虹裏img歴史資料館

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21/04/02(金)00:52:24 蒸され... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1617292344382.jpg 21/04/02(金)00:52:24 No.788949923

蒸されるような籠もったソファーの上。薄明かりの中でベタついた汗が絡み合う。 目標にしていたレースも獲りやる気に満ちていたトレーニング終わり。 無邪気で明るい笑顔の影に溜め込まれていた重苦しく本能に忠実な動物的欲求が、ついに我慢の限界を突き破り、理性すら振り切り暴発した。 練習を終えいつも通り二人でトレーナー室へ向かう。彼女の異常を察知していたトレーナーは、鎮められた明かりの中何を言うでもなくソファーに腰を下ろす。

1 21/04/02(金)00:52:38 No.788949994

欲求を解き放つことへの期待と、己が壊れることへの恐怖に苛まれている彼女の目には幼い涙が滲んでいた。 蒸し暑い部屋の中、辛抱堪らず長袖を着たままゆっくり大きな膝に跨がる。 衣服が擦れ合う音。 敏感な耳にはそれすら響く。 瞬間。身体中の汗腺から溢れ出る緊張。 優しく力強く抱き寄せてくるたくましい腕に、喉が弱々しい音を鳴らす。恐る恐る覗き込んだ向かい合うその顔は、優しく大好きないつもの微笑みを向けていた。

2 21/04/02(金)00:52:57 No.788950066

きつく締まる心臓の鼓動に我慢しきれなくなり、熱の籠もる胸の中に顔をうずめる。 混ざり合う汗の匂いに思考が絡め取られていく。 触れ合う肌から体温が流れ込んでくる。 昂りを抑えるように、何度も唾を飲み込む。その度に彼女の細い首に潜む小さな喉仏が立てる生々しい音が、暗い部屋に響く。 未だ小さく震える彼女を、慰めるように頭を撫でる。しっとりした髪を、大事に、ゆっくりと。 指でなぞるように耳に触れると、彼女は静かにその身体を不規則に力ませる。 切なそうに力無く揺れるしなやかな尻尾に手を伸ばす。

3 21/04/02(金)00:53:13 No.788950141

長い髪を手にとるように、丁寧に彼女の尻尾の芯を掬い上げる。 その毛の一本一本を確かめるよう大事に握り揉んでやると、抱きしめる腕の力が強くなる。 彼女の荒くなる吐息が、胸元から次第に首元へ、そして口元へと近づいてくる。 彼女と目が合わないように、せがむ唇に応える。 全身の力が抜けた彼女の身体には、長袖のジャージが貼り付いて節々に生ぬるいシミができている。 酸素を欲して弾かれるように離す唇には、名残惜しそうな欲情が糸を引き、乱れる呼吸に揺れていた。 まだこの気持ちを充分に発散する術を知らない彼女は生徒寮の門限がやってくるまで、彼の腕の中で静かにすすり泣きながらその身をよじっていた。

4 21/04/02(金)00:55:28 No.788950781

ジメジメしすぎでは?

5 21/04/02(金)01:04:16 No.788953040

カラッとしか書いたことないのにシットリに手を出した結果水分量を間違えたことは否めない

6 21/04/02(金)01:16:37 No.788955660

私の性癖には合っていますねえ

7 21/04/02(金)02:02:06 No.788962902

少女から女へと変わる瞬間、目が離せません

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