21/01/19(火)06:07:41 この怪... のスレッド詳細
削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。
画像ファイル名:1611004061039.jpg 21/01/19(火)06:07:41 No.766534736
この怪文書は結月ゆかりの弟が大学へ行くため、心身とも滅茶苦茶にしてくる人々の待ち受ける建物の中を行く怪文書です 前回のあらすじ 弦巻マキにナニカをされて性別があやふやな体にされ、ショックのあまり意識を失う結月ゆかりの双子の弟 何とか元の体には戻れるのか、そして無事この工場跡地から脱出出来るのか
1 21/01/19(火)06:08:25 No.766534758
現在のステータス 名前:結月ゆかり 年齢:17歳 性別:男 ステータス 女性経験:非童貞(初めての相手:結月ゆかり) 男性経験:非処女(初めての相手:弦巻マキ) 異常系:??? その他 ・トロキツアナル(4/5)・Cカップ(4/5)・結月ゆかりに弱い・弦巻マキに弱い ・性別境界線(2/5)・快楽に弱い・キスに弱い・愛撫に弱い・調教に弱い ・少食・コンピューターオタク・逆レイプ時感度2.5倍・絶倫・不老不死・実家が金持ち ・ふたなりペニスに弱い・近親相姦に弱い(2/5)・メス顔・その他不明多数 ・母乳症・巨根・メス子宮形成途中(1/5)・軽度のマゾヒズム
2 21/01/19(火)06:08:59 No.766534781
布団から顔を上げると、噎せ返るような酷い匂いが鼻につく。 頭が痛い、何が起こったのかなど思い返したくもない。 どうやらこの部屋は中間休憩室のようだ、腕の匂いを嗅ぐと汗の匂いと……微かに乳臭さ、兎に角酷い匂いだ。 私はぼぅっとした面持ちで立ち上がり、布団を這い出て服を脱ぎ捨て備え付けの風呂場に入る。 汚れた衣服を脱ぎ捨てると、膨らんだ胸と、大きくなった男性器が目に入る。 「……」 思わず顔を歪める、私が何をしたというのか。 風呂場は所謂アパルトマンの風呂という感じで、ユニットバスと腰まで見える立ち鏡等が備えてあった。 鏡なんて顔が見えるだけで十分じゃないか、そんな事をぼんやり思いながら髪の毛をお湯で濯ぐ。 汗、汚れ、そして乾いた体液が水に流され、排水溝へと押しやられていく。 水が流れている音を聞いていると、少しだけ心が癒やされる。 疲れているのだろうか、わからない。
3 21/01/19(火)06:09:47 No.766534810
それから暫く頭から流れるお湯を浴びた後、シャンプーを手に載せて髪を洗う。 最初は泡立ちが悪く、暫く髪を揉むが一向に泡が立たず諦めてお湯で流す。 ああ、相当汚れてしまっていたのだな、そんな事を思いつつもう一度シャンプーを手に掛けて髪を揉み始める。 今度は段々と泡が広がり、髪の毛の隅々までを指で揉みながらシャワーで体を温めつつ淡々と髪を洗う。 その間風呂場に髪を揉む音と、お湯が流れる音が暫し流れ続ける。 暖かく綺麗な水を浴びながら、目をつむり頭を洗っていると段々強張っていた背中の筋が解れ始める。 人は長らく暖かな水と、科学的な汚れとりと苦楽をともにしてきたのだなぁ、そう思える。 髪を一通り洗い終え、お湯を頭に浴びながら汚れ混じりの泡を流す。 その後、一呼吸置いてトリートメントを髪になじませすぐにまたお湯で流す。 顔を手で拭いながらスポンジを手に取り、ボディソープを掛けると体の汚れを落とす。
4 21/01/19(火)06:10:32 No.766534841
そうして、変わってしまった部位を再確認し、ため息を吐き出す。 大学に行ったらさらしを巻くしか無いだろうか、そんな事を思いながら時折甘い匂いの体液を吹き出す胸を忌々しげに洗う。 体中に泡を纏い、隅々まで清潔にした後シャワーの圧力で体の泡を洗い落とす。 そうして浅く張った湯船に浸かり、お湯を継ぎ足す。 ただのお湯のたまりだが、どうにも疲れていると心地よいものだ。 それから暫く、天井を眺める。 漫然とただ湯溜まりに浸かり、体を放り出して取り留めなく宙を見る。 「……ああ」 ぼんやりとしながら、ただただ心地の良い湯に浸かっていると思考は取り留めもないことを思いだすものだ。 例えば、もしかしたら今、自分は漫然と人が嫌いなのかもしれない、などと思うなど。
