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21/03/30(火)23:00:03 島の守... のスレッド詳細

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21/03/30(火)23:00:03 No.788369247

島の守り神カプ・キブルよ 「」嬢様ダイス同人誌のホワイトデー編の運ムン三次創作を書きました どうかお受け取りください そしてなにとぞ、運ムンにお力添えください あらすじ レッドはイエローとブルーに飴を送りゴークリが戦慄 ルビーがサファイアにハンカチを送り更にファンにマシュマロを贈っていたことが発覚し中出しを終えたミクリとオダマキが血相を変えて乱入、ルビーは血祭りに挙げられた その頃何故かバレンタインよりも大量のチョコがグリーンの元に届き―

1 21/03/30(火)23:00:20 No.788369338

「お・客・さん!」 街を歩いていると、急に背中をバシバシ叩かれる イッタイわね… 振りかえればいつものアホ面が笑顔でわたしを見つめている 「ホイお返し」 「…何だっけ?」 「ああん?ホワイトデーだよホワイトデー、バレンタインのお返し」 あぁそっか、もうそんな時期 「ありがとね運び屋さん、開けてみても良い?」 「どうぞどうぞ」 包みを開けてみると、鮮やかな色をしたガラスの球体がアローラの光に照らされて輝いていた 「これは…香水?いいのこんな高級そうなもの」 運び屋さんがこんなお洒落なものをくれるなんて、ちょっと驚いた 「良いって良いって、いつも世話になってるからな」 「じゃあありがたく頂戴するわ」

2 21/03/30(火)23:00:38 No.788369432

「んじゃ、オレっちはちょっとカントー行ってくら」 「カントー?帰省?」 「いんや?ちょっと仕事」 「そう、気をつけて行ってらっしゃい」 そう言って運び屋さんとわかれる ひとり道を歩きながら、ちょっと香水の香りをスンスンとかいでみる 運び屋さんはこういう香りが好きなのかな? それとも、わたしには似合うってこと?…はないよね あなたのことだから、「一番高い奴で!」って頼んだんでしょうね  相手の気持ちとか考えなさそうだし そんなことを想いつつ、少し足取りが軽くなるのだった ―まさかこの後、あんなことになるとは露知らず

3 21/03/30(火)23:00:52 No.788369522

======== ボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリ 「……今日って何月何日だっけ?」 「3月20日…かな」 「あと30枚くらいか…これなら今日中になんとかなるかな」 身長よりも高くそびえたっていたチョコの山も、5日間かけて数えられる程に というかなんでホワイトデーなのに大量のチョコが届いてるんだ?カントーは文化が違うのか? …まあ、もう過ぎたことはいい、ようやく直接ワイちゃんに会える…会って謝って、今度こそ― 「…裏にまだ山があと3つある」 「「「「…………」」」」 「け、けどよう…初日みたいな大きさの山じゃあねえんだろ?」 「そうだよな…?あと三日くらいで無くなるくらいだよな…?」 「実はバレンタインデーとホワイトデーの間に送られてきたチョコが別の倉庫に」 「いい加減にしろやあああああああああああああああああああああ!!!!!」

4 21/03/30(火)23:01:08 No.788369641

「ヤベェ!!ブラックさんがまた禁断症状起こしたぞ!!」 「早く、早くホワイトチョコを!」 「社長にあわせろオオオオオオオオオオオオオオオオ」 「ホラ!ブラック!ホワイトだよ~~落ち着いて、どうどう~やめろ!レシラムを呼ぶな!!勘弁してくれ!!」 「エメラルドさん持ちこたえてくれ!レシラムはオレっちたちが抑えてっからよ!!」 ゴッッ「ぐはっ」「ああ!グリーンさんがまた先ほどまでグリーンさんだったものに…!使えねえ!!」 チョコと血みどろの男たちが辺りに散乱していく、死屍累々の景色が眼前に広がっていた いま戦っているのは、先ほどまで共にチョコを食べていた仲間 ここは地獄だ―――ワイちゃんに会いたい…

5 21/03/30(火)23:01:23 No.788369735

====== 運び屋さんがカントーに行ってそろそろ1週間、結構な大仕事なのかしら 「あら、ムーンさん香水つけてます?」 リーリエ 「うん、運び屋さんから貰ったから」 「サンさんが!結構お洒落なことされるんですね、何かのお礼ですか?」 「ホワイトデーのお返しよ」 「 え 」 リーリエが急に固まる 「どうしたの?」 「…えっと、サンさんが、ホワイトデーのお返しに、その香水を、贈った、ということですよね?」 「ええそうよ」 キョトンとするわたしに、みるみるうちに顔が赤くなるリーリエ ん?

