21/02/25(木)00:18:25 紅「…忘... のスレッド詳細
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21/02/25(木)00:18:25 No.778071452
紅「…忘れ物はないわよね？」 ｢｣「あってもホテルの人がとって置いて送ってくれるから大丈夫だよ」 紅「そうではなくて、お土産を買っていない人とかいないわよね、という話」 ｢｣「お姉さんたちにはジビエセットとヤマネ饅頭を配送して貰った。いつもどおりな」 紅「町内会の人にはよかったの？会長さんとか」 ｢｣「うん。大丈夫。それも手配済み……きょうは、というか今年は暖かいな」 紅「雪も少なかったし。いつもらここから見る景色は真っ白なのだわ」 ｢｣「そうだな……よかったな、最後にもう一度ヤマネに逢えて」 紅「それは｢｣に感謝をしているわ。『もう１回行こうか』っていってくれて」 ｢｣「また１年逢えないんだからな…寝てたから気がつかなかったかも」 紅「うふふふっ。冬眠中よ。とうぜんなのだわ」 ｢｣「そういや冬眠中に目が醒めたら命に関わるのを忘れていた」 紅「……いつものことだけど、誰もいないわね」 ｢｣「この時期、この時間、新幹線のホームにいるなんて俺たちぐらいだろ」 紅「しかも武漢コロナ最中だったわね……」
1 21/02/25(木)00:18:53 No.778071593
｢｣「駅のホームってどうしてこうも感傷的になるんだろうな」 紅「｢｣は特に感性が強いから余計にそうなるわね」 ｢｣「いまちょっとバカにしただろ。語尾に笑いが混じっていた」 紅「してないわよ。ここが切なく感じるのは私も一緒」 ｢｣「……楽しかったからかなぁ。今年はいつもより余計に遊んだ」 紅「そうね。いつも以上に人も少なかったし」 ｢｣「それでもみんな一所懸命もてなしてくれて。鹿肉美味しかったなっ」 紅「……はい、これ。映えるというものかしら？」 ｢｣「いつの間に料理を撮っていたんだ？にしてもスマホ使いこなしてるなぁ」 紅「送信っと」 ｢｣「…いやだからお姉さんを羨ましがらせるような真似はしないのっ」 紅「ｸｽｸｽ…そろそろ日常に帰る時間なのだわ」 ｢｣「ん？あ、あぁ。新幹線来たか。抱っこするか？」 紅「止めておくわ。荷物もあるし。ただ手は繋いでいて頂戴…迷子にならないように」 ｢｣「ならないならない。２時間もかからず我が家だ…また来ような」
2 21/02/25(木)00:37:12 No.778076617
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