5 21/01/19(火)06:10:50 No.766534853
いっそそれならそれでもいいのかもしれない、結婚しなくとも人は生きていける。 何時しか枯れ果てて朽ちたとして、それで何やら満足げに去れるならばそれとて人の生だと称賛されるべきように思える。 だが、それならそうとして、その何やら満足げにこの世を去るにはどうしたらいいものだろうか、と考える。 どうにも楽しくなってきたじゃないか、いつか終わるものに何時までもしがみついていたって仕方ない。 では学問にその道はあるだろうか、いっそ研究に一生を費やすか、それとも農業について土を弄りながら向かい合うか。 尽き果てぬことなき人々の悩み、社会の幸福のために公僕として一生を費やすか。 向かい合うのが人でなければいいが、恐らくは今の世にそういった類の仕事は極めて稀だ。 こういう時、自身の体の弱さを暫し恨む。 中途半端でも、丈夫でさえあれば力の限り鍬でも、鋤でも振るえばいいのだから。 ああ、いやそんな事を……止めよう。
6 21/01/19(火)06:12:09 No.766534896
空転しかけていた思考を止め、風呂から上がり風呂場の外のタオルで体を拭う。 新しい下着と、掛けてある姉と同じ服に身を通し部屋に戻る。 然し、疲れがまだ取れない。 だが布団は奇っ怪な汚臭が染み付いており、もう一度寝る気にもならず部屋の窓を開ける。 小寒い空気が部屋の暖気を奪い、熱をはらんだ体を通り心地よい。 もう一枚布団は無いものか、そう思い部屋の中を探す。 だがもう一枚は無いようで、諦めて異臭のする布団を裏返しもう一度眠りにつくことにする。 以外にも裏側は涼しく、汚臭もそこまでする気配はない。 私は漸くと言った具合で部屋の電気を消し、窓を締めて眠りこけることにした。 布団に潜り込むと眠りにつくのはあっという間で、夢は見ることもなく、目が覚めれば外は夕方になろうとしている。
7 21/01/19(火)06:12:23 No.766534910
少し眠りすぎて凝った体を伸ばしながら、布団から立ち上がる。 少しだけ乱れた衣服を整え、近くの水道から手で顔を洗いそのまま水を飲む。 ごくり、ごくりと喉を冷たい水が通る度、奇妙な生の実感を得る。 小腹は空いているが、まあ大した問題ではないだろう。 私は休憩室の扉を開き、次のエリアへと足をすすめるのだった。 だが、その足は扉を開けた瞬間目を見開きこちらをじぃっと見る少女の目に気が付き、竦んでしまう。 笑顔のまま見開かれた、些か正気とは言い難い笑顔を浮かべる少女はただただこちらを見ている。 「ゆかりさん」 暫しその声に反応できず、つばを飲み込みただ次を待つ。 だが少女は身じろぎもせず、ただ立っているだけ。
8 21/01/19(火)06:12:44 No.766534923
私はため息を一つ吐き出し、多少の覚悟を固めて次のエリアに踏み込んだ。 少女はまだ笑ってこちらを見ているだけだ。 表情は喜々としているが、雰囲気から感じるのはただ何かが壊れてしまったという実感だけだ。 少女はスタスタと歩いてこちらへと近づき、私は思わず顔を反らしてしまう。 「ゆかりさん、わかりますか紲星あかりです」 知ってるよ、そう返すべきか暫し考えているとあかりはこちらへと擦り寄りこちらの顔を掴みまじまじと目を見つめてくる。 「ゆかりさん、わかりますか紲星です、貴方の学友で生徒会長だった紲星あかりです、貴方と先日まで同じクラスで学業へと向かう喜びを分かち合い、胸に抱いた紲星あかりです」 「っあ、は、はい」 にじみ出る狂気、いや狂喜か? 分からない、圧力に屈し、ただ呆然と答える。 「ああ、分かっていただけますか、これは些か重畳です、あかりは貴女の事を毎日目で追いかけ、それに至福を胸に抱き貴方の細い腰を何時か抱くことを夢見て生まれました」
9 21/01/19(火)06:12:54 No.766534938