6 21/03/30(火)23:01:44 No.788369865

「………ムーンさん、ホワイトデーの贈り物の意味ってご存知ですか?」 「クッキーだと~、ってやつ?よく知らないわ」 あんまり興味ないし…と言うわたしに対し、ちょっとよろしいですか、といって耳元に近づいてくる 「香水の意味はですね…ゴニョゴニョ」 「……………」 バターン 「!?ムーンさん!?ムーンさん!!??」 限界点を急激に突破したわたしの身体を大きく揺さぶる だけどもわたしは立ち上がれない 沸騰した脳ミソだけはフル回転を始める …冷静に考えてそんなわけない、だって運び屋さんよ?そんなわけないって ゼッタイ高いからって理由だけよ、そうに決まってるわ 必死に自分にそう言い聞かせるけど、どうしても拭いきれないこの気持ち …運び屋さん、エロなの?

7 21/03/30(火)23:02:39 No.788370196

===== 『いや知りませんよ、私はその日普通にティータイム決め込んでましたし…ねえダイヤ、パール』 「騙されんぞ」 『いやいや本当ですって、今回は私サンくんに何もしてませんて、少しは姉を信じる気持ちを持ったらどうですか薄情な妹ですね』 『これが日頃の行いの結果だよお嬢様』 『だが残念ながらお嬢さんの言ってることは本当だ、…オレ達が洗脳されてなければ、の話だけど』 『何なんですかもう!!私だって傷つくんですよ!!』 とりあえず真っ黒な容疑者Aに尋問してみるけど、どうやら嘘は言っていないみたい じゃああれは本当に運び屋さんが独断で選んだのかな…? 『私がやったのなんてせいぜいムーンのオナニー動画を送ってあげたことくらいですし』 「今なんて言った?」 『プツン…』 …向こうの始末は後でするとして、このモンモンとした感情をどうしたものか…

8 21/03/30(火)23:02:57 No.788370308

ホワイトデーから10日、運び屋さんはまだカントーから帰ってこない そういう意味じゃないって分かってるけど、一応会って確認したいだけで これで関係がギクシャクしちゃうのも嫌だし、わたしは運び屋さんのこと信じてる…信じてるけど…… もし、本当にそういう意味だったら…? 「うぃー…ただいまお客さん」 「ひゃうっ!!」 いきなり運び屋さんの声が聞こえて仰天する 「…大丈夫かい?」 「え、ええ…ど、どうしたの…?」 ただいまって…どうしてわたしの家に…?え?どうして、どういうつもり…? 「ちょっと身体を診てほしいんだ」 身体を見てほしい…!?いきなりそんな大胆なこと…!

9 21/03/30(火)23:03:15 No.788370423

「どうしてそれをわたしに頼むの…?」 「え?いや、なんか具合が悪くてよぉ」 「そ、そう…なの、それじゃあ仕方ないわね」 「仕方ないって何がだい?」 怪訝な顔で首をかしげる運び屋さん そうよ、考え過ぎよ、運び屋さんは本当に具合が悪いだけよ… 「それじゃあ診るわね」

10 21/03/30(火)23:04:19 No.788370804

「「……」」

11 21/03/30(火)23:04:32 No.788370875

「なんか…遠くねえか?」 「…ごめんなさい」 「それじゃあ診察出来ねえだろ」ガタッ 「ひぃっ…!」 思わず後ろに仰け反ってしまう 「…………」 「あの…ごめんなさい、とりあえず、この距離を保たせて…」 「…まあいいや、じゃあ元気になる薬をおくれよ」 元気になるクスリ……?まさか……バ…バイア… 「十日間ずっと働き詰めだったからさ、疲れちまってよ~」 な、なんだ、普通の方ね… 「お疲れ様、大変だったのね」 「10日間拘束でよう、みんなで食いまくってさぁ…鼻血も止まんねえし、チ…もう口にも出したくねえや」 食う…鼻血…チ…?ちち…乳首……チン……口に…射精す……?え?ええ?? まさか………運び屋さんの受けた仕事って…?

