20/12/14(月)21:05:03 泥パイ ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1607947503231.jpg 20/12/14(月)21:05:03 No.755248281
泥パイ https://seesaawiki.jp/kagemiya/ https://zawazawa.jp/kagemiya/
1 20/12/14(月)21:05:47 No.755248631
泥の先輩と後輩
2 20/12/14(月)21:05:54 No.755248695
これを機にジゼパイを剥いてもいいかもしれないっすね
3 20/12/14(月)21:07:02 No.755249272
泥っぱい~ん
4 20/12/14(月)21:07:47 No.755249636
泥のえっち
5 20/12/14(月)21:10:08 No.755250610
>泥っぱい~ん 僕 小 良
6 20/12/14(月)21:10:33 No.755250794
>とにかく服着ろよ。ほら着ろ。私の上着だけでもいいから。 >ほら携帯懐炉持って。 >さっさと寮に戻ってシャワーでも浴びて温まってこい。早い所私も帰ろう。 愚痴と文句と世間話抜いたら本当にただ心配して気を使ってくれる人でダメだった
7 20/12/14(月)21:12:13 No.755251523
ジゼパイって感じやすいタイプなんすか?
8 20/12/14(月)21:13:03 No.755251882
前に敏感お肌って言ってたっす!
9 20/12/14(月)21:18:17 No.755253991
どうしてこんなことになっているんだろう。自分の部屋が自分の部屋じゃないみたいに居心地悪い。 ペトラはカーペットの上で縮こまっていた。視界の中ではモデル体型のえらい美人がきびきびと動き回っていた。 「まあ!下着まで!それも何枚も!もう、せっかくのお部屋が台無しですわ。 仕方ありません。スヴェトラーナが後で全部纏めて洗っておきます。よろしくて?ペトラお姉様」 「は、はい…よろしくおねがいします…」 一応了承を得る形を取っていたが口調はほぼ断定だった。 何がそんなに嬉しいのか妙に上機嫌で美人は洗濯物を籠の中へと押し込んでいる。 なんでこうなったんだろう。ペトラには全然分からない。 ペトラはいつものように綺羅星の園の休日を自堕落に過ごしていただけだ。 どうしても人とは距離を置いてしまうペトラにとって自室に籠もるのはひとつの安寧だった。 そこへ急にノックの音が響いたのはつい先程のこととなる。 わざわざ自分を訪ねてくるような相手などペトラには存在しない。 怪訝に思いつつもキャスケット帽を目深に被り、ドアを開けたら凄い美人が立っていた。 スヴェトラーナがにこにこと笑っていた。ぞくりと悪寒がした。
10 20/12/14(月)21:18:32 No.755254090
ペトラはこの後輩が苦手だった。怖かった。いつ目にしても心の中の本能を司るところが叫ぶ。 ───あれは危険だ。あれには勝てない。あれはお前にとってひれ伏す他に無いものだ。 それは獣の因子を魔術刻印に取り込み、人間より獣に近づいているペトラだからこその感覚だったのかもしれない。 俯き震えだしてしまいそうになる心を懸命に抑え、何の御用でしょうかとか細い声でペトラは問うた。 「アップルパイ、お食べになりませんこと?」 そうしたら唐突にそんなことを言ってきたのだ。 何の脈絡もないその誘いにペトラの頭は完全に混乱してしまった。 そんなことをされる謂れがあっただろうか?いやない。 ペトラはいつだって誰かと仲良くなってみたくて、でもその1歩が怖くて踏み出せない。 自分の体質が接する相手に悪い影響を与えるかもしれなくて、それが恐ろしくて打ち解けられない。そういう女だ。 友人らしい友人も出来ず陰鬱な表情で俯くペトラにいきなり親切にして貰える理由など無かった。 あたふたと戸惑うペトラはしかし相手を無下にも出来ず、でしたらどうぞと部屋の中へ誘ってしまった。 本当は嫌だった。恐怖と緊張ばかりが心を占めていた。
11 20/12/14(月)21:18:42 No.755254157
