虹裏img歴史資料館

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。新しいログはこちらにあります

21/02/19(金)05:49:07 この怪... のスレッド詳細

削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。

画像ファイル名:1613681347320.jpg 21/02/19(金)05:49:07 No.776159971

この怪文書は社会に疲れたきりたんと、結月ゆかりをてきとーに書いた怪文書です 役に立たないあらすじ ちゅっ、ちゅっ、ちゅーっ。

1 21/02/19(金)05:49:28 No.776159983

そうして曖昧な記憶のまま朝が来る。 蒸れたような布団の中の匂いと、時折襲いくる酩酊感。 心地良い清涼感溢れる気持ちと、なんとも言えない罪悪感はどちらも拭い難い。 そして私ようやくわかりました、純粋な好意というものほど恐ろしいものはないです。 これが18歳前後の子だったら、まあこういうのもありかな……って受け止めるのも良いです。 が、まだ相手は14歳、花も恥じらう乙女です。 それが24歳の一回りも年上の相手に好意を奮うのは些か如何なものかと思います。 ……そう思って毅然と振る舞おうとしても、すぅっとゆかりさんは私にしがみついて冷めやらない熱を注ぎ込んでくるのです。 振り払おうものなら、悲しむでしょうし……正直私も彼女の事は嫌いではないので、やぶさかではないのです。 ではどうしたら良いのか、そんな事を目が覚めた後ゆかりさんの腕の中で暫し考えています。

2 21/02/19(金)05:50:25 No.776160025

パンツはカピカピ、体は汗で蒸れてぺたぺた。 ならばどうするか、そう運動をすれば良いのです。 詰まるところ、熱意を向ける先を私ではないなにかに少しでも割かせることができれば、今の勢いも少しは収まるものです。 ……残念ながら、私自身は運動は苦手ですが仕方がありません。 ゆかりさんと、何より自身の貞操は少なくともあと2年、出来れば4年は持たせたいのですから。 私はそうと決意すると、布団の中でもぞもぞと体を揺すってゆかりさんの腕から抜け出します。 「ほらゆかりさん、朝ですよ」 私がそう言って布団越しに彼女の体を揺すると、布団の中から手が伸びてきて私の顔を掴みます。 あ、まず……なんて思っている内に、彼女の顔がすぅっと近づいてきて、私の唇に彼女の唇を押し当てます。 ちゅっ、ちゅっと今日も彼女は朝から私の脳幹を揺するようなキスを二回して、布団からゆったりと起き上がります。

3 21/02/19(金)05:51:05 No.776160051

「ふふ、おはようございます、きりたん」 そう言うと、昨日よりも精悍そうな顔をしたゆかりさんが体を起こしました。 暫しぽけぇっと彼女の顔を眺めながら、昨日よりも自意識を取り戻してキスの回数が減ったことを喜ぶべきか、それともいつもの回数より増えた事を嘆くべきか考えます。 「……? どうかしましたか?」 そういう彼女は顔を上気させるでもなく、当然の行いをしているかのように振る舞っています。 「い、いえ……その……何でも無いです」 そう言いながら、藪蛇を恐れた私はゆかりさんから顔を背けます。 ああ恥ずかしい、なんて考えつつ私とゆかりさんは今日も二人で並んで顔を洗い、歯を磨きます。 とは言え、昨日ほどの積極さは見せないことに私は少し安堵しつつ、やはり風邪で大脳皮質が抑制されていたのですねと少し安堵。 逆を返せば小脳の本能系ではああいうことをしたいことの証左であることは一度置いておいて、私達は今日も食パンとベーコン、スクランブルエッグの朝食を二人で並んで食べます。

