21/02/07(日)22:29:08 「……ん... のスレッド詳細
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21/02/07(日)22:29:08 No.772670083
「……ん」 朝、窓から差し込む日差しの眩しさにブルーは目を覚ました。 ベッドから身を起こす。 手を彷徨わせると隣で寝てる人物に触れた。 恋人のレッドだ。 何度も彼のあどけない寝顔を見ているがその度にブルーの顔が綻ぶ。 愛する人の無防備な顔。 元々彼はそういうものを隠すわけではないがそれを誰よりも見てきたという事実とあどけない表情がブルーの心を満たしていく。 彼を起こさないように静かに顔を近づけ、頬に口付けする。 そのまま何度もしてしまいたくなる欲望に負けそうになるが彼の眠りを妨げるのは悪いという良心が勝ってレッドから離れた。 まだ我慢。それは後のお楽しみだ。
1 21/02/07(日)22:29:30 No.772670254
朝食を作り終えて寝室に戻る。 まだ眠り続けているレッドを揺らし、呼びかける。 「レッド…、起きて…。起きて」 「ん…」 レッドが布団の下でもぞもぞと身を動かす。 少しすると瞼を開いてブルーと目が合う。 身を起こそうとする彼を軽く抱擁し、頬に口付けする。 「おはよう、レッド」 と、レッドからは唇にされた。 唇が離れるとはっきりしてこちらを見つめてにっこりと笑いかけられた。 「おはよう、ブルー!」 その笑顔にブルーは微笑み返した。 前は顔を赤くして狼狽えていたのに今はこうしてキスを返してくれるようになった そのことに嬉しさと同時に少しの寂しさがあった。
2 21/02/07(日)22:29:53 No.772670398
今日の朝食はバターを塗ったトーストとベーコンエッグにサラダだ。 レッドは朝食にはパンかご飯かと聞いたことがあったがどっちでもいいと言われたのでブルーの気分で変えるようにしている。 美味しそうに食べるレッドを見る。 最初の頃は一応美味しいかどうか聞いてはいたが今は別に聞かなくてもわかるから聞かないようにしている。 「今日もトレーニング?」 「ああ。晩ご飯までには帰って来るよ」 「だと思ったからお弁当作っておいたわ」 「サンキュー。先読みするなんてブルーはすごいな」 感心したレッドにブルーは肩をすくめた。
3 21/02/07(日)22:30:13 No.772670558
「なんとなくそうかなって思っただけよ。外れたらその時はピクニックにでも行けばいいしね」 「ピクニックか…。それもいいかもな」 「じゃあ今度行く?」 「そうだな…。明日にするか!」 「それでいいわ。じゃあ明日ね」 そこから食事をとひつつも嬉しさを隠せないレッドにブルーはまた顔が綻んだ。
4 21/02/07(日)22:30:35 No.772670754
「うん、大丈夫。こっちは元気でやってるわ。 …うん。パパもママも元気そうでよかった。 …そうだね。今度レッドと一緒にそっちに顔見せに行くね。それじゃ」 レッドを見送った後。 久しぶりの母との電話を終えて一息つく。 そういえば実家にしばらく顔を出してないとブルーは今更ながら気づく。 レッドと交際と同棲を初めて数ヶ月。 最初の頃は慣れないこともあったが今はこの家が自分の家という感覚が強くなっていた。 かつては自分の家族を探すはぐれもののブルー。 それからマサラタウンの一般家庭に住むブルー。 そして今はレッドの恋人のブルー。 自分が前の自分とは違う存在になっていく感覚。 それに伴う期待と不安。 日に日にそれは増していった。
5 21/02/07(日)22:30:56 No.772670904
それはレッドも一緒だろう。 前は自分のアプローチに赤面したり狼狽えてたりしていたが、最近は落ち着いたままでお返しまでするようになってきた。 性的なことにも積極的になってきた。 無論、そうしてくれるのは嬉しい。 だが自分と関わってレッドが変わっていく。 ブルーの恋人のレッドへと変わっていく。 純朴な青年が色を知っていく。 それはいい変化なのだろうか。 彼のいいところを自分が変えてしまってないだろうか。 そういった不安がブルーの胸にあった。
6 21/02/07(日)22:31:16 No.772671079
「…まあ、そんなこと思ってても仕方ないのかな」 洗濯を終え、買い出しもすると後は簡単に掃除するくらいでやることは終わりだ。 後はメカの改造をしながら夕飯時まで時間を潰す。 時間になれば夕食を作る。 それが終わったらソファに寝そべり、TVを見てレッドの帰宅を待つ。 ちょっとだらけてきたかなと自分でも思う。 付き合いだした頃はここまでだらしない姿勢になることはまず無かった。 レッドに嫌われるかなと不安になっていたからだ。 だが今は別にこんなところを見られた程度で自分が嫌われることは無いだろうと確信していた。
