虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    20/10/21(水)21:39:24 No.738982625

    「プレゼントって、服?」 そう、ボクが仕立てたんです。 手先は器用なものですから。 「ふーん……、ちょっと着てみてもいい?」 ええ、どうぞ試着してみてください。 「……これ、マグマ団のときのユニフォームだね」 可能な限り再現してみたんです。 頭頂部のホルダーとかロゴは無くしてますけど。 「へえー、大した腕前だ。教えた覚えはないのに、なんで寸法ぴったりなんだろうね?」 ハハハ。 それは、まあほら、企業秘密ということで。 「……別に想像はつくからいいけどさ。それにここのスリット、元より切り込み深くなってないか。見かけによらずスケベだな、お前」 そこはオリジナルと一緒ですよ! 人を変態扱いしないでください。

    1 20/10/21(水)21:39:36 No.738982707

    「で、なんでいまさらこれを?またあそこに戻れって?」 そうじゃありません。今の落ち着いたあなたも素敵です。 ただ、やっぱりボクにとってあの頃の暴虐武人に振る舞ってたカガリさんが一番活き活きしていたから、もう一度見てみたいなと思って。 「ありがとよ、手始めにまずお前を火ダルマにしてやろうかね」 うわあ、その乱暴な言葉遣い懐かしいなあ。 「……なんか調子狂うな」 でも、ボクは自分の感性に自信を持ってますから。 きっとあなたに似合うと思う。 「……そうだね。じゃあお言葉に甘えていただくとするよ」 よかった。気に入ってくれたみたいで。 「ただし、普段着にはしないからな。これは特別な時に着るとしようか」 特別な時……ってどんな時ですか? 「特別な時は特別な時さ。お前が絶対に喜んでくれるような、そんなタイミングでね」 はあ。