虹裏img歴史資料館

1 21/01/24(日)08:34:26 No.768083464

現在のステータス 名前：結月ゆかり 年齢：17歳 性別：後天的ふたなり ステータス 女性経験：結月ゆかり 男性経験：弦巻マキ 異常系：催眠術経験（琴葉姉妹） その他 ・異常体質・虚弱体質・調教済みアナル・Dカップ・女の子に弱い・雌雄同体（4/5）・快楽に弱い・キスに弱い・愛撫に弱い・調教に弱い ・少食・コンピューターオタク・逆レイプ時感度3倍・絶倫・不老不死・実家が金持ち ・ふたなりペニスに弱い・メス顔・淫語癖・そこそこ大きいペニス・女の子とセックスすると何度も絶頂させて妊娠させる・重度催眠術下 ・母乳症・巨根・メス子宮形成（3/5）・中度のマゾヒズム・淫乱・その他多数 ・尿道が弱い・おしっこで軽い絶頂・墳乳・雑魚ちんぽ・尿道拡張済み ・『姉専用の結婚受精穴（エンゲージリング）』・『姉のちんぽを見ると発情し、ハメ請いを望む倫理破綻者』

2 21/01/24(日)08:36:50 No.768083815

眠って、起きてご飯を食べてきりたんがゲームをするのを見て風呂に入ってご飯を食べて寝る。 一週間くらい経っただろうか、でも何日立ったのかどうでもよくなっていた。 「……あの、出ないんですか？」 そう言って時々きりたんが外のドアを見る度、無言できりたんを抱きしめる。 外は嫌いだ、暖かくないし、嫌な人がいる。 きりたんも段々と同じような質問をする回数が減ってきた。 「今日はサバの味噌煮ですよ」 そう言ってきりたんが皿を載せたお盆をちゃぶ台に並べる。 ご飯をお椀に持って、味噌汁と一緒に食卓へと並べる。 「あ、そうそう、ザワークラウトとか作ってみたんですけど、食べますか」

3 21/01/24(日)08:41:46 No.768084586

「うん」 私がそう言うと、きりたんが草臥れて黄色くなったキャベツを皿に盛って食卓に並べる。 「「いただきます」」 そう言って二人で食卓を囲む、サバの味噌煮の味噌は赤味噌のようで昔食べたサバ味噌とは別の味がする。 「……きりたん、ごめんね」 私がそういうと、きりたんは怪訝そうな顔をして見せる。 「突然なんですか」 「……ううん、何となく」 私がそう言うと、きりたんは暫く私を見た後ため息を吐き出す。 「気にしないでください、好きでやっていることなので」

4 21/01/24(日)08:48:44 No.768085662

本当に好きでやっていることなのだろうか、そんな事を思いながらさばの味噌煮を箸でほぐす。 一口分ご飯に載せて、ご飯と一緒に咀嚼する。 ザワークラウトとサバ味噌の味付けは妙な組み合わせを試し、少し困惑しながら食べ終える。 食べ終えた食器をお盆に乗せて、蛇口を捻り水で軽く汚れを流した後、洗剤をスポンジに馴染ませて食器を洗う。 「きりたんは、何か不満は無いの？」 私が食器を幾つか洗った後、私はふとそんな疑問を彼女に投げつけてみる。 背後の居間で、仰向けでゲーム機で遊んでいたきりたんがゲームを中断してこちらを見上げる。 「うーん……今は無いですね、食べ飽きたずんだ餅を無理やり食わされる事もないですし」 一瞬ずんだ餅……？ とは思いつつ、ぼんやりとなにかを考える。 何かとは、と言われると少し困ってしまうが、何となくもやもやする。

5 21/01/24(日)08:51:57 No.768086251

そうして今日もまた暫く、居間に座ってお腹の中の消化物が体に吸収されるのを感じながら、きりたんがゲームをしているのを眺めている。 今ではレトロと言われるような類のゲームだ、カラーとは言えキャラの画素数は少なくストーリーも昨今のものより大分短いだろう。 それでもきりたんはただゲームをしている、そして時折飽きたようにゲームを放り投げ私と会話をする。 「飽きないの？」 私がちゃぶ台の前に座って、お茶を一口啜るときりたんがこちらを見上げながら一度ゲームの電源を切り、ちゃぶ台の上に置く。 「うーん、何とも言えませんね」 そう言ってきりたんがちゃぶ台の前に座り直し、やかんからコップにお茶を注ぎ一口飲み込む。 「お茶、みたいなもんです」 「お茶ですか」 「そう、お茶です」