告白と言うには相手を無視しすぎた独白はただただ淡々と続く。 そういう合間にも彼女の腕は何処からそんな力が湧くのかわからないほどの膂力で私を押し倒し、尚も彼女は私に語りかける。 「ああ、貴方の姉にもマキにも抱かれども、何とも芳しい匂いです、こういうのを至福というんでしょうか、ねえゆかりさんも私に語りかけて貰えて喜びを実感できていますよね」 断言にも近い力強さで私を組み敷く少女は眉を細めながらうっとりとほくそ笑む。 「……いえ、貴女はただの学友です」 私は勇気を振り絞り、少女に精一杯の言葉を返すと少女が目を見開き、私から一度離れ立ち上がる。 「ああ、何ということでしょう、思い返せば生徒会長として日々を過ごし、愛おしの貴方と日々を送ることをしていませんでしたね!」 そう言うとあかりは私の手を引き、引き起こす。 「さあ、青春を取り戻しましょう! 正しき生徒会長と清らかな心を持つゆかりさんであれば、多少の不純異性交遊などなんのその、先ずは友達から最終的には結婚までをやり直しましょう!」
10 21/01/19(火)06:13:50 No.766534974
そう言って毅然とした表情で彼女は私の手を引き、道を歩き道をゆく。 「ゆかりさんさあさあ、青春は春風のように過ぎ去り気がつけば春を終え、夏の日差しを飛び越え立秋まで立ち上り、墓地の冬まで至ってしまいます! 」 私は正直に言ってしまえばこの少女が苦手だった、疾風のように飛び込み気がつけば何かを言って走り抜けてしまう。 言葉は届かず、それよりも先に私を振り回しながら、真っ直ぐすぎる言動で周囲を吹き飛ばしながら進んでいく、台風のような少女だった。 「先ずはデートと言えば定番のパンケーキ! わかりますか、ゆかりさんパンケーキですよ! 甘く、赤いいちごのソースのかかったスイーツです!」 そう言うと、私を連れて部屋の中に飛び込み私を部屋の椅子に座らせると、保温器からイチゴのソースの掛かったパンケーキを取り出し私の前の机に並べる。 「ゆかりさん、スフレの入ったいちごのソースケーキです! 甘く、酸っぱい口どけが最高ですよ!」 そう言ってあかりは私の口にパンケーキを一切れ押し込み、フォークを私の手に握らせる。 「さあ! 不純異性交遊を楽しみましょう! パンケーキを食べさせてください!」
11 21/01/19(火)06:15:43 No.766535051
続きは以下 su4526917.txt 今日はここまで 今回エッチ無くてゴメンネ
12 21/01/19(火)07:34:04 No.766539145
これはホラー小説ですか?
13 21/01/19(火)07:50:15 No.766540489
>これはホラー小説ですか? そうかな……そうかも……
14 21/01/19(火)07:52:34 No.766540687
最終的にいろんな薬物耐性ついてそう
15 21/01/19(火)07:56:01 No.766540995
こわいよぉ…
16 21/01/19(火)08:00:28 No.766541379
>こわいよぉ… >この怪文書は結月ゆかりの弟が大学へ行くため、心身とも滅茶苦茶にしてくる人々の待ち受ける建物の中を行く怪文書です
17 21/01/19(火)08:03:47 No.766541646
メス化いい…
18 21/01/19(火)08:07:03 No.766541946
笑っているようにみえた。まで読んだ
19 21/01/19(火)08:08:56 No.766542088
朝からありがたい…
20 21/01/19(火)08:11:15 No.766542297
こんなものがあったのか…
21 21/01/19(火)08:18:01 No.766542939
朝だとかなり胃もたれする…
22 21/01/19(火)08:55:01 No.766546706
えっこわ…
23 21/01/19(火)09:03:39 No.766547693
さらっと不老不死…
24 21/01/19(火)09:05:46 No.766547922
呉モヨ子だってこんな酷いことしなかった
25 21/01/19(火)09:31:20 No.766550864
書き込みをした人によって削除されました
26 21/01/19(火)09:31:38 No.766550901
気軽に危険そうな薬物を使ってくれるなあ
27 21/01/19(火)09:34:54 No.766551333
来てたと思ったら前回を見逃してたようだ ログでも探してくるか…
28 21/01/19(火)09:40:03 No.766551984
いい…
29 21/01/19(火)09:55:26 No.766553968
ステータス興奮する