虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    21/04/02(金)21:06:58 No.789143562

    「我々をどこに連れていくのですか…?」「勿論おうちですよ!」「だったらこれを…」「クァーッ!!そういってさっき逃げたでしょ!おうちまでお姉さんの後に続くんです!!ピッピッ♪」「だ…誰か…」「助けて欲しいのです…」 あれは…カルガモさんがコノハちゃんとミミちゃんを縄で縛って連れ歩いて…誘拐だ!!大変我が子を守らねば!! ボニュウッ「…っ!手綱が切…!?はっ!」「カルガモさん!うちの子を離してください!!」「ひぃーっ!りりりリカオン!?」「もう大丈夫ですよ二人とも!」「むしろ悪化したのです!!」 「離す?我が子を離す理由がどこにあるんです…リカオンさん?」「二人は私の子…そして授乳を待っているんです」「ふふっ…授乳、ですか…なら親権は私にありますね!」 スラリとポケットから覗いたのは目盛の刻まれた硝子、シリコンの乳首、そしてカルガモの不敵な笑みを映し白く揺らめき踊る脱脂粉乳─哺乳瓶だった 「できるんですよ…私にも授乳が!これから私達のおうちに帰っておまんまとおねむなんです…あなたも育まれたいのですか?」 子にしてやる─無言のメッセージと共に突き付けられた哺乳瓶を前にリカオンママはニヤリ、と口角を上げた

    1 21/04/02(金)21:08:21 No.789144109

    「っ…!何がおかしいんですか!」「いえ何も…ただ一つ、あなたはママじゃありません」「!!」 瞬間、カルガモの顔が強張り笑みが消え怒りの色が差した 「…違う…私は母親…母乳が出なくても保育者ですっ!!」「母乳が出るから母親…わかってないんですねあなた」「何をっ!?」 激昂と共にリカオンママの唇に乳首を擦り付けるカルガモ…その表情は怒りだけではなかった 「撤回なさい…さもなくばゴクゴクさせますよ!?」「ならハッキリ言います、あなたは母親ではない!保母だっ!!」 その一言はナイフ、その刃の深さにカルガモの目が見開かれ…力なく頭を垂れた 「あなたの母性は子を慈しみ、導き、見守る…保護者の母性」「…そんなこと」 顔を上げることなく、絞り出すかのように言葉を紡ぐカルガモ 「そんなことわかってます…私はママになれない…でも…だけど!」 震えていた声音はやがて熱を帯び、止めどなく溢れる 「私は子供が好き…母乳が出ずともお母さんになりたかった!!だから可愛い子供を引き取り…いえ、拐ってくるしかなかった!!」 行き場を失くした感情はもう止まらない

    2 21/04/02(金)21:09:36 No.789144594

    「あなたに…母乳が出るあなたに!私の気持ちがわかってたまりますクワァァァァッ!!」 憧憬、嫉妬、悲嘆、そして母性を奇声に乗せた哺乳瓶が疾る! 乳頭を向けられたリカオンママは─その一撃を避けることなく、その口に乳首が突き刺された… 「!リカオンママ…」「ツッパ…ツッパ…ゴキュッ…これがあなたの哀しみの味…」「あなた…わざとっ!」 敗けた、完全に─哺乳瓶を携えた腕が力なく降りた 「あなたの母性は悲しすぎる…だから私の母性!あなたに届け!!」 返す刀でリカオンママの乳首がカルガモに吸い込まれる 「あなたの母性、感じましたよカルガモ保母っ!!」 そして流れ出す白きカノンの生まれ変わる音色…それは保育者から保育者への授乳 (暖かい…この尊い熱が…ああ、私も─) 頬を伝うは涙、飲む者と飲ます者二人の涙─すれ違う愛情がまた手を取り合った 「今のうちに逃げるですよ博士!ほら!」「わかったのです!転ぶから引っ張らないで助手…ああぁあぁあ!?」 「あ!こら二人とも勝手に!」「お姉さんとお母さんを困らせて!」 『ママーーー!!』 乳房と哺乳瓶、母親と保母の共同授乳突撃が敢行され、幼子の悲鳴の二重奏が闇夜を切り裂いた

    3 21/04/02(金)21:10:57 No.789145067

    リカオンママ久々に見た

    4 21/04/02(金)21:21:11 [す] No.789148997

    カルガモさんに保母さんの母性を刺激されたのと子供を連れ歩くのを見て某FPSで見た敗残兵や逃亡兵を吊るすドイツ兵を連想したのと絶滅ぎみだった反動で冗長になってしまったのだ…