虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1615889186337.jpg 21/03/16(火)19:06:26 No.783997014

田舎町に住むトウカイテイオーは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。 若い頃はトレセン学園で将来を嘱望されたウマ娘であったが会長のシンボリルドルフと口論の末に学園を飛び出し、以来生涯に一度もルドルフの顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいた。 ある日の夕方、彼女が人参畑を歩いているとふと謎の声（"If you build it, she will come." = 「それを造れば、彼女が来る」）を耳にする。 その言葉から強い力を感じ取ったテイオーは周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧である人参畑を切り開き、小さなレース場を造り上げる。 その後しばらく何も起きなかったが、ある日の晩、夕闇に動く人影をレース場に見つける。 そこにいたのはレース界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えたアグネスタキオンだった。