スヴェトラーナは何の遠慮もしなかった。ずかずかと部屋に入ってきて、そして…。 「あの…いただくだけでは悪いので…もしよろしければ…」 そうおずおずと言いながら、ペトラは服やら書籍やら散らかりっぱなしだったペトラの部屋を綺麗に片付けてしまったスヴェトラーナに皿を差し出した。 カーペットの上にぺたんと座ったスヴェトラーナはしげしげと机の上に置かれたそれを観察している。 ペトラの故郷であるオーストリア発祥の今や世界中で大人気の菓子だった。 「何ですのこれは?真っ黒ですわ」 「ご存知、ありませんか?ザッハトルテです…。自分が焼きました。お口に合わなければ、ええ、残してもらっても…」 自分で作った菓子を他人に振る舞うなんて経験、今まで数えるほどしか無い。 あまり自信もなく、コーヒーのポットをカップへと傾けながらペトラは小さな声で勧めた。 スヴェラーナはフォークをその黒々としたチョコレート菓子へ突っ込み、切り分けた欠片を口に運んだ。 咀嚼が1、2度。途端、ただでさえ大きな瞳が更に真ん丸に見開かれた。 「が、がぉ…っ!」 「がお?」 きょとんと小首をかしげたペトラの前でスヴェトラーナは歓声を上げた。
12 20/12/14(月)21:18:55 No.755254234
「何ですの何ですのこれはっ!知りませんわ初めてですわ!甘いのに苦いですわ!甘いのに酸っぱいですわ! 竜の吐息のように濃厚ですわ!竜の羽撃きのように重厚ですわ!舌と心にずしりと感動を打ち据えて来ますわ! こんなに甘くて力強いものがこの世にあるなんて!これをペトラお姉様が!?」 「え?ええ…まあ…はい…」 「素晴らしいですわ!きっとペトラお姉様は特別な才をお持ちですのね!」 身を乗り出し、目をきらきらと輝かせてスヴェトラーナが感動を伝えてくる。 ペトラは呆気にとられていた。ここまで大喜びされるなんて思ってもいなかった。 自分より図体が大きくて、凄い美人で、そして怖い気配の後輩は無邪気に菓子を食べては喜色満面になっていた。 ふつふつとペトラの心の中にも喜びが浮き上がってくる。 なんて嬉しいことなんだろう。自分の作ったものでこんなにも喜んでくれている。 だからあんならしくないことを言ってしまったのだろう。 「あの…もしよろしければ…また食べにきませんか…。いろいろと、他にも焼きますので…」 控えめな調子でつい告げてしまった言葉に、スヴェトラーナはにっこりと笑って言った。 「はい!是非!」
13 20/12/14(月)21:25:51 No.755257076
キテますね
14 20/12/14(月)21:26:26 No.755257332
竜ネタ自分で擦り出すな!
15 20/12/14(月)21:32:15 No.755259642
竜と羊じゃどちらが捕食者か一目瞭然ですわね…
16 20/12/14(月)21:36:39 No.755261248
>竜と羊じゃどちらが捕食者か一目瞭然ですわね… だが羊ががらがらどんならどうかな?
17 20/12/14(月)21:37:23 No.755261510
トロールすら踏み砕くというあの…
18 20/12/14(月)21:39:20 No.755262232
さあ来い! こっちにゃ二本の槍がある これで目玉は田楽刺 おまけに大きな石も2つある 肉も骨も粉々に踏み砕くぞ!
19 20/12/14(月)21:39:22 No.755262245
いま思うとヤギが橋渡るだけの話にトロール出てくるのおかしくねえ?
20 20/12/14(月)21:41:49 No.755263111
竜種相手にも恐れずさあ来い!と真っ向からぶち当たる羊はちょっと格好良すぎるのでは
21 20/12/14(月)21:46:22 No.755264751
su4430299.png 年末試験書きました
22 20/12/14(月)21:47:56 No.755265334
>su4430299.png >年末試験書きました でかした!やりたいことは沢山あってもよい
23 20/12/14(月)21:50:53 No.755266343
ヴァイセカイゼリンいいよね… やってることエグいロリ母性
24 20/12/14(月)21:53:12 No.755267114
喪失帯に他泥を投げることができるのかそうかそういえばそうだな… マイ喪失帯は難しそうだな…
25 20/12/14(月)21:53:31 No.755267214
読者参加型SS…?
26 20/12/14(月)21:55:00 No.755267683
一番って設問で沢山書くのかよ! いいね!
27 20/12/14(月)21:59:18 No.755269126
新企画の予告編…?
28 20/12/14(月)22:00:23 No.755269497
>読者参加型SS…? SN企画とかそういうのをさらに具体的に世界観やストーリーこっちで決めて 異聞帯攻める汎人類史側のマスターやサーヴァント、異聞側の現地人やサーヴァントの枠を数名募集してどう動くかを集められたら…って思ってる 正直どう動くかすら不透明なので続報をお楽しみに
29 20/12/14(月)22:02:30 No.755270231
ドラキュリアも攻略部隊募集したいってプロット投げてたね Aチームが戦闘部隊Bチーム偵察みたいなやつ