20/11/14(土)23:22:51 スタジ... のスレッド詳細
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20/11/14(土)23:22:51 No.746208334
スタジアムの中央でチャンピオンとチャレンジャーが向かい合う ガラル最強のトレーナーを決めるバトルが今始まろうとしていた 「ユウリくん、俺はここできみと戦えることを心待ちにしていた!」 「…そこは普通、あなたが推薦したホップの方じゃないんですか?」 痛いところを突かれたのかダンテがタハハ…と力なく笑う 「もちろん、ホップとここで戦うことだって楽しみだったさ。だけど1番はきみだった」 「どうしてオレなんです?」 「あの人の推薦を受けたトレーナーだ。同じ師を持つ者にとって気になるのは当然のことさ」
1 20/11/14(土)23:23:33 No.746208560
「確かにあんたはオレの兄弟子だったな…。よし、色々納得がいったことだしそろそろバトルをはじめようぜ。あんまり長々とおしゃべりしてると観客が帰っちまう」 「そうだな…いいかい?彼ら観客は俺ときみのどちらかが負けることを願う残酷な人々でもある!」 ダンデがスタジアムを見渡しマントと一緒に大きく手を広げる チャンピオンとしてのパフォーマンスなのかそれとも彼なりのルーティーンなのか徐々に彼の闘志が膨らんでいく 「そんな怖さをはねのけポケモントレーナーとしての全てを出し切って勝利をもぎ取るのがオレは好きで好きでたまらない!」 膨れ上がったダンデの闘志とそれを受け止めるユウリの闘志がぶつかり合い2人の視界の先がゆらゆらと揺らめく 最高の好敵手を前にお互いにボールを構えた 「さあチャンピオンタイムだ!」
2 20/11/14(土)23:24:08 No.746208771
「ちょっと待って!?」 「おい!モニターを 見ろよ!」 観客のボルテージも最高潮と思いきや中央の2人を他所にスタジアムは異様な雰囲気に包まれていた 「なんだあれ……?」 観客の視線の先のモニターに映っていたのは怪しげな施設に佇むローズ委員長の姿であった 『ヤッホー!ダンデくんにユウリくん。ガラルの未来を守るためブラックナイトを始めちゃうよ!』 ガラルの歴史に名を残す事件がその幕を開けたのだった
3 20/11/14(土)23:54:31 No.746219239
鉄拳制裁で事件解決を…
4 20/11/14(土)23:55:28 No.746219600
物語も終盤になってきたな
5 20/11/14(土)23:56:21 No.746219927
ダンデさんの試合前のパフォーマンスってかっこいいよね