7 21/02/07(日)22:31:33 No.772671216
「ただいまー」 「ん。おかえり」 帰宅したレッドに寝そべったまま返答した。 やはりレッドは嫌な顔一つせず、 「悪い。待たせた」 「そんなに待ってないわ。晩ご飯もまだ暖かいし早く食べましょう」 レッドに手を引かれてソファから起き上がった。
8 21/02/07(日)22:31:49 No.772671324
夕飯を食べ、後片付けを終える。 何も言わずとも後片付けはレッドも手伝ってくれる。 いつもブルーが家事やってくれてるんだからこれくらいはとレッドが率先してやっていた。 「お風呂沸いてるわよ」 「わかった。じゃあ先に入らせてもらうよ」 そう言って風呂場に向かおうとするレッド。 が、ブルーはふと思いついた。 「あ、アタシも一緒に入っていい?」 レッドは振り向くと少し驚いた顔をしたが、 「ああ。いいぞ」 すぐに笑顔で返されてブルーは安堵した。
9 21/02/07(日)22:32:08 No.772671463
「ちょっとね、変わっていくのが怖いって思ったの」 風呂場で、裸のブルーは語った。 身も心も愛する人に曝け出す。 「あなたと付き合って嬉しい。 あなたと一緒にいれて嬉しい。 でも、どんどんその生活に慣れていって。 あなたもどんどんアタシに慣れていって」 同じ裸のレッドに見つめられる。 そのことに抵抗は無かった。 それ自体も最初は恥ずかしく思っていたのに。 「レッドといるのがすごく幸せなんだけど、それが当たり前にあるものみたいに感じるようになってきて。 こうしているとこの幸せの価値がわからなくなってきてるんじゃないかなって。 そう思うと怖いよ」 内に秘めていた思いを吐き出して、ブルーはため息をついた。
10 21/02/07(日)22:32:54 No.772671809
後ろ向きなことを言うと心も後ろ向きになっていく。 ありえないとは思うけど、もしかしたらレッドに嫌われてしまったか。 そう考えるとブルーの目に涙が浮かぶ。 と、レッドが抱きしめてきた。 「レッド…?」 もう何度も抱擁されたのに。 こうされる時の安堵感は増していっている。
11 21/02/07(日)22:34:06 No.772672322
「ブルーと会ってからオレも変わっていったと思う。 たくさんの人じゃなくてたった1人のために戦うってどういうことか。 大事にするってどういうことか。 その人に逆に大事にされるとどんなに嬉しいか。 それを教えてくれたのはブルーだから」 「レッド…」 彼の背に手を回して抱きしめ返す。 固い背。だけど自分を守ってくれる安心感がある。 「ブルーも、昔と変わったと思う。 何度倒れても心が折れても立ち上がって。 その度に強くなって。 それとどんどん優しくなって」 彼から抱きしめてくる力が少し強くなる。 自分も強く抱き返す。 涙が彼の身体に落ちた。
12 21/02/07(日)22:34:33 No.772672531
「そうされるたびにオレ、嬉しかったんだ。 ブルーはすごいなって思って。 もしかしてそれにオレが関わってたのなら嬉しいって思ってさ」 「…うん。あなたの、レッドのおかげよ。 アタシが強く、優しくなれたのは。 あなたが頑張ってるから、アタシも強くなれた。 あなたが優しくしてくれたから、アタシも優しくなれた」 頬を擦り寄せ、その後唇を重ねた。
13 21/02/07(日)22:34:53 No.772672693
「これからもずっと、一緒にいてくれ。 どれだけ変わっても」 「…はい。ずっと、あなたと一緒にいます」 再度口付けをする。 その誓いを証明するかのように。 お互いへの愛しい思いが強くなり、より抱きしめ合う。 すると、ブルーの脚に固いものが当たった。 「悪い、ブルー…。オレ、したくなって」 レッドのお願いにブルーは首を横に振り、 「それはお風呂上がってからにしましょう。ここだとのぼせちゃうわ」 頷くレッドに今はせめてこれだけと頬に口付けた。
14 21/02/07(日)22:35:13 No.772672850