4 21/02/19(金)05:51:30 No.776160064

「あ、そうだ」 突然のゆかりさんの独白に、すっかり気の縮こまった私はふぇっ、なんて寝ぼけた声を漏らしてしまいます。 「ねえ、きりたん今日は運動着を買いに行って、運動するんですよね」 そう言いながら、ゆかりさんは嬉しそうに私に微笑みかけます。 「あ、え、そ、そうですね、今日は運動をする日ですね」 そう言いながら、いつもの調子のゆかりさんに私は胸をなでおろしつつ、言葉を続けます。 「体調は大丈夫ですか?」 私がそう言うと、ゆかりさんは少しだけ申し訳無さそうに眉を下げつつ口を開きます。 「ええ、心配掛けて申し訳ありません、昨日のことはよく覚えてませんが……今日は大丈夫そうです」 そう言いながらゆかりさんがパンを一齧りし、私は胸をなでおろします。

5 21/02/19(金)05:51:44 No.776160079

ああ、覚えてないならしょうがありません、私は牛乳を一口飲み息を整えます。 「でも、きりたんが私の心臓とどくん、どくんって合わせっこしたのは、少し心地よかったです」 「ヴッ、ゲホッ、ゲホ」 「き、きりたん? 大丈夫ですか?」 しっかり覚えてるじゃねぇか、ボケが。 私は内心誰に向けたわけでもない悪態をつきながら、ゆかりさんに手渡されたティッシュで口から漏れた牛乳を拭き取ります。 ゴホゴホと、器官に入った牛乳を吐きながら息を整えます。 「……覚えてたんですか」 私は目尻に浮かんだ涙をティッシュで拭うと、ゆかりさんが頭を上下させて私に微笑みかけます。 「うん、暖かくってドキドキしちゃった」

6 21/02/19(金)05:52:22 No.776160100

そっかぁ、覚えてたかぁ……私はそんな事を思いつつ、何となく彼女に質問を繰り出します。 「何でそういう事をしたのか、覚えてますか?」 私がそう言うと、ゆかりさんは少し考えるように首を傾げた後、口を開きます。 「さあ?」 そっかぁ、さぁ、かぁ…… 私はなんとも言えない顔のまま、漏れそうになったため息を抑えて朝食を食べきります。 それから何時ものようにお皿を洗って、乾燥棚に並べるとゆかりさんが背後から声を掛けてきます。 「ねぇ、何処に行くのか決めた?」 私は耳朶に掛かった吐息に少しビクッと跳ねさせながら、何とか彼女の言葉に思考を当てます。 「え、えぇと、取り敢えず近くのスポーツ用品店にでも、行こうかな、と」

7 21/02/19(金)05:52:54 No.776160120

私がそう言うと、ゆかりさんが小さく微笑みを零しながら口を開きます。 「そっかぁ、私に合う服あると良いね」 私が台所から退くと、他人事のように呟くゆかりさんに彼女が食器を鼻歌交じりに洗い始めます。 ……心の底からこの子が素でやっているのか、それとも分かってやっているのかが分かりません。 で、ですが、分かっているならもっと直接的に手を出してくる筈……私はそんな事を思いながら彼女が食器を洗うのを眺めます。 暫し彼女が上機嫌で鼻歌を歌うのを眺めながら、ただなんと言おうと彼女は可愛いなぁなんて思った後私は私服に着替えて家を出る準備をします。 少し汗をかいていますが、まあお風呂は運動後で良いでしょう、なんて思いながら。 それから食器洗いが終わったゆかりさんが私服に着替え、布団一式を洗濯機に入れて3時間ほどの長洗に設定した後、私達は家を出ました。 マンションの廊下を歩きながら少し変な匂いじゃないかな……なんて思い腕の匂いを嗅ぎますが、思ってたよりも匂いはしないようです。 それから私達はゆかりさんが私の手を握りしめた後、街へと繰り出しました。

