虹裏img歴史資料館

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21/03/30(火)09:47:31 「んん... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1617065251853.jpg 21/03/30(火)09:47:31 No.788171902

「んんっ……ん~~~~っ、……………………朝かぁ」 普段は当たらない窓越しの朝日が今日の始まりをあたしに告げてくれる ここは日当たりが良くて起きる時には最適なんだなと思うのは初めてだ、何故なら初めてお邪魔したお部屋だから 「昨日は……そっか……えへへ……」 目が覚めて辺りを見渡すとそこはいつもとは違う寝室、二人で寝るにはちょっと狭いベッド、そして隣には―――― 「まで寝てる……昨日は色々と忙しかったからね……寝るのも遅かったしね」 ――――あたしの一番大事で大切で大好きな人がスースーと寝息を立てて眠っている 今彼の寝顔を見れるのはあたし一人、あたしだけが見れる特等の観客席だ

1 21/03/30(火)09:47:48 No.788171960

彼と共に歩んでから3年が過ぎて結ばれてからは数か月経っただろうか、今思えば彼とは長い付き合いになっている これまでも、そしてこれからも一緒に居られると思うと幸福感でいっぱいになる 最初はただダービーを制覇しようと一緒に努力する相棒だったのが今ではかけがえのない大切な人になっている ライバルがいるという幸運、勝つことが嬉しいと知っている事、負けることが悔しいと思える事、全部彼から教わった そして夜の方も自分の弱点を思いっきり彼に知られている、尻尾の付け根辺りを強く押されるとあんな声を出すなんて知らなかった 恥ずかしかったけどその時の彼の顔はとても喜んでいた、……どうやら普段と打って変わってそっちの方では意地悪らしい そんな彼も寝ている姿は無防備だ、今でも頬を突っついても起きる素振りも見せないし熟睡しているのだろう 「ふ、わぁあ……まだ眠たいや……」 このまま彼を見つめていたかったが眠気がまた襲ってきた、時計の針は7時を迎えている……昨日寝たのは3時過ぎた辺りだったからかな

2 21/03/30(火)09:48:07 No.788172008

太陽さん、今日だけは目を瞑っていて欲しいなとカーテンを閉めてもう一度寝る態勢に入る 今日はお休みの日、あたしと彼の時間を1秒でも多く作りたいんだ、誰にも邪魔されない、二人の時間 「それじゃあ……おやすみなさい」 我儘言ってごめんなさい太陽さん、明日からはちゃんと起きるからね おやすみなさい   あたしの一番大事で大切で、大好きな人

3 21/03/30(火)09:48:29 No.788172071

――――あ、おはようトレーナーさん、お昼過ぎちゃってたね……お腹空いてるしご飯食べよっ、ねっ

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