虹裏img歴史資料館

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21/02/09(火)06:10:41 この怪... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1612818641572.jpg 21/02/09(火)06:10:41 No.773051114

この怪文書は社会に疲れたきりたんと、結月ゆかりをてきとーに書いた怪文書です 役に立たないあらすじ ゲームをしたり、小説を読んだりしました。

1 21/02/09(火)06:10:53 No.773051128

夜道を早足で家に向かいます。 今日はしばらくぶりに日程が噛み合わず、仕方ないので明日の設計書を今日合わせで終わらせてきたところです。 最近上司から、お前何か明るくなったか? と言われましたがセクハラですか? と会話を断ち切って逃げてきました。 暖かくなってきたとはいえ、この時間になると夜は仄暗いです。 ああ、ゆかりさんは家でどうしているでしょうか、そんな事を思いつつ帰り道を急ぎ、エレベーターに駆け込みます。 それから自分の住んでいる階層まで登りぬけ、家の前まで歩くと鍵で家のドアを開きました。 「ただいま帰りました」 私がそう言うと、部屋の奥からトントントンと、何かが軽く駆けるような音が響き、ゆかりさんが私に飛びつきました。 「ぐっ」 「おかえりなさい」

2 21/02/09(火)06:11:33 No.773051162

私が少し押されて小さく呻く中、ゆかりさんが私に抱きつきつつ私の首筋に頭を擦りつけます。 軽い窒息感と、吐いた空気の分鼻から空気を吸い込むと甘い匂いが鼻腔に立ち上り、窒息感かそれとも違うもので頭がくらくらしました。 「ゆ、ゆかりさん、どうしたんですか?」 なにか怖いことでもあったのでしょうか、そう思いながら私がゆかりさんの頭を撫でるとゆかりさんが私の顔を見ながら微笑みます。 「え、いえ……ただ、抱きつきたくなってしまったので」 私ははぁ、と生返事を返しながらゆかりさんのしたいように身を暫し預けます。 ただ、少しだけこの歳にもなって抱きしめられるのは幾分恥ずかしいな、なんて思いつつ私はゆかりさんの嬉しそうな顔を見ると何とも言えなくなってしまいました。 大型犬みたいだなぁ、そんな事を呑気に思っているとゆかりさんは満足したのか、私の手を引きながら家の中を歩きます。 ……なんだか今日はスキンシップが多いな、なんて思っているとゆかりさんは私をリビングの椅子に座らせて、料理を用意し始めます。 「……あ、あの……」

3 21/02/09(火)06:11:59 No.773051178

私がそう言ってゆかりさんの顔を見ながら口を開くと、ゆかりさんが嬉しそうにこちらを見て笑いかけます。 「どうかしましたか?」 そういうゆかりさんに私は少しだけ気恥ずかしそうに口を開きます。 「あ、いえ……服、着替えてきますね」 「あ……うん」 そう言いながら少し落ち込み、肩を落とすゆかりさんに私は申し訳無さを感じつつ、立ち上がってスーツを脱いで私服に着替えました。 今日も疲れたなぁ、そんな事を思いながら肩を回しながらリビングに戻ると、ゆかりさんが料理を机に並べて椅子に座っていました。 ですが、その位置は私の座っていた椅子の隣。 もう片側に誰かが鎮座しているわけでもなく、当然のように空白が空いています。 私は何とも言えない顔をしつつ、ゆかりさんの隣に座って、二人で並んで頂きますと口を開きました。

4 21/02/09(火)06:12:45 No.773051200

「……やっぱり、何かあったんですか?」 私は隣でご飯を食べるゆかりさんをみながら、私は何とも言えない顔をしつつゆかりさんに訪ねます。 そう尋ねると、ゆかりさんは私の顔を見ながら不思議そうな顔をしました。 「特に何もないよ?」 本当だろうか……妙な焦燥感に駆られながら、私はゆかりさんと並んで焼き鮭とご飯、わかめの味噌汁とお惣菜のほうれん草のお浸しを前に手を合わせました。 「頂きます」 随分渋いチョイスだな……そんな事を思いつつ、私は一口食べたあたりでああこれ昨日私が言った、食べたいものだ……と思い出しました。 ゆかりさんは良いお嫁さんになるよ……いや、もうなってる気なのだろうか……いや然し……そんな事を思いながらご飯を食べます。 確かに美味しい、鮭も程よく焼けていますし、銀シャリの炊き具合も申し分ない。 ……まさか、本気でお嫁さんに……?

5 21/02/09(火)06:13:07 No.773051213

まさかな、そう思いながらご飯を食べつつ、隣でご飯を食べるゆかりさんをちらりと見ます。 ゆかりさんは自然体を装っていますが、チラチラと私の顔を見つつ、僅かに何かを期待するような顔をしていました。 ……ゴールデンレトリバー……? 私は少し失礼な連想をしつつ、ゆかりさんの頭を撫でました。 「美味しく出来ていますよ」 私がそう言って彼女に耳打ちすると、彼女の頬が微かに朱色に染まりつつ私の方を見て嬉しそうに私の手に頭を擦り付けました。 やっぱり犬みたいですね、私は少し楽しくなりつつ彼女の頭を撫でながら、暫くご飯を食べ進めました。 しみじみと一人で買ってきた惣菜を食べていた日々を思い返し、私はこんなにも変わるのだなぁとぼんやり思いつつ最後の鮭の一切れを口に含みました。 それからご飯を口に放り込み、咀嚼した後飲み込みました。 「ごちそうさま、美味しかったですよ」 私はそう言って、彼女の撫でつつゆかりさんの顔を見ると、少しだけはしゃぎ過ぎたのか少しだけ呆けたような顔をしていました。