8 21/02/19(金)05:53:22 No.776160135

「そう言えば、きりたんは運動とかやってたの?」 そう言って悪気なく尋ねる彼女に、私は少し苦笑いを零します。 「どちらかと言うと苦手ですが、まあ、人並みにちょっと欠ける程度には」 掛けるではなく、欠けるというのが悲しいところですが、この体躯ですから仕方がありません。 「ふーん……」 そう言うと、ゆかりさんがなんとも言えない顔をします。 「あ、でもランニングとか、そういうのなら出来ますので」 私がそう言うと、ゆかりさんが私の顔をじっと見ながら頷きました。 「うん、分かった」 ……本当に分かっているんでしょうか、私は少し嫌な予感を感じつつ近所のスポーツ用品店へ向かうのでした。

9 21/02/19(金)05:53:40 No.776160146

それからは、スポーツ用品店にたどり着いて、二人でちょうど良さそうなスポーツウェアをSサイズとLサイズを試着し、無難な黒色を選びます。 流石に夜に女二人で運動などもしないでしょうし、これでいいでしょう。 そんな事を思っていると、ゆかりさんがへそ出しルックのスポーツウェアを着てこちらをじぃっと見ます。 少しではなく、かなり私の事を見つめるので私はそんな彼女の姿を見ながら少し顔を反らし気味に口を開きます。 「……に、似合ってますね……」 私がそう言うと、ゆかりさんはんふふ……と言いながら、私に抱きついてみせます。 「そっか」 そっか、ってなんだ……? そんな事を思いつつ、細く引き締まった彼女の肢体をマジマジと見せつけられ、恥ずかしさ半分悔しさ半分。 「じゃあ、これにしよっか」 私は彼女にぎゅぅっと抱きしめられながら、何とかか細い声を漏らします。

10 21/02/19(金)05:53:55 No.776160154

「そ、外では、ちゃんとシャツも着てくださいね……」 「はぁい」 そう言いながら、彼女は髪の毛をポニーテールに纏めた後私服に着替え直し、私に少しだけ生暖かい衣服を渡します。 まだ少しだけ彼女の温もりが残る衣服に、得も知れない邪な感情を抱きつつ会計をします。 ただ店員さんは少しだけ苦笑いをしつつ、私に一言耳打ちします。 「……ああいうのは、店の外でしてくださいね」 「ぐっ、ご、ごめんなさい……」 さっきのを見られていた……恥ずかしい……そんな事を思いながら、私とゆかりさんはまた手を繋いで家路を歩きます。 「……ゆかりさん、その外で、あんまりキスとか、抱きつくのとか駄目ですからね」 私がそう言うと、ゆかりさんは残念そうな顔をします。

11 21/02/19(金)05:58:28 No.776160328

今日はここまで 今日の分:su4611216.txt いままで:su4611217.txt 今日で累積10万文字超えた為、ちょっと感覚早いが一時纏めをアップロードします また、昨日ログに上がっていたゆかマキ怪文書が良かった事を報告します

12 21/02/19(金)06:18:38 No.776161039

あと10日近くありゃそりゃきりたんは堕ちるよなぁ…がんばれきりたんあと10日もすれば立派なロリコンだ

13 21/02/19(金)06:31:23 No.776161545

いいやきりたんの目標通り数年この状態で耐えてもらう

14 21/02/19(金)07:09:26 No.776163446

いいねぇ

15 <a href="mailto:s">21/02/19(金)07:43:22</a> [s] No.776165838

こいつは結月ゆかり、最終的に東北きりたんの性とつくものすべてをぐちゃぐちゃにして壊れた快楽需要機械にする凄いやつだ ……そろそろゆかりさんの個性を出したいな

16 21/02/19(金)08:38:16 No.776170828

個性をこれ以上…?まだこの先を?

17 21/02/19(金)08:59:15 No.776173001

そろそろマジで食われるかもな…

18 21/02/19(金)09:07:41 No.776173891

きりたんの性癖とか理性とか性根とかぐちゃぐちゃにされちゃうの…?

19 21/02/19(金)09:12:36 No.776174457

性別もぐちゃぐちゃにされるんですか?

20 21/02/19(金)09:50:05 No.776179078

母性だろ

↑Top