「痒いところある?」 「大丈夫だよ」 レッドの髪をシャンプーで洗う。 それが終わったらブルーは自分の双乳にボディソープを塗り、レッドの身体に押し付けて身体を洗う。 「本番は後だけど、これくらいならしてあげるね」 彼の身体に乳房や乳首が擦れ、快楽がブルーの背筋や首元を走る。 頬も、鼻も、額も、首も。 鎖骨も、肩も、腕も、指も。 胸も、くびれも、背も。 尻も、腰も、陰毛も、性器も。 太腿も、膝も、脛も、足首も。 身体中の至るところをブルーの乳房が蹂躙していく。 全身を洗い終えたところで、ちょうどレッドは射精した。 「次はレッドが洗ってくれる?」 呼吸が乱れたままだが、レッドは頷く。
15 21/02/07(日)22:35:32 No.772673002
髪をシャンプーで丁寧に洗われた後、 レッドがボディソープをつけた手でブルーの身体を触り、洗ってきた。 彼の大きな手で身体を触られ、先程とは違う快楽がブルーの身を焦がす。 頬も、鼻も、額も、首も。 鎖骨も、肩も、腕も、指も。 胸も、くびれも、背も。 尻も、腰も、陰毛も、性器も。 太腿も、膝も、脛も、足首も。 身体中の至るところをレッドの手に蹂躙される。 「やっぱりオレ、ブルーの身体、好きだ」 「…うん、ありがとう。アタシも、レッドに身体触られるの好きだよ」 股間に愛液が溢れているのを感じながらブルーは返答した。
16 21/02/07(日)22:35:54 No.772673156
「んっ…、んんっ…!」 風呂から上がってすぐ。 寝室で2人は身を包んでいたバスタオルをとり、唇を重ねていた。 口の中でレッドの舌が暴れる。 自分も舌でそれを舐め、突く。 レッドからも舐め、突かれる。 ブルーはキスが好きだ。 間近で好きな人の顔が見れる。 間近で好きな人と見つめ合える。 軽い触れるだけのキスも良いが舌を絡ませる濃厚なキスも好きだ。 こちらからするのもいいがされるのも好きだ。 どっちも好きな人との愛情を感じることができる。 と、レッドに抱き寄せられた。 彼の固い胸板に自分の双乳が押し付けられ、形を変える。
17 21/02/07(日)22:36:19 No.772673337
レッドの手が尻に伸び、掴まれる。 桃尻を揉まれ、形を変える。 興奮からなのか、たまにレッドが身を動かし、その度に彼の胸にブルーの乳首が擦れ快感に襲われる。 レッドの逞しい手に髪と背を撫でられる。 髪越しだが普段触れられることのない箇所への感覚も快楽へと変わっていく。 そして脚にあたるレッドの固いものはさらに硬度を増していくのがわかった。 「レッド、もういいわよ…」 「…ああ」 レッドからの愛撫ですでに濡れているブルーの秘所にレッドの怒張した肉棒が当てられ、貫かれる。 「うぁぁっ……!!」 一気に奥まで突かれ、腰が密着する。
18 21/02/07(日)22:36:34 No.772673443
彼のモノは自分の膣内にちょうど収まるサイズのようで、身体の相性がいいなとブルーは頭のどこかで思う。 「今日は、アタシが動くね」 繋がったままレッドをベッドに押し倒す。 その衝撃で奥が突かれ、その勢いのまま何度も腰を動かす。 いつもと違う体勢での結合。 腰を上げて体重を乗せて下げる。 何度も、何度も。 その度に普段とは違う箇所が擦れる感覚がブルーの脳へと快楽となって送られる。 ブルーの陰裂がレッドの肉竿を咥えて何度も咀嚼し、その度にブルーの乳房が大きく揺れる。
19 21/02/07(日)22:37:04 No.772673669
レッドの視線が乳房に集中するのを感じる。 「そんなに、アタシの、おっぱい、好き、なの!?」 「ああ…。下から揺れてるの見ると、すごいって思って」 「そう…!」 レッドの手を取り、指を絡ませて握る。 「たまには、おっぱい、触るの、禁止、ね」 「ああ…」 じっと暴れ回るブルーの乳房をレッドが見つめる。 それを揉みしだきたいという欲望の代わりか、手指を動かしてブルーの手を揉んでいく。 そのことに少し可笑しさを感じる。 「ブルー、悪い…!もう出る…!」 「いいよ、出して…!」 その直後、ブルーの膣内に勢いよく吐き出された。
20 21/02/07(日)22:37:25 No.772673808
「…ごめん。よく考えたらゴムしてなかった」 「アタシは構わないわよ?レッドの子供産んでも」 あれから何度か性交渉をした後。 先程の反動か乳房に顔を埋めるレッドにブルーは苦笑した。 「レッドはアタシとの子供できちゃったら、責任とってくれる?」 「もちろん。絶対にとる」 断言するレッドに安堵し、軽く頭を撫でる。 「おっぱいに顔埋もれさせてじゃなかったらもうちょっとカッコよかったかもね」 「かもな。悪い」 「いいよ。そんなあなたが好きだから」 ははは、ほほほと苦笑する。 睡魔に負けたのはそれからあまり時間はかからなかった。 愛する人と抱き合いながら眠る。 それはもしかしたらどんな性行為よりも気持ちのいいことかもしれないと思いながらブルーは眠りについた。