12 21/03/30(火)23:04:51 No.788370986

「……もしかしてだけど、女性となんかしてた…?」 「いんや、男ばっか」 !? 「男だらけで10日間部屋にこもって気ぃ狂ったみたいに毎日食いまくってたんだぜ?仕事じゃなきゃ逃げ出してたぜ…」 !!?? 「大きさも普通のだけなら良いんだけどさ、たまにでっけえのがあっからさ…もう口に入れんのも大変で」 フェ… 「そんでそういうのに限って中にドロッとしたのがいっぱい入ってるからベタついてよぉ…一苦労だったぜ」 「そんで一人のあんちゃんがちょくちょく癇癪起こして大変でさ…毎度『ホワイトだぞ~』つって口に突っ込むと段々大人しくなってくんだけどさ」 ドロッと…ホワイト………精s…… 「毎日ずっと食いまくってたからさ…全身茶色になっちまうかと思ったぜ」 スカt…!!? 「…何かの撮影だったの…?」 「え?カメラはなかったと思うけど…つーかんなもん撮ってどうすんだよ」 え…じゃあ…何…?なんの仕事なの…?何をやっていたの…?

13 21/03/30(火)23:05:05 No.788371060

「運び屋さんは(男同士とか)平気なの………?」 「いやぁ全然平気じゃねえよ…だからここに来たんじゃねえか」 わたしで口直しってこと…!? 「でもまあ給料貰ったし、帰る前に奢りで高級な店にみんなで行ってよぉ、うめえ肉食いまくったから、そこは満足だぜ」 お店にまで…どれだけ性欲お化けなの…!!?? しかも相手を「肉」呼ばわり…!!! 「もう腹ン中はパンパンだったけど、別腹ってやつだなぁ」 運び屋さんはいつも失礼だけど、そんな相手を物扱いなんてしない…!! いくらお金を貰ったからってこんな… わたしの知ってる運び屋さんじゃない…一体何があったの…? 「……運び屋さんは…今回の仕事、どう思ったの…?」 「ん?モテるって大変だなぁって…」 「最ッ低ッ!!!」 抑えていた感情が、遂に堪えきれずに吹き出してしまう

14 21/03/30(火)23:07:24 No.788371862

「へ?」 わなわなと震えるわたしに、驚いた様子の運び屋さん 「どうしたんだよお客さ…」 「近寄らないで!!」 「え!?」 「信じてたのに…!!」 大粒の涙が目から溢れてくる 「わたしのことも…そんな風にみてたの……?」 「いや、お客さ」 「運び屋さんのやりチン!!!!」 そう言ってわたしは駆け出していく 信じてたのに…運び屋さんはそんな人じゃないって…うん、きっと何かの間違いよ… だけど…あんなことを言われたら…もう… ひたすら泣きじゃくりながら、大雨の中を行くあてもなくただただ駆けていった

15 21/03/30(火)23:07:48 No.788372009

「……運び屋さんのバカ」 大雨に打たれながら、泥に足を取られ盛大に転倒 そのまま茂みで小さくうずくまっていた …バカはわたしの方だ 何があったのかも聞かずに、自分でも驚くくらい感情的になってしまっていた ポケットから、全ての元凶を引っ張り出す 「あなたのせいで、大変なことになっちゃったじゃない…」

16 21/03/30(火)23:08:15 No.788372180

運び屋さんの真意を聞きたい… だけど、もし……もし今まで見てきた姿が全て幻想だったのなら だったらわたしは…その幻想に縋りついていたい 「…こんなとこでうずくまってたら風邪ひくぜ?」 …見上げると、ずぶ濡れになって息を切らすあなたが立っていた その表情は真剣で、嘘偽りのない真っ直ぐな目で ああ――運び屋さんだ、わたしの知っている運び屋さんだ

17 21/03/30(火)23:08:40 No.788372313

「ようやく見つけたぜ、お客さん」 そう言ってわたしの手を取る運び屋さん だけど、自然と嫌悪感はなかった 「さっきはごめんなさい運び屋さん、つい感情的になってしまって…」 だって…運び屋さんが他の誰かとそういうことしてたかと思うと…… 「とりあえず、運び屋さんを困らせたカントーのジムリーダーをとっちめないと…」 「ええ!?なんでだよ」 「運び屋さんに悪い遊びを教えたから」 誰かに明確な殺意を抱いたのはこれが初めてかもしれない 「いやいやいや、確かにチョコ地獄は味わったけどさ…報酬と焼肉奢って貰ったわけだしよう」 ……?ちょこ……?

