ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
21/01/26(火)00:17:08 No.768705568
「」「……“月がひとりぼっちでふるえてる 少しはしゃいだ後の帰り道”」 紅「絶対やるわよ……」 「」「煌煌と輝いているのもいいけど、こういう霞んでいるのもいい……がぼごほげほほっ!」 紅「寝っ転がってお酒飲んだらそうなるのは毎度やっているでしょ?」 「」「こうしないと真上の月が見えないじゃん。あっ!そうだっ!」 紅「……そのお顔は碌でもないことを考えたわね」 「」「こうして鏡を置いて…ん~~~いいアイデアと思ったんだけどなぁ」 紅「発想はよかったけど工夫が足りないわね……鏡の量を増やしたら?」 「」「成る程ねぇ。そうしたら部屋の中でも見ることができるか……よしやってみよう」 紅「ときどき関心をするのだけど、「」って行動力は人一倍なのだわ」 「」「そういやさ、人一倍って変な日本語だよな。一倍だったら同じじゃないかって」 紅「…一倍は二倍の古い言い方で、ある数量にそれと同じだけのものを加えることを意味するのだわ」 「」「そうなの?」 紅「そうよ、たったいまスマホで調べたのだわ」 「」「感心して損した……そっか。その手があったか」
1 21/01/26(火)00:17:32 No.768705719
「」「スマホをこここに置いて画像をタブレットに転送すれば寝っ転がって月を見なくて済むんじゃないかって」 紅「それは名案ね…けどそれってそこまでしなければいけないものかしら?」 「」「そりゃ肉眼で見るのが一番いいんだけど真上で輝いているからねぇ」 紅「月を見るのと、お酒を飲むのと別々にすれば解決するのじゃなくて?」 「」「飲むときだけ起き上がるか…なんか悪酔いしそう」 紅「面倒くさいわね。「」は月を見てなさい。飲むのは私がするのだわ」 「」「あぁ分担ね。成る程って飲むな飲むな飲むなっ」 紅「お摘まみのサンドイッチが美味しいのだわ」 「」「残しておけよっ…鏡でなんとか見る方法を……ん!?なんだいまの!?」 紅「どうしたの?UFOでも見えた?」 「」「いまさっ、合わせ鏡の中で何か見えたんだよっ、あれってもしかして」 紅「や、止めて頂戴っ!月夜で合わせ鏡…何が出てきても可笑しくわないのだわっ」 「」「あれはな多分…人のサンドイッチを食べる、妖怪イカっ腹幼稚園児だ」 紅「いやぁぁぁ!……え?」 (……ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ!)
2 21/01/26(火)00:26:33 No.768709225
だめだこいつら!