6 21/01/24(日)08:52:52 No.768086469

私がそう言うときりたんがみかんの皮を剥いて、一房口に入れて咀嚼しながらお茶を飲む。 「お茶って、美味しいし毎日飲んでるけど、中々飽きたとか思わないじゃないですか」 「そうだね」 「飽きた、と思う前に緑茶から麦茶、そば茶、白湯、水、玉蜀黍茶と色々変えてしまいますし、大体飲まないと死んでしまいますし」 「うん」 そう言って自分も焦がした玉蜀黍の匂いがするお茶を一口飲み、ぼんやりとそういうものかと考える。 「勿論同じゲームはしませんよ、ここでのやり終わったゲームはお茶の出し殻みたいなもので、次は同じ種類の別のお茶っ葉、詰まり同種類のゲームをやりたくなるんです」 「そっか」 私がそう言うと、きりたんがお茶を飲み終え立ち上がる。 「それじゃあ、ちょっとお風呂に行って来ます」

7 21/01/24(日)08:53:27 No.768086596

彼女はそう言うと、干しっぱなしのタオルと下着を取ると風呂場へと歩いていく。 ぼんやりと彼女が歩いていくのを見ながら、私は彼女にとってなんなのかを考える。 ただの世話を焼かれるヒモ？ それとも、保護対象？ そう考えるとどうにも少しだけ悲しい。 ……何か、何か彼女の役に立てないだろうか、そんな事をぼんやりと思う。 なにか出来ることはないだろうか、そんな事を思いつつふらふらとお風呂場へタオルを一枚手にとって歩いていく。 風呂場の脱衣所に衣服を畳んで仕舞い、風呂場へと歩いていく。 「えっ」 少し驚いたようにドアの少し離れたところで髪を洗っていたきりたんがこちらを振り向く。 「あ、あの……背中流すね」

8 21/01/24(日)08:54:20 No.768086863

私がそう言うと、暫く何とも言えない間が流れた後きりたんが無言で髪の泡をシャワーで流す。 顔を手で拭いながら、きりたんは暫くなんと言おうか困って口をパクパクと動かした後、諦めたように背中をこちらに向ける。 「……じゃ、じゃあお願いします」 私はシャワー器具を手に取り、お湯を絞りきりたんの背中にお湯を掛ける。 背中から、腰にかけてお湯を掛けながらきりたんが手に持ったシャワータオルにボディソープを掛け手で揉む。 「止めて大丈夫ですよ」 きりたんがそういうのに合わせ、私は蛇口を捻りお湯を止める。 「……ゆかりさん、その、じっと見てられてると洗いづらいんですが……」 私は慌てて顔を反らし空を見る。 「折角お風呂に入ったんですし、ゆかりさんも体洗っちゃったらどうですか」

9 21/01/24(日)08:55:29 No.768087153

私は確かにそうか、と思いきりたんが体を洗う横で髪を洗い始める。 髪をシャンプーで洗い、髪を指でもみ始める。 それからまた暫く体と髪が洗われる音が、風呂場のタイル上に響いた。 私が髪をお湯で洗い流すと、きりたんは体を洗い終えたのかそのまま風呂に入り天井を眺め始める。 体をシャワーで流しつつ、あまり役に立たなかったかな……そんな事を考えてしまう。 私は体を洗い終えて、お風呂に足をつけてざぶざぶとお湯をかき分け、お風呂の中に入っていく。 「あ、あの……私女の子で、貴方は男だったと思うんですけど」 きりたんがぼんやりと天井を見ながら、私にぼんやりと話しかける。 「あ、いえゆかりさんが何をしたいのかとかの方向性は何となく分かるんですけど、その……」 暫く何を言おうか考えた後、きりたんが大げさに構えて喋りだす。

10 21/01/24(日)08:56:02 No.768087248

「仕舞いにゃ、襲っちゃいますよ！」 そういって立ち上がり両手を大げさに構えてこちらを暫く見た後、気まずそうに目線をこちらから外す。 「……忘れてください、あんまり笑えない冗談でした」 きりたんがそういってお湯に浸かり直そうとした時、ザブザブ、とお湯をかき分けながらきりたんに近づいて私が口を開く。 「……きりたんなら、良いよ」 私はそう言って、きりたんに近寄る。 「……冗談で言ってるなら、笑えませんよ」 そういうきりたんは真顔で、少しだけ引いているように見えた。 「……先に出ます」 私は暫く風呂に浸かり、私が出来ることを考えた後風呂場を出る。

11 21/01/24(日)08:57:43 No.768087526

今日はここまで su4540454.txt 思ってたより長くなりそうだな……きりたん編……

12 21/01/24(日)09:10:26 No.768089854

ママ…

13 21/01/24(日)09:12:39 No.768090346

書くペース早くてありがたい…

14 21/01/24(日)09:15:14 No.768090866

純愛すぎるのめっちゃいい…

15 21/01/24(日)09:29:27 No.768094063

抱け！抱けー！

16 21/01/24(日)09:48:13 No.768098955

おかしい……何も起きない……

17 21/01/24(日)10:00:01 No.768102164

もう何も起きるな ゆかりさんもマキさんも琴葉姉妹も全員敵だ