ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
20/10/30(金)23:24:53 No.741747102
夜の営業もピークが過ぎて今はファイアローちゃんと共に閉店作業を進めていた。 すると一人来客があった。 「いらっしゃいませ……ってダンデ君か。もうすぐ閉店だけどそれでもいいかい?」 昔馴染みとは言え大切なお客様だ。 一応確認をとっておく。 「あぁ大丈夫だ。長居するつもりも無いからな」 ダンデ君も了承してくれた。 ファイアローちゃんに片付けを任せ、私はカウンターに入る。 「最近よく店に来てくれるけど何かあったのかい?」 ここ最近よくダンデ君が閉店前にやってくる。 リーグの委員長という事もあり忙しいのか、遅めの夕食となっている。 「まぁ色々とあってな。君にも伝えないといけないことも有るしな」 その言い方は少し気になったので深掘りしてみる。
1 20/10/30(金)23:25:35 [s] No.741747400
「色々って気になるね。まさかソニアさんにフラれたとか?」 「まさか、彼女とはそういう関係じゃないよ」 ダンデ君は否定する。 「そうかい?結構お似合いだと思うけどなぁ」 他人の恋愛話は楽しいから少し茶化す。 ファイアローちゃんも片付けをしながら聞き耳をたてている。 「ソニアも博士になって仕事がすごく楽しそうにしているから。オレが邪魔するわけにはいかないさ。それに──」 「それに?」 「あぁ、オレも自分の夢を叶えるために前に進んでいるからな!」 なるほどと関心する。 「ダンデ君は昔から変わらないね」 「そうかな?少しは大人になったつもりなんだがな」 そうして二人で笑った。
2 20/10/30(金)23:25:56 [s] No.741747511
食事を終えて少し談笑する。 店は閉店時間を過ぎているためファイアローちゃんは帰っていった。 さて、とダンデ君は切り出した。 「ご馳走さま、美味しかったよマスター」 席を立つ。 そしてダンデ君は改めてこっちを向いた。 「今日は君に伝えたいことが有って来たんだ」 これまで見たことの無い真面目な顔だ。 「言っとくけど店は移転しないからね」 と先に予防線をはっておく。 ハッとした後ダンデ君苦笑いしながら言った。 「いや、その話はもう忘れてくれて構わない。その代わりに別の頼みがあるんだ。」 改めて向き合う。
3 20/10/30(金)23:26:25 [s] No.741747730
「今オレはガラルの新しい大会を考えているんだ。そこに君も参加して貰えないだろうか。リーグの委員長としてお願いしたい」 とダンデ君は頭を下げてきた。 突然の事で頭が混乱している。 「オレの夢はガラルのトレーナーを強くすることだ。そしてホップや彼女達の競い合う姿を見て思った。より多くのトレーナー達と競い合うことで見せる世界が有るんじゃないかってな」 ダンデ君の話を聞く。 「だからどうかオレの夢を叶えるために力を貸してくれないか───ユウリ」 その目はすごく真っ直ぐで、綺麗だった。 「わかったよ。定休日になら参加してみようかな」 とすごくひねくれた返事をしてしまった。 「ありがとう」 ダンデ君はそう言うと帰っていった。 あぁ今日は少し暑いな……。
4 20/10/30(金)23:29:02 [s] No.741748701
ガラルスタートーナメントに参加して貰いたいダンデさんとマスターです この宇宙ではダンデ君がチャンピオンしてて誰も自分に勝てないからつまんね……ってなりかけてた所をマスターを見てようやく自分を倒してくれるかも!と思った矢先に途中でリタイアしてしまったので消化不良のままその年を過ごしていった後実は初恋だったかもねみたいなイメージで書いてます
5 20/10/30(金)23:30:08 [s] No.741749095
冠でダンソニキテなかったって思って書いてたらアニポケでダンソニキテるってなったので供養させて貰いました
6 20/10/30(金)23:31:42 No.741749687
夜のピロトークが過ぎてに見えた
7 20/10/30(金)23:38:35 No.741752105
ダンデさんもソニアさんも別の人と結婚しても良いと思うよ…… カードの方でもホプソニ投下されたし
8 20/10/30(金)23:41:58 No.741753314
それじゃあ飯炊きはなんのために飯を炊いて…
9 20/10/31(土)00:05:55 No.741761098
ダンデさんも自分くらい強い人とバトルを通して恋とかあるかもしれないよね