6 21/02/09(火)06:13:48 No.773051242

疲れちゃったかな、私はそのまま食器を流しに持っていき食器を洗いながら、ゆかりさんの母親のお参りに行く話を思い出しました。 「そういえばゆかりさん、ゆかりさんのお母様のお墓参りですが、何時頃行きましょうか」 私がそう言うと、ゆかりさんが私の声に気がついてこちらを振り向きました。 「あ、そ、そうですね、土日、とかが良いですよね」 そういう声は上ずっていて、私は一瞬体調でも悪いのかと訝しみました。 が、一先ずそのまま魚油を水で流し、洗剤を掛けてスポンジで洗いながら口を開きました。 「うーん、そうですね……それなら土曜日は普段の買い物をしたり、可能なら動物園に出かけて、日曜日に向かいましょうか」 ゆかりさんのお母さんには申し訳ないですが、お墓参りの用意もしないといけませんし…… 私がそういうと、ゆかりさんは頭を縦に揺らしながら、私の顔を見ました。

7 21/02/09(火)06:15:14 No.773051302

「うん、分かった」 「それじゃあ、決まりですね」 私はそれから洗い物を終えて、食器を乾燥棚に並べるとゆかりさんに断って今日書かれた日記帳に目を通すことにしました。 そうして日記帳に目を通していく内に、眉を顰めながら苦々しい顔をします。 「不味い……」 何が、とかどうして、とか恋愛オンチの私には具体的に言葉にする事は難しいのですが、何となく不味い、そんな気がします。 兎に角、恐らく彼女にまだ性に関する知識が無いことだけがまだ救いでしょうか、ですが……これは…… 彼女はまだ自覚があるのか分かりませんが、経験の薄い彼女のことです少し優しくされて好きになっちゃった、というヤツに違いありません。 どうしてこんなだらしがない、女などに好感を抱けてしまうのか……それだけが疑問ですが、まあ兎に角どうやってやり過ごすのか、それが課題です。 ただもし、彼女が実力行使に出たら……? そんな事を考え少し身震いします。

8 21/02/09(火)06:16:16 No.773051349

私より恰幅がよく、体力も有り余っている彼女のことです、あっという間に私を組み伏せて美味しく頂いてしまうことでしょう。 そして、愛らしくいい匂いの彼女に性的に迫られても、正直流されていってしまいそうな気もしています。 兎に角、性的なことから彼女を何とか遠ざけて、そういう事が起こらないようにしつつ、彼女が大人になるのを待たなくては。 「きりたーん、お風呂入りましょうー」 ですがそんな私の葛藤も虚しく、ゆかりさんは私の目の前に衣服を脱ぎながら現れました。 「う、うん……」 綺麗でスラリと伸びた肢体を惜しげもなく私に晒しながら、ゆかりさんはスタスタと歩きながら私に近寄ります。 耐えられるのでしょうか、耐えられなかったら東北ロリコンって呼んでもいいですよ。 私の衣服をするりと脱がすゆかりさんに他意は無いはずなのに、なぜだかドキドキしながら目を瞑ってゆかりさんの指が私の肌を微かにするのに耐えます。 それから私の衣服とパンツを脱がすと、ゆかりさんは私の手を引いてお風呂へ歩き出しました。 二人で頭をお湯で流して、体を洗って、私がどんな気持ちでいるのかも構わず私に抱きついたまま湯船に浸かります。

9 21/02/09(火)06:16:31 No.773051359

「そ、その、その他意は、無いですが、そろそろ、お風呂は、べ、別々でも……」 私がそう言ってゆかりさんの方を向くと、彼女は無垢な瞳で見ながら少しだけ悲しそうな顔をします。 「あ……い、いえ、何でも……」 そう言って私が言葉を遮ると、ゆかりさんが私に抱きつきながら言葉を囁きます。 「私と一緒にお風呂に入るの、嫌でしたか……?」 言葉が耳朶に触れる度、親族がバクバクと跳ねます。 「あ、いえ、好きです」 「良かった」 そう言って彼女が体を私に預けると、脳がパンクしそうになります。 柔らかな肌が触れ合う度、もどかしい気持ちに成りつつお風呂から上がると鏡に映る私の顔は真っ赤になっていました。

10 21/02/09(火)06:16:59 No.773051383

「少しのぼせちゃった?」 そういうゆかりさんは私を不安げに見ています。 「だ、大丈夫、です」 その後も身近に甘い花の匂いをさせながら、生殺しのまま就寝。 目は冴えて、目の前の柔らかな感触を堪えたまま眠るのでした。 そして、何時ものように朝起きるとゆかりさんが私の唇に、軽くキスをして歯を磨き、顔を洗い私は呆けたまま朝ごはんを食べていました。 今日もゆかりさんは私の隣で、時折彼女の肩が私の肩に触れ合い、私は気が気ではありません。 「と、トイレ行って、来ます」 そう言って私はトイレでパンツを捲ると少し湿っていることに気が付き、ため息をつきました。 「……いっそ、こっちから襲ってしまおうか……」

11 21/02/09(火)06:18:40 No.773051461

今日はここまで su4583489.txt 果たしてきりたんはロリコンの誹りを避けることが出来るのか

12 21/02/09(火)06:46:40 No.773052772

いい…ゆかきりいいよね…

13 21/02/09(火)07:13:15 No.773054209

わぁ純粋な愛情の塊だよこれ… 半歩踏み外せばきりゆかじゃなくてゆかきりだよ …動物園楽しみにしてる

14 21/02/09(火)07:41:30 No.773056187

幸せになって欲しい……なるよね?

15 21/02/09(火)07:49:42 No.773056840

東北ロリコンになるのも時間の問題じゃないですか…

16 21/02/09(火)09:02:59 No.773064405

東北ロリコンで何がいけないのか

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