18 21/03/30(火)23:08:52 No.788372378

「うぇっぷ…思い出しただけで吐き気が…」 「……運び屋さんの仕事って」 「だから大量のチョコをみんなで食ってたんだよ、10日間かけて」 「…その人はそんなにバレンタインデーにチョコを配ってたの?」 「いんや、バレンタインもたくさんチョコ貰ってたみたいだぜ?」 「バレンタインに大量にチョコ貰って、ホワイトデーにまたチョコ貰ったの?」 「モテるって大変だよなぁ」 …………………… 「うおッ大丈夫かお客さん!?真っ赤なような青ざめたようなスゲエ顔色してんぜ!?」 ……穴があったら入りたい 「ごめんなさい運び屋さん、わたし…あなたのこと勘違いしてた」 「…うん?よく分かんねえけど、オレっちはやりチンじゃねえぞ」 「はい…」 「ていうか、やりチンてなんだ?」 ………いっそ死んでしまいたい

19 21/03/30(火)23:09:22 No.788372535

「大丈夫か?今度はアタマから煙出てきてんぞ…おっ」 「?」 「それ」 運び屋さんが香水に目を向ける 「気に入ってくれたかい?」 「…運び屋さんは、どうしてこれをわたしに…?」 「高かったから!」 ……… 「プッ…」 「あん?どうしたんだよ?」 「やっぱり、そうよね、それが運び屋さんよね」 8割の安堵と2割のガッカリする気持ちが、わたしの心の中に広がっていく まるで霧が晴れていくように、心を覆っていたどんよりとした感情が消え去っていくのが分かる

20 21/03/30(火)23:10:27 No.788372894

「運び屋さん、ホワイトデーに香水を贈るて、どういう意味か知ってる?」 「知らね」 「じゃあいま調べて」 「?えっと………………………………、すいませんでした」 みるみる顔が真っ赤になる運び屋さん、うふうふユカイツーカイ 「あの…………全然そういう意味は………」 「大丈夫分かってるわ、あなたならイチバン高いものを選んだだけって分かってるから」 「え」 「?さっき高かったからって言ってたじゃない」 「それもあるけど、お客さんにならその匂いあうかと思ったんだよ」 ………ズルい 「そういうところよ、運び屋さん」 「へ…?」

21 21/03/30(火)23:11:14 No.788373183

こうしてわたしたちのホワイトデーは終わりを告げた あれ以来変にギクシャクしちゃったけど… わたしたちの関係が変わっていくのは、もう少し後のはなし いまはまだ、あの人に会うときは必ず香水をつけてるだけ だって、ドキドキした顔がみたいじゃない? おわり

22 <a href="mailto:s">21/03/30(火)23:11:26</a> [s] No.788373253

以上です

23 21/03/30(火)23:12:16 No.788373543

お疲れ様です サンの誤解もここまで来たかって感じで凄く面白かったです

24 21/03/30(火)23:13:38 No.788374012

運ムン久々に見た

25 21/03/30(火)23:13:39 No.788374013

こっちのホワイトデー回怪文書は運ムン特化か

26 21/03/30(火)23:14:11 No.788374184

ホワイトデーがもう二週間前とか時間が経つのは早いな…

27 21/03/30(火)23:16:38 No.788374944

運ムンは毒女のかわいさを愛でるカプ

28 21/03/30(火)23:17:06 No.788375101

挿絵です ちょっと突貫工事が過ぎた作品になっちゃいました 久々に書くと全然駄目ですね リベンジしたい…替え歌も間に合いませんでした

29 21/03/30(火)23:17:43 No.788375309

>リベンジしたい…替え歌も間に合いませんでした 替え歌ノルマなんだ…

30 21/03/30(火)23:21:21 No.788376484

替歌は大事だからな…

31 <a href="mailto:レブル「」">21/03/30(火)23:22:04</a> [レブル「」] No.788376705

お疲れ様です 同じホワイトデー回原作でこっちはオールスターでいろんなカプ書きましたが 同じ運ムンのシーンでもムーンのかわいさやサンの思いやりの描写が自分よりも数段上で やっぱり本家は違うなぁ…と思いました

32 21/03/30(火)23:23:37 No.788377195

長文考察も手書きの人が始めてだし運ムンでは一日の長があったか

33 <a href="mailto:s">21/03/30(火)23:25:49</a> [s] No.788377901

OP「夢の国のシルバー王女」 チンポコ ちんぽこ 一緒にイこう 胸を揉んで 楽しさ百倍 ♪ いつもの道で 知らない街で 空で海でわたしを犯す ♪ おっきい勃起手ブラ ちっさいおっぱい隠し ♪ 乳輪はどこか当ててみよう ♪ ちんぽちんぽ 足で シコシコ鳴らし ♪ 精子のビートを確かめよう Hey! ♪ ウンポコ ちんぽこ 今日は中出し ♪ 元気いっぱい すてきな形 ♪ チンポコポー ウンチョコピー ♪ 運ムンマーチ

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