20/10/26(月)00:45:44 マサル... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1603640744886.png 20/10/26(月)00:45:44 No.740351096
マサルとダイマックスアドベンチャーしとる。 あたしたちが雪原に到着したときどっかの親子 がモメてて、一人でアドベンチャーに参加した 娘さんを父親さんが追った。危険なポケモンの 巣穴を一人で。腕利きのトレーナーでも単独は 危ないけん、早速あたしたちの出番になった。 自分のポケモンは使えないけん上手くやらんと…
1 20/10/26(月)00:46:01 No.740351197
なんとか最深部らしい場所で伝説のポケモン、スイクンを捕まえたけど 父親…ピオニーさんは見当たらない。すれ違ったかな…あれ、マサル? 「あれー? 友達と来てんの?」 マサルと一緒にいるのはピオニーって人の娘さんだった。 「あっ女の子じゃん! もしかしてもしかして付き合ってるとか?」 顔を見合わせるあたしとマサル。妙に鋭いのは女の子のカンかな。 「いいなーあたしなんてオヤジと一緒だし…えっ探してるの? あたし 見てないし迷って入り口戻ってるんじゃ…」 「かもしれないね。ポケモンたちも疲れてるし一度戻ろう」 「いいなー仕事してる感! 頼りになる彼氏いるのうらやまし…えっと 誰ちゃんだっけ?」 あたしはマリィ。こっちはマサル。 「アタシはシャクヤ! マリィとマサル…ってチャンピオン!?」 シャクヤの大声が空洞に響き渡った。
2 20/10/26(月)00:46:17 No.740351275
大急ぎで洞窟の入り口に戻るとピオニーさんがノビとった。 「チャンピオン! ご無事でしたか」 「すみません、この人の前では名前で呼んでください…頼まれたので」 さっきシャクヤからそうお願いされとる。理由はわからんけど… ピオニーさんが呻いて目を覚ます。マサルから伝言を聞くと悩みながら 色々考えとるみたい。 「しょうがねえ、可愛い娘が戻ってくるまで民宿で待ってるか! 頭も 痛えしな! ダーッハッハッハ!」 頭痛がする人が出せないような大声で笑いながら、ピオニーさんは外へ 駆け出してった…入れ違いにユウリが洞窟に入ってくる。 「マサ兄、マリィちゃん。ちょっとこっち来て…大変なことになってる」
3 20/10/26(月)00:46:33 No.740351383
「ユウ姉、大変なことって? 外はさっきと変わらないみたいだけど…」 「…まずはさっき捕まえたこの子を見て」 ユウリがボールを放って虹色のヒレを持つポケモンが飛び出した。 「この子はね、ホントはずっと昔に絶滅したはずのポケモンなの」 …え? でもこの洞窟に来る途中で何匹も見かけて… 「そう。普通にこの土地に生息してるみたい。誰かが化石から復元して バラまいてるって規模じゃないわ。群れも見かけたもの」 「それじゃ、雪原の調査対象って…」 「ううん、これはあくまで私の仕事。考古学者チームは化石ポケモンが なぜこの土地に現れたのかを調査します」 ユウリは胸を張って宣言する。少し頼もしく見えるね。
4 20/10/26(月)00:46:57 No.740351502
あたしたちは指令の通り、ダイ巣穴の外で目撃された伝説のポケモンの 調査をしないと。 「それとダイ巣穴の外にダイマックスポケモンが出たときの鎮圧だね」 そう。その戦力としてあたしとマサルとユウリがいる。 「気になることは多いけど、お互いの仕事を頑張りましょうか…っくし、 寒いし早く温まりたいわね…顔合わせも済んだみたいだし」 うん、村へ行こっか。雪のちらつく道を三人並んで歩いてく。 「あの騒がしい人も私たちと同じサバイバル服来てたわ、ねっ?」 ユウリが雪に足を取られて滑った。マサルも手を引かれて尻もちつく。 雪はしっかり踏みしめないといけんよ。二人とも大丈夫? 「平気…流石にマリィは慣れてるね」 スパイクタウンの冬も厳しいから。この辺りほどじゃないけど。
5 20/10/26(月)00:47:17 No.740351609
フリーズ村へ到着した。小さな村落で人も家もまばらな所だけど、村の 中は落ち着いとって少し暖かく感じる。出迎えてくれた村長さんに名物 (予定)のスウェットをもらった…部屋着にしよ。 ユウリとは滞在先が違っとる。学者たちのホームステイ先へ行くユウリ と手を振って別れて、あたしたちは民宿へ向かった。 「すみません、民宿の場所はどちらですか?」 「あらあら、若いのに二人で旅行? ご夫婦かしら、何もないけど楽し んでいってね」 「あの、違くて…」 …。 「あのー、民宿ってどちらに…」 「まあ、婚前旅行に来た夫婦ってあなたたち?」 「いや、その…」 噂になっとる…
6 20/10/26(月)00:47:43 No.740351752
「すいません! 民宿ってどこにありますか!」 「あら、ご夫婦で来たのってあなたたちだったのねぇ」 「いやだから──」 そうです、もうそういうことでいいです。民宿ってどこにありますか? 「お宿はね、向こうにあるわよ。何だかヘンな旗が立ってるけど…」 おばさんにお礼を言って、あたしとマサルは旗の立った小さな家へ歩く。 「誤解したままだったけどいいのかな…一応仕事に来たのに」 もうよかよ。マサルも困るわけじゃないよね。…ね? 「それはまあ、うん。マリィがいいなら」 あたしは…ちょっと嬉しかったよ。兄妹や友達じゃなくて、夫婦に見ら れて。 そっぽ向いてマサルの顔見れんけど、どちらともなく繋いだ手が暖かい。 民宿の前には確かにヘンな旗が立っとって、扉を開けて入ると── 「おう! お前らもここに泊まるのか? 奇遇だなあ!」 …騒がしいピオニーさんが暖房の前にいた。
7 <a href="mailto:s">20/10/26(月)00:50:09</a> [s] No.740352477
ストーリーを追いつつイチャイチャさせてみたい…
8 20/10/26(月)00:50:45 No.740352677
ついにこの夫婦も来たか…止まる場所どうするんだろう 男二人とソニアマリィ?
9 20/10/26(月)00:53:37 No.740353604
悪のヒリはマリィが…?
10 20/10/26(月)00:53:55 No.740353699
ゲーム上省略されてるかもしれないし 田舎とはいえ民宿だから三部屋くらいあるはず…
11 20/10/26(月)00:55:06 No.740354054
そういやあの丸首スウェットにはなんとなくでんせつっぽさをかんじた
12 20/10/26(月)00:56:44 No.740354590
いいだろ…?村の名物だぜ…?
13 20/10/26(月)00:57:47 No.740354929
若い男女が二人っきりで一軒借りるなんでこれはもうセックスペコーーーッ!
14 20/10/26(月)00:59:31 No.740355433
実際ストーリー終わると民宿空になるからしっぽりできるとこもらっちゃったな…ってなるよね
15 20/10/26(月)01:04:15 No.740356625
>悪のヒリはマリィが…? ダークボールも似合うしな…