虹裏img歴史資料館

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20/12/13(日)00:55:45 「私だ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1607788545637.jpg 20/12/13(日)00:55:45 No.754652096

「私だけの侑ちゃんで、いて…」 歩夢に押し倒された私は、歩夢の体温を感じながら見慣れた自室の天井を見上げていた。 幸い、と言っていいのか痛みはない。 ただ、あまりの出来事に歩夢へかけるべき言葉を浮かべることができなかった。 「あ、歩夢…?」 押し返そうと左手でそっと歩夢の肩に触れると、歩夢には自分が思っていたよりもしっかりと筋肉がついていて、スクールアイドルを始めてから歩夢がコツコツとトレーニングに励んでいたのだと、初めて気がついた。

1 20/12/13(日)00:56:13 No.754652277

「…いてくれないなら…もう、そうするしか…ないよね…」 痛いくらいに私を抱きしめていた歩夢が、今度は私を押さえつけるような体勢に移行する。 「歩夢…離して…っ!?」 パァン! その隙に抜け出そうとした私は左頬に強烈な痛みを感じ、同時に目の前にチカチカと星が瞬く。 一瞬何が起こったのかわからなかったが、口内に広がる鉄くさい血の味に、私は頬を叩かれた事を理解した。

2 20/12/13(日)00:56:22 No.754652320

スレッドを立てた人によって削除されました そしてここからレズのチン負けにつながるの いいよね…

3 20/12/13(日)00:56:40 No.754652413

「…侑ちゃんはじっとしてて…」 無表情で私を見下ろす歩夢の瞳はどこか精細を欠いていて、得体の知れない恐ろしさを感じる。 あの優しくて、大人しくて、いつも困ったように笑う歩夢が私に手を上げたという状況と相まって、これは夢なのではないかとすら思えた。 「…何するのあゆ…っ!!」 パァン! 私の部屋に再度乾いた音が響く。今度は右頬だ。 「…口答え、しないで」 今まで聞いたことのない、低く、ドスの効いた歩夢の声と、痛みに熱を帯びている両頬から、これが現実の出来事であると理解した時、私は怒りよりも恐怖を覚えた。

4 20/12/13(日)00:57:14 No.754652657

逆らえば、痛い目をみる。 歩夢を怒らせては、いけない。 この空間で突如適用されることとなった非常にシンプルなルールは、私から抵抗心を削ぎ落とすのに十分な効果があった。 恐怖で高鳴る鼓動、震える指先。 先ほどまでは愛おしさすら感じていた歩夢の体重が、今となっては身体の自由を奪う拘束具にしか思えなくなっていた。 ガチガチと奥歯を鳴らし、歩夢の顔をしばらく見つめる。

5 20/12/13(日)00:57:20 No.754652689

スレッドを立てた人によって削除されました >スレッドを立てた人によって削除されました >そしてここからレズのチン負けにつながるの >いいよね… ほれ見なさい!スレ「」が甘っちょろいからこうなってしまうんや!

6 20/12/13(日)00:57:41 No.754652843

「ヒッ…!」 スッと右手を上げた歩夢に思わず小さな悲鳴を漏らし、呼吸は浅くなり、目をつぶって衝撃に備える。 が、予想していた痛みの代わりに与えられたのは、頭を撫でられる柔らかな感触だった。 「私だけの侑ちゃんでいてくれれば、いいんだよ?」 おずおずとまぶたを開けると、そこには先ほどまでの無表情とはまるで違う、愛情に満ちた柔和な表情の歩夢がいた。 安堵から緊張が解れ、恐怖から解放された歓びに目尻から涙が溢れてくる。 「私だけの侑ちゃんに、してあげるからね…」 歩夢はそう言うと、髪をかきあげて半開きだった私の口に自身の唇を重ねた。

7 20/12/13(日)00:58:27 No.754653119

差し出された歩夢の舌先に自身の舌を愛撫される事も、歩夢の舌が私の口腔を無遠慮に犯す事も、送り込まれる歩夢の唾液を喉を鳴らして嚥下する事も、恐怖と安堵で感情を支配された私に全て受け入れる他無かった。 歩夢はその後、私の耳たぶを舐り、リボンを解くと首筋から鎖骨まで何度も舌を這わせた。 この頃になると抵抗するという選択肢すら脳内には浮かんでこないどころか、今の自分の状況をどこか他人事のように捉え始めてさえいた。 侑ちゃん…侑ちゃん…と呟きながら私のブラウスのボタンを外す歩夢の姿なんて(あぁ…歩夢はいつも丁寧にボタンを外すなぁ…)と冷静に見ていたし、ブラのホックを外された時も、フロントホックだから外しやすくて良かったねなどと思う始末だった。

8 20/12/13(日)00:58:55 No.754653261

私の胸を露出させた歩夢は、しばらく揉んだり捏ねたりした後、乳房に思い切り吸い付き、赤く小さな印を付けた。 「ふふっ…これでもう、侑ちゃんの胸は私のものだね」 嬉しそうに微笑む歩夢の瞳には光がないようにも見えたけれど、そんな事はもはや問題では無かった。 歩夢は続けて私の鎖骨にキスマークを付け始める。

9 20/12/13(日)00:59:17 No.754653370

「侑ちゃん、首元がだらしない事が多いけど…暑いからってあんまり開けてちゃダメだよ?ここにも、印を付けておいたからね」 にこにこと笑う歩夢に、若干気が緩んでしまったのかもしれない。 「…う、うん…まるで果林先輩…っ!」 パァン!パァン! 左右に一度ずつ、2度の痛みが連続して頬を走る。 「他の子の話をしないでッ!!」 鬼のような形相で金切声を上げる歩夢から、再び恐怖心を呼び起こされる。 「ごっ…ごめんなさい…ごめんなさい…!歩夢だけの私になるから…反省するから…もう打たないで…!」 ほとんど反射的に口をついて出た私の言葉に、歩夢の表情は一転し、明るく輝く。

10 20/12/13(日)00:59:35 No.754653477

「…っ!ほんと!?嬉しい!嬉しいよ侑ちゃん!やっとわかってくれたんだね!」 痛いほど抱きしめられた私は再び安堵し、全身の力が抜けていくのを感じていた。 「それじゃあ、続きをしようね侑ちゃん」 心底嬉しそうに私のスカートや下着を脱がせ、触り、舐る歩夢。 気持ちいい?と問われれば気持ちいいと返し ドキドキしちゃうね、と言われればそうだねと返し 侑ちゃんも…触って…と言われれば歩夢に触れる 単なる人形と化した私の意思はそこにはなく、そして必要でもなかった。 触れられれば、あるいは危険を感じれば、本能的に濡れるように出来ている性器に感謝しながら、歩夢と私の長い長い夜は始まったのだった。 おわり

11 20/12/13(日)01:00:55 No.754653943

ハッピーエンドだね

12 20/12/13(日)01:01:29 No.754654124

ビンタの判断が早い

13 20/12/13(日)01:05:22 No.754655245

こんな行動力があればここまで拗らせなかったんだろうなと思わんでもない

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