虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 20/12/18(金)18:32:26 No.756335544

泥ー！

2 20/12/18(金)18:33:03 No.756335727

俺のターン！

3 20/12/18(金)18:37:34 No.756336961

泥のエジプト

4 20/12/18(金)18:37:44 No.756337013

泥泥ップ泥ジョン

5 20/12/18(金)18:38:45 No.756337273

一撃必殺居合泥

6 20/12/18(金)18:40:41 No.756337805

強欲な泥を発動

7 20/12/18(金)19:24:06 No.756350919

コンビニ書けって言われたから書いたんだけど

8 20/12/18(金)19:24:44 No.756351127

>コンビニ書けって言われたから書いたんだけど マジか

9 20/12/18(金)19:25:20 No.756351348

コンビニ…？

10 20/12/18(金)19:25:42 No.756351466

「温めますか」 「温めないよ…」 柊蘭は渋い顔でそう言い残して購入したノート数冊を大事そうに抱えていった。 私はイリーナ。とても強い。確かロシアはモスクワの生まれだったはずである。 魔術師だったのだろう。それに人より少しだけ多くの経験をした。 流れ流れて今はこうして綺羅星の園なる魔術師の珍妙な私塾で売店の店員をしている。全く以て運命とは数奇なるものだ。 日中はこうして売店の店先に立ち、日が落ちると外に出て売り物の補充を行うという日々を過ごしている。 ところでここに集まる生徒は貴族の令嬢が多く、更に彼らは例外なく魔術師か魔術師見習いである。 従って街中では考えられないような珍妙な注文も増える。そして私はとても強い。 先日も魔女薬作りに長けた日本人の学生がこんなことを言ってきた。 「ねえ～取り寄せてよ～純度の高い霊子水晶～。あれだけは替えが効かないんだよ～。お願いだよイリえも～ん」 「純度の高い霊子水晶ですか」 「うん」 「劇物ですね」 「そうだね！扱い方次第で死人が出るね！」

11 20/12/18(金)19:25:55 No.756351546

「温めますか」 「ちょっとした呪波汚染地域の出来上がりだね！」 また他の日は中国から来た大変な美人の学生が困った様子で訪ねてきた。 「お父様が移動用にヘリコプターを買ってはどうだと仰るのですがあまりその道に詳しくないのです…。 　もし、ここにヘリコプターの目録などおありではないでしょうか…？」 「ヘリコプターですか」 「はい…」 「温めますか」 「温められるのでしょうか…」 と、このような思い切りの良い注文は日常茶飯事である。そして私はとても強い。 勿論私は売店にたったひとりの店員であり店主なので私の唯一の娯楽であり嗜好品である食事が妨げられない限り最大限の努力を試みる。 先日は新入生と思しき二十歳ほどの女性が物憂げな顔で聞いてきた。 「恋…って…どこにあるのかしら…」 「恋ですか」 「そう…間違っても男の介在する余地のない、女性と女性の間に育まれる美しい恋よ…」

12 20/12/18(金)19:26:07 No.756351611

「温めますか」 「そうね、まず温めるところからなのに…私いざとなると勇気が出なくて…」 溜息をつく女性に対し、私はなるほどと相槌を返した。 それは大変だろう。鳥ですら巣立ちの時は墜落の恐怖と戦うのだ。況や複雑な心を持つ人間ならば。 「では、どうぞごゆっくり」 「そう…そうよね、時間をかけて考えるべきことよね。答えを急ぐべきではないんだわ！ありがとう！」 女性は何やら自己解決してにこやかに去っていった。名前すら聞けなかった。そして私はとても強い。 私は店のレジでライスボールを頬張りながら思う。何やら客がやってきたが食事が優先である。 あれこれとここでいろいろなものを女生徒たちに売ってきたが、彼らが真に望むものを売ったことは果たして何度あっただろうか。 全ては偶然から始めたことだが、どうせ既に余剰の人生だ。もう少し長く生きて見つめてみてもいいかもしれない。 米粒ひとつまで食べきった私はようやく客に向き直り、商品を用意して告げた。 「温めますか」 「いやいやいや！？普通温めませんよね、これ！？」 澄まし顔の私の前でエステル・A・ウェインはそれはもう大層驚愕した。

13 20/12/18(金)19:28:57 No.756352519

またへんな女が増えた…

14 20/12/18(金)19:30:24 No.756352984

コンビニあるのか…

15 20/12/18(金)19:31:46 No.756353465

もしかして麻婆枠なのかこいつ