虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

21/02/11(木)00:02:17 No.773571631

「お夕飯はオムライスです！キスキス！」　「やったーー！！」 メイドは速やかにオーソドックスなオムライスを作り上げると… 躊躇いもなく、ケチャップでデカデカとハートマークを描いて… 最後に、計量スプーンに少量のトマトケチャップを絞り出し… それを唇に塗りオムライスの端の方に口付けた。キスマークだ！ 「わぉ」　「あはははは！！どうですか力作ですよ「」さん！！」 「このキスマークは逝きさんが付けたの？」　「はいッ！唇で！」 「良く出来てる…」　と言いながら「」は内心著しく動揺している。ハートマークでも相当なものだ。 これが逝きさんの唇の魚拓みたいなものか…　と思えばこの部分、食べてよいのかも悩ましいことに。 「あははは！どうぞどうぞ！！」　いただきますと「」は、躊躇いながら、逝きさんの唇のスタンプを… スプーンで掬って口に含む。するとどうだろう、いつものオムライスよりもずっと甘い気がして来る。 逝きさんは満足げに誇らしげに、「」が食べる姿を見詰めながら、やがて自分のオムライスを食べ始めた。 ケチャオオウを思い出すヒマもなく、食後のキスはトマトケチャップ味。ふんわり卵のように柔らかい。