気まずな顔をこちらへ向けた。 その表情にさきほどまでの光景がフラッシュバックして、背筋が凍る。 なんということをしてしまったのか。テイオーを欲求発散の玩具のように扱ってしまった。 あまつさえ欲に流されて、トレーナー人生に関わるなにかを起こすところだった。 やりすぎた、ごめんな、と一言。するとテイオーは首を横に振り、安心したような、名残惜しいような息をついた。 荷物を受け取ったあとは、ぎくしゃくと会話をテイオーと繋ぎながら、ふたりでクールダウンを行った。 休日の残りは一緒に買い物にでかけたり、ゲームセンターで遊んだりと普段どおりの日常を過ごす。 いつまでも、テイオーとの日々が続けばいいのに。そんなことを思いながら、心の中で女神像にある祈りをささげる。 今日の出来事が、みんなに広まりませんように――。 おわり
12 21/04/03(土)15:32:49 No.789363171
控えめに言って最高でした この世界、ウマ娘向けマッサージものAVとかありそう
13 21/04/03(土)15:33:09 No.789363254
3時の文学
14 21/04/03(土)15:33:35 No.789363350
テイオーは料理できるとだけ言っておく
15 21/04/03(土)15:33:49 No.789363399
次の日、トレセン学園では尻尾マッサージが流行していた
16 21/04/03(土)15:35:02 No.789363679
トレセン書院マッサージものが多すぎる
17 21/04/03(土)15:35:33 No.789363796
ケガの治療を夏合宿に間に合わせた男の指技だ、年季が違う
18 21/04/03(土)15:35:40 No.789363833
これ本当にマッサージなんですか?
19 21/04/03(土)15:35:41 No.789363837
3つの願いだろ 1つは耳で1つは尻尾 あと一つあるだろトレーナー!!!!!!!!!!
20 21/04/03(土)15:35:56 No.789363897
逮捕!
21 21/04/03(土)15:36:12 No.789363962
これこのあとすぐ逆ぴょいされてないか?
22 21/04/03(土)15:36:37 No.789364069
ウマをその気にさせるのは危険ですよ 押し倒しうまぴょいされますからね
23 21/04/03(土)15:37:21 No.789364234
>次の日、トレセン学園では尻尾マッサージが流行していた 流出が早い
24 21/04/03(土)15:37:59 No.789364419
早いというか中継か覗きでもされてたレベルじゃねえかな!
25 21/04/03(土)15:38:31 No.789364557
>これ本当にマッサージなんですか? ここにリンパが集まってるんですよ
26 21/04/03(土)15:38:43 No.789364600
無知テイオーならここから懇願されてその発散の仕方を教えながらなし崩しもどうでしょう
27 21/04/03(土)15:38:48 No.789364620
>早いというか中継か覗きでもされてたレベルじゃねえかな! 一体誰がこんな事を!
28 21/04/03(土)15:38:54 No.789364658
テイオー言いふらしてない?
29 21/04/03(土)15:39:39 No.789364829
自慢してますねこれは
30 21/04/03(土)15:44:47 No.789366105
>ここにルンバがあつまってるんですよ!
31 21/04/03(土)15:45:25 No.789366264
まずマヤノに言うでしょ?
32 21/04/03(土)15:46:58 No.789366679
アイコピー…
33 21/04/03(土)15:52:04 No.789368048
ウマ娘的にも定番シチュそう
34 21/04/03(土)15:52:31 No.789368159
>アイコピー… これわかっちゃダメなやつじゃないですかね!
35 21/04/03(土)15:53:13 No.789368329
中等部の子にイケない快楽教えちゃダメだよ!
36 21/04/03(土)15:56:11 No.789369014
うわー!
37 21/04/03(土)15:57:54 No.789369434
JCに快楽覚えさせるとか干物になるぞ 思春期の性欲はヤバイからな…
38 21/04/03(土)15:58:59 No.789369704
>たしか、指で軽く叩くとよい刺激になると、本には書いてあったような。 トレーナー白書…
39 21/04/03(土)15:59:52 No.789369921
うまぴょい中にどんなに優位を保ってても尻尾弄られたら腰砕けになると考えたらいやらしいな…
40 21/04/03(土)16:02:04 No.789370430
>うまぴょい中にどんなに優位を保ってても尻尾弄られたら腰砕けになると考えたらいやらしいな… ついでに耳責めも加えることで委員長のような桜餅になる
41 21/04/03(土)16:04:54 No.789371114
尻尾の付け根にHITACHIマッサージしたらどうなるんだろう…
42 21/04/03(土)16:06:01 No.789371367
>尻尾の付け根にHITACHIマッサージしたらどうなるんだろう… そりゃあもうドロッドロよ
43 21/04/03(土)16:14:00 No.789373116
人体にない部位を責めるのは基本
44 21/04/03(土)16:16:17 No.789373609
自分には無い部位だからな やりすぎてもわかんないね
45 21/04/03(土)16:20:29 No.789374509
しっぽは背骨の延長だから神経集まってるしな そりゃもう感覚敏感よ
46 21/04/03(土)16:24:20 No.789375330
この日の快感が忘れられなくて自分で慰めちゃうテイオーもください
47 21/04/03(土)16:27:26 No.789376003
この世界は尻尾用のセルフプレジャーアイテムとか売ってそうだな...