20/12/27(日)21:15:00 隕石が... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1609071300454.jpg 20/12/27(日)21:15:00 No.759259810
隕石が破壊された。 ルビーとサファイアがやったのだ。 その事実は私を無力にした。 ー
1 20/12/27(日)21:15:20 No.759259987
行く宛もなくぶらついていると見覚えのある少年が現れた。 ミツル君だ。 「あの……ヒガナさん。話があってきました……」 「何、話って……」
2 20/12/27(日)21:15:35 No.759260119
「好きです。」「僕の物になって下さい。」 まさか私を好きになった人がいるなんて。 でも私ではその「愛」には答えられない。 私はこの手で様々な悪事を働いて来た。
3 20/12/27(日)21:15:49 No.759260218
「彼」の万人に隔たりなく与えられる「愛」を私が受けられる訳もなく…… 「ごめんなさい。」「私は……「もしかしてして例の事件の事気にしてるんですか?」 えっ
4 20/12/27(日)21:16:00 No.759260315
「ルビー君に聞きました。センリさんが単身赴任した理由も、ロケットが落ちたのもその他諸々も全部知ってます。」 ……あの時は自分が全てを操っているかのように思えた、けど今は同じくらいの子供に生殺与奪の権利を握られていると思える。
5 20/12/27(日)21:16:14 No.759260446
「でも、そんな貴女だからこそ好きになった。」 そして今こうして生きる事を、その愛を一手に受ける事を望まれている。 「話を聞きている内に次第に貴女に惹かれていったんです。」
6 20/12/27(日)21:16:29 No.759260563
とてもありがたい。うれしい。 「もう一度言います。好きです。僕の物になって下さい。」 「……はいっ!」 ー 逢魔時の空をボーマンダとフライゴンがニアミスしている。
7 20/12/27(日)21:16:41 No.759260642
これ以上ふらつく訳にもいかないのでミツル君の所へ上がりこむ事になったのだ。 これまでの日々が思い出されてゆく。 …………なんだかんだ言って、私は愛する人もしくは愛してくれる人が欲しかったのかもしれない。
8 20/12/27(日)21:16:55 No.759260773
これからミツル君とどうなるのかはわからない。 だから今はそのぬくもりを感じていたい。 END
9 20/12/27(日)21:17:32 No.759261055
ミツヒガを外に出したら狂ってんのかって言われそう