21 21/02/07(日)22:37:43 No.772673935
「雨か…」 翌朝、ブルーがレッドと共に目を覚ますと窓の外は雨が降り出していた。 「これじゃトレーニングもピクニックも中止かな…」 「じゃ、やることないならこれからアタシの実家に行く?」 「…そうするかな。久しぶりに顔見せておくか」 少し考えたようだがレッドが了承した。 ブルーはレッドの腕に抱きつき、 「相合傘していこっか?」 「…さすがに、それは恥ずかしいよ」 空いた手で頭をかくレッドがおかしくてついオホホとブルーは笑ってしまった。
22 21/02/07(日)22:37:57 No.772674027
以上です 閲覧ありがとうございました
23 21/02/07(日)22:38:11 No.772674115
お疲れさまです
24 21/02/07(日)22:38:54 No.772674396
とんでもねえ力作だぞ
25 21/02/07(日)22:39:07 No.772674497
当たり前のようにヤッてるなこいつら
26 21/02/07(日)22:39:28 No.772674648
>とんでもねえ力作だぞ いつも力作だぞ
27 21/02/07(日)22:39:54 No.772674830
去年から週一ペース崩してないのすごいな
28 21/02/07(日)22:40:40 No.772675150
レッドのエロ野郎め…
29 21/02/07(日)22:41:37 No.772675527
今回はレブルが同棲してしばらくした普通の日を書いてみました あんまり大きなイベントもない普通の日ですが 先週のあれで脳が疲れたのもあるので自己リハビリで今回はこうなりました
30 21/02/07(日)22:43:08 No.772676155
あれはなぁ…
31 21/02/07(日)22:43:39 No.772676375
何回目のアローラだろう
32 21/02/07(日)22:45:57 No.772677320
>何回目のアローラだろう 今回で12回です これでレブル怪文書36回なので三分の一の割合ですね
33 21/02/07(日)22:46:37 No.772677576
なそ
34 21/02/07(日)22:47:04 No.772677800
温泉やらアローラやらゴールドの部屋やら色んな所でアローラしてたな
35 21/02/07(日)22:49:00 No.772678624
ゴールドはいつ聞いても酷い
36 21/02/07(日)22:51:04 No.772679523
>先週のあれで脳が疲れたのもあるので自己リハビリで今回はこうなりました 変わったもの書くと疲れるよね…自分もホモ書き終えてから書き始めた輪姦すっごく書きやすく感じるもん ただSM未読だからラストのムーンどうしよ
37 21/02/07(日)22:52:15 No.772680038
あれ書いてるのか…
38 21/02/07(日)23:04:20 No.772685183
> ただSM未読だからラストのムーンどうしよ 原作のムーンじゃなくてダイススレのムーンだと意識して書いてみてはどうでしょうか
39 21/02/07(日)23:06:41 No.772686124
1章から始まって13章 長い付き合いだなあとしみじみ思う
40 21/02/07(日)23:07:39 No.772686552
次回はバレンタインネタ確定ですけどその次くらいにはルサ怪文書書きたいですね ゾロ目で出たというか俺が出したAVやブルーへの質問やらで性の勉強するルサ純愛回の
41 21/02/07(日)23:09:17 No.772687184
まあそっちでもダイスでレブルになったのでレブル&ルサ怪文書になりますが レブルも書きたいけど他のカプも書きたいので…
42 21/02/07(日)23:12:07 No.772688426
胸触っちゃダメとか中々殺生なことを
43 21/02/07(日)23:14:04 No.772689260
おつかれさま ルサとレブル楽しみにしてる 無理はしないでね
44 21/02/07(日)23:17:25 No.772690639
>胸触っちゃダメとか中々殺生なことを レブル怪文書のアローラで毎回のように乳揉んでたのでマンネリ防止に… たまにはこういうのもいいかなと
45 21/02/07(日)23:22:28 No.772692712
>去年から週一ペース崩してないのすごいな そうしないとエタっちゃうので… 締切がないといつまでもダレるタイプですので 昔はそれでSS放置しちゃった…